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2009.02.13

【本】カラーブックス 円空仏 長谷川公茂著

秋の夜長より、冬の引き籠りの日々(笑) の方が読書には向いているようで、色々と読んでいます。

その中から気に入った何冊かを紹介します。今日は、長谷川公茂著の「カラーブックス 円空仏」を。

Enkuu_butu 鉈彫りの仏像で有名な円空仏ですが、じつはほとんど知らなくて、実際に信仰の対象としてお祭してあるのを拝んだ機会は一度も無いと思います。
また円空上人の生涯もまったく知らなくて、美濃国の生まれで、北海道(当時の蝦夷地)まで出かけて仏像を作られたとか、生涯に12万体の作仏の大願をたてて、30年近く掛かって成就されたとか、最後は入定即身成仏されたとか、ちょっと表現はおかしいですが、型破りの人生を送られたこともこの本で初めてしりました。

本の中の円空仏の現存状態をみると当然中京地区(岐阜県・愛知県)が多く、西日本にはほとんどありません。ただ大峯山から熊野山中で修行されたようで、吉野には何体かあるようです。京都にも2体現存とされてますが、博物館か個人蔵で信仰の対象ではなさそうです。

さて、はじめてじっくりと鑑賞させていただいた円空仏さまですが、写真で見ても鉈彫りの荒々しさ粗雑さのなかに、上人の信仰にかける情熱が伝わってきます。また変な言い回しですが、「ヘタうま」なのです。

最近は、岐阜や名古屋方面によく電車乗りに行くのですが、その途中の駅の案内に「千体仏」とか「鉈仏さま」とかが書かれているのですが、そのときは仏縁が無いのか(笑) 「円空仏」さまのことと気が付かなくて、いままで拝ませていただく機会がありませんでした。また春になれば中川区の「荒子観音」や千種区の「鉈薬師」や岐阜羽島付近の「円空仏記念館」などを尋ねてみたいです。
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コメント

私も、円空には少し興味があったのですが、機会があれば見るだけで調べてみることはありませんでした。当然かもしれませんが、京都にも仏像が残されているのですね。私も拝ませて頂きたいです。

 仏像の知識はまったくないのですが、カラーブックスという懐かしい響きに惹かれてしまいました^^。
 日本の私鉄シリーズでは改訂版が出るたびに買い揃えていました。

>> Eさんへ

京阪神から一番近くて拝みやすいところは、三井寺境内の7体でそうです。本の著者の長谷川さんご自身が三井寺境内を探し回って発見されたそうです。車なら30分で大津に行けるので、ちかく拝見してこようと思います。

>> りばてぃさんへ

こんにちは。カラーブックスの鉄道シリーズは「新幹線」や「日本の鉄道」から始めて私もたくさん集めました。70年代半ばで280から350円くらいで、マンガや文庫本に比べて高かったので、なかなか買い集められませんでした(^^ゞ
保育社が経営危機になったときは「カラーブックスも終わりかorz_」と思いましたがなんとか立ち直って、新刊も出だしているようですね。カラーブックスも新シリーズの刊行が待たれます。

荒子は父の母方の出身地で子供のころからの庭でした。ワルガキの頃には境内で端っこで仲間とタバコをすったり、並んで除夜の鐘を撞いたりしていました。門前町はさびれてしまいましたが、円空仏のほかに前田利家の出生地跡、小学生の頃に廃線になってしまいましたが、今もはっきり辿ることのできる市電一色線の跡など面白いところが残っています。今月始めにネット検索したところ来年の名古屋の恵方は荒子観音で盛大に豆まきが行われ出店も沢山出ますので来年の節分には久しぶりに荒子観音へお参りしたいと思っています。名古屋で時間が合えばご案内します。

上の文章名前を入れるのを忘れました。

千日回峰行の事を教えて頂きありがとうございます。

なかっちょ様が大阿闍梨様に思えてきました。(笑)

円空,聞いた事は有りますが、よく分かりません。

>> 亜熱帯気候さんへ

荒子付近は、亜熱帯気候さんの「庭」だったんですね。
前田利家公というば、秀吉の五大老にして、加賀百万石の開祖として有名ですが、この方の出身地も荒子なのですか。
名古屋市電の下之一色線は、市電らしくない郊外電車の風情で、市電初のワンマンカーが走った路線としても有名でしたね。わたしも中学生の頃に買った路面電車の写真集で始めてしりましたが、すでに廃止された後でした。
この路線が荒子付近を走っていたのですね。機会があればぜひ名古屋城下をご案内ください。

>> Su Io さんへ
どういたしまして。
円空仏は、新潟のお寺には一体も見つかっていないようです。

CBCラジオで先週、鉈薬師を取り上げていましたが、その存在さえも知りませんでした。

>亜熱帯気候さん
荒子観音のお育ちでしたか。尾頭橋-長良橋-荒子まではバスもあり、下之一色までは線路の跡もたどれますが、高畑まで地下鉄が伸び、区画整理で市電が走っていたころの面影は想像もつきませんね。と数年前あおなみ線に乗ったとき思いました。

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