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2006.07.09

【トロバス】西大路四条付近の今昔

今回は、トロリーバスの西大路四条付近の今昔をお届けします。鉄道雑誌の記事などで有名な「奥野利夫」氏が撮影された、昭和20~30年代の京都近辺の鉄道写真と、私の撮影した最近の画像により、京都の鉄道の今昔を対比しています。
やぶおさんのHP「寝台券は売れ切れ満席」の掲示板との共同企画になっていまして、掲示版の約一ヶ月後に私のブログで、Update版をお届けしています。
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画像管理者の掲載許可済。無断転載を禁ず。(C)奥野利夫
元投稿には、やぶおさんの『第十回の今夜は昭和30年の写真です。今回はトロリーバスを取り上げてみました。京都にトロリーバスが存在していたのを,奥野氏の写真で初めて知りました。トロリーバスの後ろにはバイクに乗ったあんちゃんの姿も見えます。写真左にのリヤカーに積み込まれているのは,まさか肥桶?鉄道線の踏切らしく,横断注意の標識も見えます。』というコメントが付いています。

この写真の撮影場所は京福電車の西院駅前。トロバスの走る四条通を横断するのは、京福嵐山線です。写真の右手が駅のホーム、左手が車庫になります。クロス標識の後ろに立っている木造の建物は、信号扱所です。少し前までは、国鉄・私鉄を問わず、主要駅にはこのような信号所が立っていて、人力で信号やポイントを切り替えていたものですね。

トロバスの思い出ですが、この電車とバスの合体した乗り物は、昭和44年の秋に、京都市街から姿を消しました。わたしも一度だけは乗った記憶があります。が、肝心の乗り心地や車内外の様子は、まったく記憶に残っていません。終点の松尾橋から桂川を渡ると阪急の松尾駅があって、流線型の200系が走っていたのを見たのは覚えていますが。
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今の写真は、奥野氏の位置から向かい側に渡って、夜の西院駅を写しています。奥野氏のバイクのお兄ちゃんを気取って、踏切待ちのバイクのライトに照らされた嵐電をイメージしてみました。この付近は、商店街で夜でも煌々と明かりが点り、車がひっきりなしに走っていきます。地下には阪急の西院駅があります。京都初の地下鉄道として開設された駅は、巨大なH鋼がトンネルを支え、昭和初期の雰囲気を今に伝えています。
ちなみに、この付近のバス停は「西大路四条」、嵐電は「西院(さい)」、阪急は「西院(さいいん)」と少しづつ表記が違います。
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「トロバス廃止記念乗車券」と京カードです。記念乗車券には、「トロリーバス(日本最初)」の文字が券面に躍っていますが、私の読んだ「日本のトロリーバス」(吉川文夫著)という本では、阪急雲雀丘花屋敷駅前と花やしきを結ぶ路線が日本初の無軌道電車と書いてあったような気がするのですが???
このイラストの原画は「京都市電物語」(京都新聞社刊)で見たことがありますが、トロバスの開業を見物するひとを四条大宮で写したものです。バックの赤茶色の屋根の建物は阪急大宮駅(当時は新京阪京都駅)です。
都カードの写真も、西大路四条と思われますが、今もこの位置にバス停があり、お寺の白壁もこのまま残っています。

このあと管理人さんより
「廃止時のトロバスの色はやはり下がマルーンで、上がクリームだったのでしょうか?」
との質問がありまして調べたところ、京都市交通局の公式サイトに「市電保存館」なるページがありまして、そこの挿絵によれば、上半分がクリーム、下半分が緑の市電とほぼ同じ塗装だったようです。

次回は、「京阪丹波橋駅の今昔」をお送りします。

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