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2011.04.16

【本】「鉄学」概論 原武史 著

Tetsugaku_gairon 前に、常連さんのリバティさんから紹介いただいた、
原武史教授の「鉄学」概論-車窓から眺める日本近現代史-
を読んでみました。

面白いんですねぇ。帰りの京阪特急の中と、寝る前のあわせて3時間足らずで一気に、読み終えました。

副題にもあるように、単なる(失礼)電車の本ではなく、鉄道を通して明治から昭和の終わりころまでの歴史の一面を講義してくださいます。

内容は、やはり本職の政治思想史に割かれるページが多いのです。最初は鉄道紀行文学からはじまって、読者を引きつけますが、だんだんお召し列車のこと、帝都vs民都、団地、都電、さらに安保闘争から国鉄争議と、生臭い(笑) 話題に移っていきます。

しかも、普通名詞化しているものをのぞいて、D51もクモハも閉塞装置も、「鉄」の専門用語はまったく出て来ません。それでいて最後に列挙された参考文献をみても、著者がかなりの鉄道愛好家であることがわかりますが(^^ゞ

社会世相史の入門書として、一読されることをお勧めします。
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

大正天皇研究で有名な原武史氏ですね。
なるほど。
『「鉄学」概論』、私も読んでみようという気になりました。
私は、「鉄」については完全な門外漢。

しかし、氏の本は電車をめぐる社会史のようなので、読んでみたいです。
1987年の国鉄分割民営化。
国労、動労、鉄労、全施労…的な話題なら私にも分かるので。

>> 笠井君へ

この本は、面白いですよ。鉄道趣味的なことは何も
知らなくても、毎日電車にのって会社や学校へ行く人
ならすぐわかります。

政治思想史のほうも、氏の専門書に比べるとかなり
押さえた(笑)論調です。

これで釣って、専門書を買わせたいのかな(^^♪

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