« 【JR海・東】東京の電車見物してきました。 (その1-中央線) | トップページ | 東京で、小学校のふたり同窓会(^^) »

2011.09.20

【本】大江戸仙女暦 石川英輔著

Sennyokou著者の石川英輔先生は、高名な江戸文学の研究者で、NHKテレビの「お江戸でござる」の解説もされています。

それで、「東京出張が決まったし、江戸文学の参考書でも読んでみようか。」とおもって図書館で借り出してきました。

その時は、著者名と題名を「江戸仙女香」-江戸の町で有名な白粉のブランド-と間違って、中身も読み見ずに借りたのですけど、帰って目次をみると、なんとタイムトラベラーを主人公にしたSFちっくな本なのです。

主人公は、時空を飛び越える超能力をつかって、現代の東京と19世紀半ばの江戸の町を行き来します。江戸では、「仙人」と名乗って、若い芸者の旦那となり、医者や豪商や歌舞伎役者などを相手に、一般庶民ではなかなか体験できない豪勢な生活を楽しみます。

さすがに、江戸文学者だけあって、当時の世相の描写は行き届いています。

しかも、舞台は日本だけに留まらず、現代と19世紀のロンドンでも時空越えを行い、現代と19世紀、東洋と西洋の対比をまじえて、ちょっと皮肉めいた文明批判も書き綴られたりしています。

昔より今、東洋より西洋がぜったり勝っていると、世界の多くの人は感じているようですが、当時の世相をじっくり眺めてみると、「決してそうでは、無いんだよ。」と、
著者は、主人公に言わせています。

その辺が、単なる娯楽小説(失礼)として、読み進むとちょっと鼻につきますが、なかなか楽しい花のお江戸の紹介本です。

シリーズとして何冊もでているようですから、1冊読んで見られると面白いですよ。

pinboke_entry
お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

« 【JR海・東】東京の電車見物してきました。 (その1-中央線) | トップページ | 東京で、小学校のふたり同窓会(^^) »

コメント

なかっちょさん
面白そうな本ですね! 読んでみますね。
偶然手に取った本が、意外に面白かったりしたら
得した気分になったりします。
また、面白い本があったら教えてください!

>> ナンシーさんへ

こんばんは。京阪沿線に限っては、今回もあまり台風の被害がなくて良かったですね。
でも、神戸では、電車が土砂崩れに乗り上げるし、紀伊半島の土砂ダムは崩れる寸前だし、
なかなか落ち着けませんね。

さて、読みたい本はいっぱいあるんですけど、時間がなくてなかなか読めません。
しかも、感想文を書くとなると、また大変。つぎの連休にまた紹介できたらなぁ
と思ってます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【本】大江戸仙女暦 石川英輔著:

« 【JR海・東】東京の電車見物してきました。 (その1-中央線) | トップページ | 東京で、小学校のふたり同窓会(^^) »

フォト
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