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2008.10.06

【京阪】今日の1900系特急色

今日の帰宅時は、会社を出るのがちょっと遅れて、北浜~京橋間だけの乗車でしたが、元1810系の1922号車を選んで乗ってみました。
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両端が片開き、中央が両開きの扉が、元1810系編入車の特徴です。
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これが、ギヤジローさんのコメントにある、網棚の飾りでしょうか。昔の電車は、よく金具などにもちょっとしたデザインを凝らしていて、今の機能一点張りの電車とは一味違います。
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閉まるときも、両開きと片開きではタイムラグがあるようです。
それにしても、この板金のゆがみひとつない艶やかなボディといい、飾り金具といい、よくぞ、50年間も使用されてきたものです。工場の保守担当者の方の努力がうかがえます。
利用者を代表して、お礼を申し上げます<m(__)m>
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コメント

こんばんは.

>>網棚
その通りです.
飾りだと思って見ていましたが,よく見てみると必要な強度を維持しつつ肉抜きをしているだけのようにも見えますね.

50年間も本体を維持する苦労もさることながら,近年は(特に世間の電機製品がインバーター化されたころから?)保守部品を確保することそのものにも苦労があったと思います.(うちの会社は保守部品を供給している側ですが,昔の製品の再生産は嫌だとか[でも定期的に交換する部品ゆえ生産せざるをえない])

「あ~,この電車くたびれてるな.ボロボロだしもう捨てよ」ではなしに,50年間毎日(誇りを持って?)社員の方が保守して来たことに敬服します.

50年間大きな事故もなくやってこられて,関係者一同感無量ではないでしょうか.(それはうちの会社の関係者も同じでしょうが)

新車を作ってなかったわけではないのに、古い車を残していた・・・会社の考え方ひとつなのでしょうが、ご苦労様とねぎらいたい気持ちが出てきますよね^^。
わが池上線も昭和36年製の銘版を見るたびに、ご苦労様と言う気持ちになります。人間ならまだまだ現役なのですがね^^;)

川の向こうの阪急京都線でも廃車が進んでいるものの、第一回ローレル賞受賞車両で40年選手ながらまだまだ綺麗な2300系が居ますが、古いからと言って手入れしないでほったからかしにしないでちゃんと手入れして何時までも美しさを保っているのには本当に感服させられますね・・・。

私からも保守されてきた工場の皆様にも、1900系にも52年の長い間本当にご苦労様でした・・・。m(_ _)m

古いものを大事に使うのは、電車に限らず関西の伝統なのでしょうね。

私の高校時代(1970年代中半)の鉄道雑誌にも、近鉄や京阪の木造車の晩年の姿として「この美しさを昭和30年代まで保てたのは、やはり工場の保守技術の高さによるものだろう。」との一文が乗っています。
たしか記事の投稿者は高橋弘さんだったと思います。

月日は流れても鉄道ファンの感ずるところは同じですね。

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