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2011年10月に作成された記事

2011.10.31

【本】堤中納言物語 虫愛ずる姫君ほか

半月ほど前、いつも読ませていただいてるナンシーさんのブログ「きままにナンシー」で「秋の虫」の話題が出ました。

Tutumi_chunagon_2 それで「虫愛ずる姫君」の話を思い出して、堤中納言物語を読んでみることにしました。

図書館へ行くと「日本古典文学大系」から「マンガでよむ昔物語」までいろいろ並んでたんですけど、私の学力を考慮にいれて、高校・大学の教科書クラスの文庫本を借りてきました。

先ず最初に、「序」として「堤中納言物語」の概要が載ってます。

虫愛ずる姫君のエピソードは知ってても、この古典を読み込んだ方は案外少ないかもしれません。わたしもその1人です。

それによると、「堤中納言物語」は、平安中期以降に書かれた短編物語を10編ほど集めた物語集で、その編集は中世、南北朝の時代(今から600年ほど前)か? と、されています。

作者や作成時期は一編を除いて不明でおそらくすべて別人とされており、編者も判っていません。

題名の堤中納言は、物語の登場人物でも、作者でも、編者でもなく、あるいは「お話しを包みこんだ説話集」が、人名のように伝えられるようになったか? とも云われるそうです。
講義は(笑)、これくらいにしてお話の中身に移りましょう。
短編集ですから、展開が早くて、起承転結が効いています。しかもショートショートの定石どおり、どの話も意外な結末を迎えて、面白いです。

ネタばれになるのであらすじは書きませんが、滑稽な話、奇想天外な話、しみじみと読ます話、ちょっとHな話、・・・・・と、今のコントやお笑いに通じるいろんな語り口が楽しめます。

源氏物語の模倣といって悪ければ(笑)、本歌取りのパターンが多いのも、この時代の特徴なんでしょうね。勅撰集や源氏をそらんじるのは、この時代の貴族の当たり前の教養課程だったでしょうから。

学校で「虫愛ずる姫君」以外を習わなかったあなたも、一度読んでみてください。引き込まれますよ
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2011.10.30

【叡電】いよいよ最後の旧京福標準色のデオ724も塗り替えへ

昨日は、第7回「えいでんまつり」でした。昼過ぎに行った会場は、大勢の家族連れや鉄道ファンで賑わってました。
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会場をひと回りしていると、デオ724号の前にこんなお知らせが・・・・・

去年の今頃にあと2両になって、暮れに最後の1両になったときは、春先には塗装変更か? と、このブログにも書いてますが、それから一年、いろいろと楽しませてくれました。

特に夏には、故障した800形のピンチランナーで、急遽2連運転に駆り出される大イベント(笑)もありました。

それでもいよいよ見納めみたいです。これからの紅葉の季節、せいぜい最後の姿を記録しておくつもりです。
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2011.10.29

【叡電】今日は、第7回目のえいでんまつり

今日は、第7回「えいでんまつり」でした。抜けるような青空と、また暖かくなった日差しの下で、大勢の家族連れや鉄道ファンがイベントを楽しんでいました。
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開場一時間前の、9時過ぎに車庫へ行くと、入口には、すでに20人ほどの行列が出来て、構内ではイベントの準備の真っ最中。

まず目に付いたのは、このデト1001号の電動貨車。昨年は、コンサートの会場になってましたが、今年は素直に(笑)展示のみ。
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全面の京都市電似の装飾が目を引きます。水色地に白抜きの22系統「西大路九条」行きは、市電今出川・白川・丸太町線が廃止される前の、1970年代前半のイメージですね。
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一旦、修学院駅へ引き上げると珍しく「出町柳~八瀬・比叡山口」のサボをぶら下げた722号がやってきました。

これも、イベントのひとつなのでしょうか?
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終点まで行って、戻ってくるのを待ち構えて後追いでもう一枚。

もしかしたら鞍馬線系統もサボを出してるかもしれないと見張ってましたが(^^ゞ この1両だけのようです。
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しばらくすると、本日のイベント列車がやってきました。例年、オレンジきららの903+904がイベント列車を勤めていますが、今年は901+902の赤きららでした。
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特製ヘッドマークシールと貸切の表示の横には、マスコット人形も乗ってます
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この後、所用をすませて、昼過ぎに会場へ入りました。そこにはちょっと残念なお知らせが・・・・・・
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2011.10.28

法然二十五霊場巡拝記(その24) 21番大原勝林院

法然上人二十五霊場巡拝も、いよいよ25寺と番外2寺の計27ヶ所のうち、26ヶ所目のお参りとなります。
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永観堂をあとに、大原へ向かうために乗ったバスは、なんと10系統比良線「梅の木・朽木学校前」行きです。京都バス路線中最長距離 (約45キロ、所要時間1時間50分程度)を誇りますが、近年は土日祝の一日2便の運行にまで減らされ、しかも冬季運休があるので、なかなか乗りにくい幻のバス(笑)の1路線です。 公共交通機関と徒歩だけで回ると願を立てた巡礼のリーチを飾るのには、最適のバスでしょう
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バス停から、土産物屋の間を抜けて、ここも紅葉の時期はさぞや美しかろうと思われる呂川沿いの急坂を登ります。

