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2011.08.16

法然霊場巡拝記(その19) 1番誕生寺へ

法然上人25霊場巡りは、お盆休みを迎えて、いよいよ讃岐の2番法然寺と美作の1番誕生寺を巡拝します。
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岡山で津山線に乗りかえて、ローカル線に揺られること一時間以上、ようやく誕生寺駅に着きました。この路線自体は3年前の夏にやはり18きっぷの旅で乗っているのですが、快速の止まらない駅で全然記憶に在りません。それでもふたたび美作の山奥へやってきたのは、やはりご縁があったのでしょうね。

駅は、木造の絵に書いたような田舎駅ですが、構内はきれいに改装されています。降りたのは私ともう一人だけ、しかも2人とも誕生寺へのお参りでした。
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しばらくは旧津山街道(R53号)の田舎道を歩きます。郵便局や農協やガソリンスタンドや散髪屋さんまであって、お寺の門前町として栄えた時代を忍ばせます。

いまは国道のバイパスから広い参拝道路を自家用車や観光バスでお参りするひとがほとんどで、わざわざ列車で来る人は一日に数人なのでしょう。

参道の入り口の「誕生寺之道」と彫られた立派な石塔の道しるべに従って山手へ曲がると津山線の線路をくぐります。ここに「熊谷入道の念仏橋」が掛かっています。
いわれは、下の写真の案内板のとおりです。ここを列車が通るところを写したかったのですが、本数が少なくて断念(^_^;)
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念仏橋から少し行くと、「南無阿弥陀仏」と書かれた塔が立っています。ここはお寺のお旅所で、4月半ばのお会式には「二十五菩薩練供養」とよばれる、阿弥陀二十五菩薩来迎を模した行列がお寺に向かうところだそうです。
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お旅所から門前の集落を抜けていくと、立派な山門がありお寺の境内に入ります。法然上人が比叡山に向けて旅立たれたときに植えられたと伝えるイチョウの大木が目に付きます。

先ずは、庫裏でご朱印をいただいて本堂とお庭を見せていただきます。

ご本尊の法然さまの像は、熊谷蓮生房に背負われて、京のミヤコから、はるばるご生地へ運ばれたと伝えられますが、わたしもようやく比叡山の麓から生誕の聖地へたどり着き、ご挨拶させていただくことが出来ました。

5月の立願以来3ヶ月で、ようやく21ヶ所まで回れました。
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法楽園と呼ばれるお庭には、蝉がうるさいぐらい鳴いています。でもお堂には私ひとり、静かです。

方丈の広間の襖には法橋狩野義信筆の襖絵が残されています。

案内のお坊様に聞くと、「やはり暑い時期はお参りが少ない。」のだ、そうです。お堂や境内、宝物殿に散在する七不思議の寺宝や、法然上人やご両親のゆかりの品などを見せていただきます。

最後に、お布施のお返しに、「天はニ物を与えず」と人生訓を染めた手ぬぐいを記念に頂いて、庫裏を辞しました。
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本堂の裏手に、法然上人のご両親の御霊屋の跡と伝える六角堂があります。たまたま法要の最中で、入堂・撮影は断られたので、六角形の120度で曲がる廊下のみお見せします。
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Tuyama95
山門をでて振り返ると、夏の太陽がまともに照りつけてクラクラするくらいです。さぁ、これからまた数時間掛けて京都へ帰らなければなりません(^^ゞ

再び岡山に戻って山陽線で帰るのも芸がないので、津山に出て高速バスで大阪まで戻ることにします。

西日の当たるホームもきれいに掃除されて、地元の方の丹精のマリーゴールドとサルビアが輝いています。その中を岡山色のキハ47がやってきました。
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津山駅でJR中国高速バスに乗換え、途中渋滞で20分ほど遅れましたが、9時前には新大阪に着き、10時過ぎに帰宅することが出来ました。
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次は、9月末か10月はじめに和歌山の報恩講寺と勝尾寺を、10月か11月に月輪寺と勝林寺に参れば、いよいよ比叡山黒谷青龍寺で満願の運びになります

まだ先のことですが、愛宕山か大原・比叡山登山の折は、どなたかご一緒にハイキングに行きませんか?
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

こんばんは~
日帰りで遠くまで、お参りお疲れ様でしたm(__)m
5枚目の写真、い~ですね
障子が開かれているので、お庭の緑と一緒になって
半円形の影になっているみたいに見えますね。
さすがなかっちょさん、ありんこはこんな写真大好きです。
自分で写すのは難しいですけど・・・。

>> ありんこさんへ

さっそくのコメントありがとうございます。

お寺のお庭の写真は、撮影した時は半円形の影に全然気づかなくて、帰ってから
パソコンのモニターで拡大して、「あっ!」と思った次第。

さらにお寺で貰ったパンフレットに、まったく同じ構図の写真が載ってて、
2度びっくり、「偶然にしてはよく撮れたな。」と、自分で自分に感心してます

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