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2010.08.05

平城遷都1300年祭に行ってきました。(その2)

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やっと、大極殿に到着しました。さすがに復元に百数十億円も掛けただけあって、壮麗な建物です。 写真は、回廊の欄干に取り付けられた宝珠です。紅玉(ルビー)をイメージしたのでしょうか? 他にも、青・黄・白などの珠が並んでいます。
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内部は、展示室になっていて無料で見学できます。天皇の玉座の高御座が復元されています。これも伝統工芸の粋を集めて作られた立派な美術品です。金色に輝く鳳凰や天井の蓮華文なども天平文化を今に再現してくれています。
京都御所や各地の寺社にのこる文化財は、長い年月を経て、汚れたりくすんだりして、「大昔の貴族や僧侶はこんな古臭いものを使っていたのか。」と思い勝ちですが、作られた当初はとうぜんピカピカで、見るもの聞くものを圧倒していたことがよく解ります。

「こんな古いものを作り直すのに何億もの税金を使って。」という論調もありますが、私は、「日本の誇る古文化を、(完全に正確とは言えないまでも)現代に甦らせてさらに次の世代に伝えていくことは意義のあること。」と、考えたいです。 
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屋根の端にそびえる「鴟尾」です。大人の背丈くらいの大きさがあります。これも金メッキがされて、遠くからでも光輝いています。奈良の大仏さまも、最初は全身金箔に覆われていたといいますから、今の感覚でいえば、建物全体がガラスとアルミサッシで作られたクリスタルビルを見るような雰囲気だったんでしょうね。
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次は、平城京なりきり体験館と遺構展示館に回りました。なりきり館では、天平の宮廷人の服装をしたり、平城宮の役人の仕事ぶりを体験したり、遺跡の発掘作業を楽しんだり出来ます。
一番面白そうな「擬似発掘」をやってみました。遺跡に見立てた砂場に、プラスチック製の遺物が埋めてあるのをスコップで掘り出します。写真のように木簡、瓦、土器、文具などが出土(?)します。子供向きのイベントですが、付き添いのお父さんお母さんも楽しそうに土いじりしてました。
最後に、遺物を使って、当時の使われ方や生活の様子を子供にもわかるように説明してくれます。みんな1300年の昔にタイムスリップして興味津々で聞き入ってました。
大人向きの本物の遺跡発掘の体験もあるそうなので、都合が付けば一度やってみたいところです。
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「発掘を体験したら、本物の遺跡や復元された建物を見てください。」という案内で隣の遺構展示館と復元された宮内省の建物を見て回ります。掘立柱跡や礎石、敷石が当時のまま土の中から掘り出されています。木簡の文字を読んだり、「当時の役所では、土間に机を置いて事務を執っていたらしい。」という説明を読むと、当時の下級官吏の生活が現代の安サラリーマン事情とあまり変わらなくて、身につまされてしまいます(笑)

昼を過ぎたので、西大寺駅前で食事して、奈良公園へ移動しました。
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

再建して30年近くたちましたが、薬師寺の西塔、まだ色合いが鮮やかすぎて、他と釣り合いがとれません。

1300年前は、今と同じ色合いだったのでしょうが。

薬師寺の西塔が再建されてもう30年も経つのですか、まえ1300年の時間の経過からいえば、ほんの一刻なんですけどね。

西の京は、涼しくなった頃にまた行くつもりです。

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