ここも11月中旬ともなれば、人出も多くなって、普段は自宅から大原まで車で20分程度ですが、最混雑時には、一時間以上もかかることがあります。しかも駐車場を探してウロウロもしばしばなので、晩秋のお出かけはお勧めしません(^^ゞ 行きたい方は、ほんのり色付く、11月上旬までが宜しいでしょう。
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三千院の前を通って、律川に掛かる萱穂橋のたもとに「熊谷直実の鉈捨薮跡」と伝える看板が立っています。

お寺のパンフレットには、「時代がずれている。」と否定的ですが(笑)
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橋を渡って、坂を少し下ると、実光院、後鳥羽・順徳両天皇父子の大原陵、そして勝林院の前にでます。

受付でご朱印を書いていただく間に、お庭を一周します。本堂の柱に「大原問答」「勝林院」と大きく札が下がっています。

本堂に上がると、まず丈六の巨大な阿弥陀如来さまにビックリします。三千院の阿弥陀如来さまもそうですが、よくぞ、こんな山里(失礼)に大仏を作り上げたものだと感心します。脇侍は不動明王さまに、毘沙門天さまです。一般に阿弥陀さまのお供は、観音菩薩さまと勢至菩薩さまですが、ちょっとかわったお供の仏様ですね。
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その昔は、大原は比叡山の西の坂本として、天台宗の一大メッカであり、比叡山~大原~鞍馬を結ぶ行者道は、巡礼が絶えなかったとされています。今でも多くのお寺が残っています。

出来れば、他のお寺も回りたかったのですが、秋の日は釣べ落とし、曇り空の山里は午後4時前で、すでに薄暗くなってきました。それで一番奥の音なしの滝だけは見てくることにして、山道を10分ほど登りました。

この滝を越えてさらに登っていくと仰木峠を通って、比叡山の横川中堂に着きます。さらに山道を上り下りすると、巡拝のゴールの黒谷青龍寺に至ります。このコースは一度だけ歩いたことがあるのですが中々の難コースで、山歩きの用意をしていかないと歩けません。巡拝中、愛宕山の月輪寺とならぶ難関です

今日は、ここから比叡山を拝むだけにしておきましょう。
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帰りは、旧大原街道(鯖街道)をすこし歩きました。わたしが小学校の頃(1960年代後半)は、まだこの狭い道をバスが走ってました。

テレビの大河ドラマの舞台になると、急に観光地化されるのは、昔も今もおなじですが(^^ゞ ここも、新平家物語で「大原御幸」が取り上げられた頃に、観光客が押し寄せるようになり、道もバイパスができ、駐車場も整備されて、大原も俗化(失礼)しました。

それまでは、道も狭く、バスが大原川に転落して怪我人が出るような大事故が発生したり、台風シーズンには土砂崩れでよく道が不通になったりしたものです。
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写真は、暮れなずむ大原の山里です。向こう山のすこし低くなったところが江文峠で、静原を経て鞍馬に通じています。

いよいよ、次回は、比叡山黒谷青龍寺と東塔法然堂に再び参って、納経帖を納めることといたしましょう。
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(合掌)
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2011.10.26

中之島公園バラ園に再び登場した巨大アヒル君

今日は、涼しいを通り越して、「寒い」ですね。大阪ではあまり感じませんが、京都の片田舎まで帰ってくると、寒さが身にしみます。

さて、巨大なあひる君「ラバーダック」が、ふたたび大阪中之島公園のバラ園に戻ってきたので、見に行ってきました。

秋の日は釣べ落としで、定時退社後の6時前というのに、川べりはもう薄暗いです。
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堺筋を難波橋まで来ると、いました。みなさん橋の欄干に寄りかかって、写真を撮ってます。

回りの木立や街灯と比べると大きさがわかると思いますが、
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近寄って見ると、やっぱり大きい。大きさは、高さ9.5m・幅9.5m・長さ11mだそうです。
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橋を渡って、反対側から撮影。ちなみに公園内の橋の上は撮影禁止でした。
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バラ園ですから、お花と一緒に写さないといけませんね。 でもなんか奇妙な取り合わせ
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あひる君の前の黒いのが、人影だとわかると、余計に不思議な感じ。

いつか、京都の世界遺産のお寺か神社の中庭に登場させてみたいです
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2011.10.25

法然霊場巡拝記(その23)縁故本山永観堂

法然上人霊地巡拝も、いよいよ大詰め。今回は、縁故本山で、当家の本山でもある永観堂と、大原勝林院へ参ります。

岩倉散策後の、国際会館駅からバスに乗って、南禅寺・永観堂道で降ります。
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さすがに、紅葉の時期には早いですが、哲学の道から南禅寺へ向かう参道は、観光客や修学旅行生でいっぱいです。残念ながら時代祭は翌日に順延になりましたが、もし晴天なら、平安神宮から流れてくる観光客でこの付近は、もっと大混雑になったことでしょう
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なんと、永観堂の参拝券は「000005」番。もう一歩はやく山門をくぐっていたら記念すべきトップナンバーをゲットできたのに・・・・・・

