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2010.06.09

【叡電】「ゆる鉄」を体験(^^)v 三宅八幡駅付近

ゆる鉄の定義が「ローカル線などの、のんびりしたゆるい雰囲気を写した鉄道写真」とするならば、今の叡電では三宅八幡駅の前後が一番適しているかもしれません。

もともと、三宅八幡の参詣駅として栄え、いまも赤く塗られた駅舎と駅前の鯖街道(旧大原街道)の旧家との取り合わせは、カメラマンを引き付けてます。

ただ、「きらら」や「こもれび」といった看板電車が定期では入線しないのが、ちょっと残念ですが、逆に車両に変化のない分、背景やアングルで、いろいろいと工夫し甲斐があるというものです。
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この三宅八幡3号踏切も、高野川越しに、比叡山を望んでと、多くの名作の作られているところですが、はじめて踏切のみを意識して写してみました。
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ここは、三宅八幡2号踏切です。民家の生垣にツツジのピンクの花が咲いてました。本当は、電車が飛び出したところを撮りたかったのですが、なんどチャレンジしてもタイミングがあわず(^^ゞ 花だけの絵になりました。

道草しながら、やっと駅に着きました。春先にサクラを写しに2週連続で通いましたが、今は初夏の日差しが照りつけてます。

ちょうど、電車見物の親子連れがおられたのでカメラを向けてたら、写す前にホームから降りてきてしまいました(^^ゞ ガッカリして、次の被写体を探していると、男の子が不思議そうな目で見ます。大きなカメラとバッグが珍しいのでしょう。

「おっちゃん、なにしてはんの?」と、目顔でお母さんに聞きます。
「でんしゃのしゃしん、とったはんの。じゃましたらあかんえ。」とおかあさん。 そのとき、警報機が鳴って、電車が近づいてきました。
坊やは、お母さんの手を振り切って、ホームに駆け上がります。
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電車が発車すると、「でんしゃバイバイバ~イ。」と、見えなくなるまで手を振っておりました。
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駅の南側には、ツユクサが咲いてました。ここ数日の晴天続きでちょっとグッタリ気味(笑)ですが、いかにも初夏らしい雰囲気です。

「このツユクサとからめて、またドラマを撮りたいなぁ。」と思っていると、
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こんなシリアスな(^^) 写真が撮れました。

三宅八幡駅には、いつもドラマがあります。

(続く)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

写真が格段に魅力的になったのは、やはり人物を入れるようになったからでしょうか。意識を少し変えてみるだけで、写真って変わるんですね^^。

偶然ではなく、意識してひとを写すのは難しいですね。最近は特に肖像権などの問題があって、気楽には撮れませんから

あすも、人物撮影の練習作品をもう少しアップしようと思ってます。

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