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2008.09.07

【本】廃電車レクイエム 丸田祥三著

「棄景」(きけい)というテーマで作品を発表されている丸田祥三氏の写真集を本屋の鉄道書籍コーナーで見つけて買ってきました。

Photo 実は、丸田氏の作品は雑誌などですこし目にしただけで存じ上げなかったのですが、題名にまず引かれて手に取り、さわりを立ち読みしてこれは「すごい」と感じ買い求めました。

さらにすごいのは、この作品が大人になってから写されたのではなく、「8歳から17歳くらいまでの間(昭和48年から昭和57年ごろ)に写した」(ご本人のブログより)ということです。

この頃はたしかに、公園にも学校にも市電の廃車体がたくさん残っていましたが、私にはそれが被写体には見えず、ほとんど写さないうちに朽ち果ててしまいました。

本の中には撮影時のエピソードとして、廃車体に対する当時の世相が語られていますが、撮影した記憶の無い私には、この体験談もおおげさですが、衝撃的でした。

電車をテーマにしていますが、この本は趣味の本ではなく、社会派のルポルタージュのように私には思えます。
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コメント

 もの凄く惹かれるタイトルです^^。
 でも少年期に興味を持つと言うのは只者ではないですね^^;)私でさえも新車にワクワクしていたほうですから。

興味が出できたので、また図書館で丸田氏の本を探して読んでみました。「鉄道廃墟-棄景1971~」という本です。
こちらはもっとインパクトがあります。途中で読むのを止めようかと思ったくらいです。
もしこの本を先に読んでいたら、今の本は買わなかったかも・・・・・・・

 棄景・・・の方は、芸術写真の域ですよね。衝撃と言うか、重いものがドスンと頭に入ってくる感じでしょう。
 このブログを読んで早速本屋で買ってきました。高度成長~バブルに至るまで、放置された車両群はどこかしこにあったようですね。
 そういう中、先日見てきた福島の小学校の電車を見つけて妙にホッとしました。朽ち果てることなく大事にされている車もあるんのだと言うことを。

>> 棄景・・・の方は、芸術写真の域ですよね。

そうですね。どうすればこのような写真が撮れるのか、ノーてんきなわたしには理解できません。
そこが、プロとアマチュアの違いなんでしょうけれど。

>> 朽ち果てることなく大事にされている車もあるんのだと言うことを。

残念ながら京都市電の方は、10年程前に、突然嵐のように公園の整備が行われ、ほとんど解体されたようです。

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