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2010.09.14

【本】「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか 小池滋 著

136151坊ちゃんの読後の感想に、「東京へ帰った坊ちゃんは、街鉄(今の東京都交通局の前身)の技手になるのですね。教師から技師への変身はどんな訳があったのでしょう?気になりますね。」
と、書いたら、やはり同じような疑問を持つ人は多いと見えて、その名も
「「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか」という本を、このブログの常連さんに教えていただきまして読んでみました。

著者の小池滋先生は、漱石と同じ英文学者にして、大の鉄道ファンとしても知られています。当然、「鉄」の目と、「教師」の目の両方で、当時の世相から、「なぜ?」の理由を推測されています。

一ヶ所、先生の推論に同調できない部分がある(^^)のですが、全体の推定は大いにうなづけるものです。ネタをバラすわけには行きませんので理由は書きませんが(^^♪

その他にも、7編の名作の「鉄」な謎が解き明かされています。一読されることをお薦めします。
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コメント

 酷暑が過ぎて、急激な気温変化で体調を崩しかねない天候ですね。
 有名文学になってしまうと登場人物がまるで実在したかのような考察等研究がされますよね^^。

アニメの聖地巡礼も、このような心理のひとつの現われなんでしょうね。

それにしても、「け〇おん」の聖地のひとつ豊里小学校を沿線に持つ近江鉄道では、記念切符を発売して大いに受けたそうですのに、我が修学院駅周辺では、まったくそのような動きが無い(完全に無視している?)のが残念です。

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