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2008.07.29

奈良を散策してきました(1)

奈良写真美術館の鉄道史写真展を見物がてら久しぶりに奈良公園を散策してきました。家族は、「暑いので行かない。」というので、きままなひとり散歩です。
近鉄奈良駅から市内バスで、美術館の最寄り停留所まで行きました。ここは奈良公園の外れで、飛火野の芝生と春日山原生林から続く雑木林が奈良らしい風景を作っています。道路わきの土塀は剥げ落ち(笑)、古都らしい落ち着いた民家が並んでいます。
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Nara2008summer01
その中を、レトロバスがやってきました。奈良駅前から乗ろうか撮ろうかと迷ったのですが、発車時刻まで間があったので、一本前のバスで目的地へ行って、撮影ポイントを探す事にしました。おかげで、奈良らしい背景で車にも邪魔されることなく撮影できました。「鹿の飛び出し注意」の標識もローカルですね(笑)

振り返ってもう一枚撮った写真を拡大してみるとなんと「奈良200あ・・・1」番のナンバープレートで女性ドライバーさんの運転でした。バス会社の意気込みが感じられるというものです。
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Nara2008summer02

バス停から新薬師寺方面に向かって坂を上っていきます。さすがにこの暑い中をここまでやってくるひとは少なくて、ほとんど観光客らしい人とはすれ違いません。土産物屋や喫茶店も閉まっているところが多いです。
志賀直哉の旧宅前付近では、美術サークルのグループが写生中でした。私も立ち止まって風景を見てみましたが、さすがに「絵になる。」と感じる場面でした。ただ下手にカメラをだしてバシャバシャやっても迷惑そうなので、そのまま通り過ぎました(笑)
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Kippu01
ぶらぶら歩くこと15分ほどで、美術館に到着しました。会場の入り口には古レールが展示され、鉄道展らしい雰囲気を出しています。
この展覧会のレポートは前日の日記を見てください。

鉄道展に続いて、入江泰吉先生の作品展を見て回りました。今まで写真集やポスターでいくらかは作品にふれてますが、大きく引き伸ばしたパネル写真を見るのは初めてです。すこしソフトフォーカス気味に写された若草山の小道の作品などは、写真というより印象派の絵画のような雰囲気です。

写真集に書かれた、「写真は待つ芸術、シャッターチャンスを待つ忍耐こそ、傑作をモノにする道。そしてチャンスを感じたらすばやくシャッターを押す。この直感力も上達への道。」というアドバイスを常に実践されていたからこそ、このような作品が生み出せたのでしょう。また、「先生は、納得のいくシチュエーションになるまで、三脚にカメラを乗せて何時間でも粘っておられた。」というお弟子さんの回想録を読んだこともあります。

ジャンルは違えど、「一応、カメラが趣味です。」という身にしては、せっかくアングルを決めても、手持ちと気移りする性格で、本番は中途半端な構図しか出来ず(^^♪ いつもよそ見してせっかくのシャッターチャンスを潰し(^.^) これで十分と言いながら心の中では納得感がないまま引き上げ(^^)v そのくせ「ピンぼけ写真館」などとふざけたネーミングで読者を煙に巻いている(^^ゞ へぼカメラマンには一生掛かっても取れない作品ばかりです。

いただいてきたアルバムをじっくり観賞させてもらって、せめて先生の作品の十分の一くらいの写真が撮れるように精進したいです。

(と、いつもプロの写真展を見に行ってはこんな事を書いてますが、ちょっとは、マシになったように思われますか?)

(続く)
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pinboke_entry

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コメント

こんばんは.
>>「先生は、納得のいくシチュエーションになるまで、三脚にカメラを乗せて何時間でも粘っておられた。」

それを否定する気は毛頭ありませんし,すごいことだと思います.

でも,作られたものでも待っていたものでもなく「いまここにある一瞬」を肩肘張らずホイっと切り抜いたのが本当の意味での「写真」じゃないかなぁ,と思っています.

こうなってくるとほとんどその人の哲学なのでなんとも結論なんて出ませんけどね.

ただ,「写真はウソをつくで」という私の恩師(写真が趣味で修学院離宮の隣にお住まいです)の言葉は一つ真実を表していると思います.

 本当の写真、と言うのを求めるのはまさに哲学ですよね。三脚を据えてじっくりと言うのも方法論としてはありなのでしょうが、最も身近な写真家を見る限り、手持ちであっても何ら作品性に影響は無いと思います。
 とは言え、時間と体力をつぎ込めない我々は、自分自身如何に楽しむか、に主眼を置くしかないですよね。気軽に撮る写真も”本当の写真”のひとつには間違いないのですから^^。

ギヤジローさん、りばてぃさん、こんにちは。

もちろん私も、本気でプロカメラマンの「哲学」を実践しようとは思ってませんし、もとより無理なのはわかってます

ただ、シャッターを押すときに、ちらっと考えてみるのも良いのかも・・・・

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