源氏物語千年紀のフィーバーに惑わされて(笑) 、9月に文庫本ですが、瀬戸内寂聴さんの現代語訳「源氏物語」全10巻そろいと、解説書の「源氏物語の女性たち」「歩く源氏物語」を古本屋で買ってしまいました。
この大河小説のあらすじくらいは、わたしも知ってますし、さわりは中学・高校の国語の教科書にも出てきますが、通して読んだことはありません。
ただ、ものすごい分量ですから、桐壺・箒木・空蝉・・・・と読んで言ったのでは、一生かかっても宇治には到着しそうもありません(^^ゞ
そこで、寂聴さんに習って、「教科書じゃないんだから、最初から読む必要は無い。短編小説集と考えて面白いところから読んでいけば良い。」と言い訳をつけてぼちぼちと読んでいます。
まずは、文章になれるために光源氏なきあとのゆかりの人々の消息を伝えて、「宇治十帖」につないでいく、第7巻の後半から読み始め、やっと第9巻の宇治十帖の半分位まで読んできました。
最初は、現代語訳とはいえ、古典独特の言い回しに慣れなくて、小説を楽しんでいるというより、教科書の復習をしている感じでした。それでも薫と匂宮と宇治の姫君姉妹との恋のやり取りを読んでいく内に、だんだん面白くなってきて、すらすらと読み続けられるようになっていてます。
宇治十帖が終わったら、つぎに「若紫」とか「須磨・明石」とか「玉鬘」とかを読んで、続いて「源氏はここだけを読めば良い。」といわれる「若菜の巻」、そして慣れてきたら、もういちど通しで読んでみるつもりです。
月2冊平均で、1年間の中期経営計画でいきましょうか(^^♪ * |
|
|
 |
« クリスマスイルミネーション |
トップページ
| 【京阪】さよなら1900系 臨時特急で最後の力走 »
« クリスマスイルミネーション |
トップページ
| 【京阪】さよなら1900系 臨時特急で最後の力走 »
装丁が鮮やかですね^^。
古文漢文の世界は中学時代から苦手で避けて通っています・・・昨今TVでは常識を問うクイズが多く、子供に色々聞かれますが、歴史、政経、英語と不得意分野が多いことに改めて気付かされ、凹み気味です。
投稿: りばてぃ | 2008.12.20 08:14
こんばんは。
源氏物語千年紀で明け暮れた平成20年もようやく終わりが近づいてきましたね。
たしかに、テレビではクイズ番組が大流行ですね。うちの子もどこで仕入れてきたのか、「知ってる?知ってる?」と聞きまくってきます。小3にもなるとあまり間違ったことも言えないし困ってしまうことがありますね(^^♪
投稿: なかっちょ | 2008.12.20 19:30