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2006.04.02

【叡山】出町柳駅の今昔

このコーナーは、鉄道雑誌の記事などで有名な「奥野利夫」氏が撮影された、昭和20~30年代の京都近辺の鉄道写真と、私の撮影した最近の画像により、京都の鉄道の今昔を楽しんでもらおうという企画です。
いつもお世話になっています、やぶおさんのHP「寝台券は売れ切れ満席」の掲示板とのコラボレーションでお届けします。画像管理者の方の許可が得られましたので、改めて新旧並列のUpdate版を掲載します。
まずは、地元「京福電鉄(叡山電車)」の今昔から・・・・・

Demachi01

出町柳駅に進入する、デナ1型2連。昭和39年撮影

昭和39年の撮影になっていますが、まさにこの年の秋に、この電車はデナ500型と置き換えに廃車になりました。最晩年の貴重な写真です。奥野氏も無くなるのを意識されて写されたかもしれません。
私は当時、幼稚園の大きい組で、宝ヶ池公園に行った帰りに乗った電車が、この1型だったようなかすかな記憶があります。 

「昔」の写真を見て思うのは、駅の立て看板の多さです。当時はいまほどマスコミも発達しておらず、多くの人が行き交う駅の交通広告は格好の宣伝媒体だったのでしょう。「雄琴温泉」や「皆生温泉」の旅館の看板まで見えます。

(C)奥野利夫/画像管理者の掲載許可済/無断転載を禁ず。

Demachi02
出町柳駅の「今」です。線路配置などはほとんど変わっていないようにみえます。写真には写っていませんが、一番線(左の線路)は、京阪鴨東線が地下鉄で乗り入れてきたときに、すこし後退させられ、有効長が1両のみの短いホームに切り詰められています。
2006年3月25日撮影
次は、元田中-茶山の画像です。

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コメント

なかっちょさまこんばんは。
当方の掲示板にも細かな解説ありがとうございます。
奥野利夫氏も意識して友禅染の工房が写るように工夫して撮影されたのですね。
改めて大先輩の奥の深さに感服致しました。

今度奥野利夫氏の写真を活用されての新企画を計画中とのことですが、是非嵐電や京阪の今昔等もやっていただけると有り難く思います。

公開超期待してまっております。
なかっちょさまの情景描写のファンでございます。

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