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2008.02.24

西国街道山崎宿(1)

山崎のサントリーカーブにJRの撮影にいった行き帰りに、お約束の旧街道散歩もしてきました。
(写真をクリックすると少し拡大します)

ここは、かつては山城国と摂津国の国境に当たり、宿駅が置かれました。いまでも、駅前広場の北側が京都府大山崎町、南側が大阪府島本町に別れ、駅の構内をはじめ、お隣、お向かいが別の府町という街中の国境です。

駅前には、国宝の茶室「待庵」が残っています。今は淀の競馬場行きのバスの待合所になって、排気ガスまみれなのが残念です。こんな駅前でお茶会を開いても、わびさびの境地に至れるのか、素人ながら心配になります(笑)
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駅前の西国街道沿いに有名な「離宮八幡宮」があります。嵯峨天皇の河陽離宮の跡とされ、中世の「油座」で今でいう独占販売で大いに栄えたと歴史の教科書に載ってますね。
この日の撮影でよい写真が撮れたお礼と、今後の趣味活動の発展をお祈りしてきました。
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この八幡様の北門は京都府ですが、南門を出て、角をひとつ回るともう大阪府です。門前の小川が府境です。大阪府側に入るとすぐに、「関大明神」があります。ここがかつての山崎の関の跡とされています。詳しくは下の案内板を読んでください。
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(続く)

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コメント

なかっちょ様,おはよう御座います。
山崎街道とも呼ばれる西国街道は,江戸時代は本街道である
大阪を通るよりも距離が短いので,西国諸大名の参勤交代の
道として多く利用されていたそうですね。
今は宿場の賑わいは消えましたが,名残りはありますね。
さて,山崎と言えば羽柴軍と明智軍の激突の場所。
電車以外でも見所の多い場所ですね。

>> 電車以外でも見所の多い場所ですね。
そうなんですよ。
仮にここが「鉄」全然関係ない街でもたぶん噂を聞いて訪ねたと思いますね。

この日も、天王山の美術館や山崎聖天も見て回ろうかとも思ったのですが、さすがに3時間もたちっぱなしで疲れたので、山登りはあきらめて帰ってきました。

また大山崎町と島本町の歴史資料館は、「鉄」のフィーバーが収まった頃に再訪するつもりです。

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