« デジタル一眼一周年 | トップページ | 中途半端な一日(^^ゞ »

2008.05.24

源氏物語織物絵巻

相国寺内の承天閣美術館で開かれている「源氏物語織物絵巻」展を見に行ってきました。
この展示会は、西陣織職人の第一人者であられた故・山口伊太郎氏とその工房スタッフが37年という歳月を掛けて仕上げられた、壮大な遺作展です。

作品は、国宝の「藤原隆能筆源氏物語絵巻四巻」を織物によって再現したものですが、模写やデザインといった範疇を超えて、ひとつの美術品になっています。
原作では失われたり色あせたりしているところも、極彩色で表現され、また非常に細かい部分まで織り上げられています。

解説を読むと、何度も糸を染め直し、試し織りをやり、納得のいくまで作り直されたそうです。十二単の重ねの美しさや薄物を通して中の着物の柄が透けて見えるなど、よく一枚の織物でここまで表現されたと感心してしまいます。

7月上旬まで開催されていますので、源氏絵に興味のある方はぜひご覧になることをお勧めします。
詳しくは→美術館のHP
*

Genji04
pinboke_entry

« デジタル一眼一周年 | トップページ | 中途半端な一日(^^ゞ »

コメント

 職人さんのこだわりは、尋常なものじゃないんでしょうね。情熱そのもの、なのかも知れませんね。
 美術系統には点で疎いので、コメントもこのくらいにしておきます^^;

こんにちは。
聞くところによると、一巻に豪邸一軒が建つくらいの経費がかかっているそうです。
しかも、取り掛かられたときはすでに70歳で、完成まぢかにして105歳で天寿をまっとうされました。
世の中には、まだまだすごいひとが居られるものだと感心してしまいます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 源氏物語織物絵巻:

« デジタル一眼一周年 | トップページ | 中途半端な一日(^^ゞ »

フォト
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