ちなみに、写真の「000001」番は、昨年の今頃にお参りしたときに、息子が引き当てた(笑)ものです。
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まずは、受付でご朱印をお願いして、諸堂を見て回ります。最初は古方丈で襖絵などを拝見します。

写真は、古方丈から庭越しに釈迦堂を見ているところです。よく訪問させてもらっているやはり京都を写真で紹介されてる方のブログで、うまく窓枠をアクセントにした写真を見せてもらったところなので、さっそくマネさせていただきました
お庭の楓の枝振りが、まるで老松みたいにねじ曲がってますね。面白いです。
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これは、釈迦堂の前庭です。すすきにほんのり色付いたカエデがバックに見えて、秋の風情がたっぷりです。

釈迦堂は、その名の通りお釈迦さまがお奉りしてあります。なかなかイケメン(失礼)であらせられます(笑) 左右の襖には、ニ河白道図が描かれてありました。

この廊下も、秋の寺宝展・紅葉祭(11/04-12/05) のころになると、人で床が抜けるのでは(笑)と、思うほどのお参りがあるので、ゆっくり見て回るなら逆に11月は外したほうが良いのかも?
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御影堂までくると中からお念仏の声が聞こえてきます。ちょうど法然様の木像を前に、法事の最中でした。邪魔にならないように、隅のほうで、仏様になられた方に、一緒にお念仏をさしあげてきました。

さらに、最盛期はさぞやと思われる紅葉林の廊下を抜けて、一番奥の阿弥陀堂(本堂)に上がります。

一年前に来た時は、修理中だった本堂も、外柱や壁や天井は、極彩色、内柱は金ぴか、 その中にご本尊の「見返り阿弥陀さま」が顔を向かって右へ曲げて、鎮座されています。

まさに極楽浄土とは、このようなところなのだろうなぁ? という気分になります。
(合掌)
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お節介ながら、どうしても最盛期の紅葉の永観堂を見たいのなら、平日でも開門直後(午前9時頃)に、土日祝なら開門1時間前 (午前8時頃) から行って並んでください。 それ以降は、紅葉を見るのか、人出を見るのか、わからなくなってしまいますから(笑)
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次は、いよいよ26箇所目のお寺、大原勝林院へ回って、満願に「リーチ」となります
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2011.10.24

【京阪】久しぶりに、ノンストップ特急が復活

京阪本線に、久しぶりに「京橋→七条間」ノンストップの臨時快速特急が復活したので、昨日の午前中に見に行ってきました。
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この臨時特急のことは、「K-Press」や駅のポスターで告知されてなくて、初日に撮影に行かれた方のブログで知った次第(^^ゞ

2日目も、家事の都合で、明かり区間までは行けなくて、お手軽に祇園四条駅で、駅撮り。

ひさしぶりに「快速特急」の文字を見ました。
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先行の準急が発車後、2分ほど遅れて、臨時快速特急が、2枚看板で到着。
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乗降が終わって、発車直前の前照灯が光った瞬間に一枚。

せめて、七条まで行って、「ノンストップ」と書かれたヘッドマークが手前に来るホームで撮れば良かったなぁ
12月4日までの土日祝には走るので、次は明るいところでキャッチしましょう。
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2011.10.23

岩倉付近の散策

岩倉駅で電車を写してから、岩倉の集落を散策しました。

鞍馬の火祭りの前後(10月23日に近い土曜日)に、岩倉の石座神社の秋祭りでも火祭りがあります。それの下見が目的です。
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でも、神社に着くと、境内はがら~んとして、しかも焚火のあとがいっぱい残っています。社務所で聞くと、「今朝にお祭は終わった。」とのこと、

土曜日から日曜日にかけての夜ではなく、金曜日から土曜日の朝にかけて松明が灯されるようです。一日間違ってました

「よく間違えて、お参りにこられる方が多いんですよ」との神主さんの声に見送られて、落胆しながら、本殿で頭を下げてきました。

それで、実相院のほうへ回ると、ここも表門が修理中で、シートで覆われて仕舞ってます。重ね重ねの不運
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気を取り直して(笑)、岩倉川に沿って、地下鉄国際会館駅まで戻ります。途中の「日本の田舎」って感じのする一角。ここも稲刈りやコスモスの盛りは終わり、柿が色付いて、晩秋の雰囲気が漂いだしています。

「ここを田舎電車が走っていくと、絵になるんだけどなぁ。」と、いつも思います。ちょっと前までは、叡電沿線でも、このような景色はどこでもいくらでもあったのですが、私の知る限りでは、三宅八幡付近と市原付近の2ヶ所だけになりました。

それも、バックに邪魔物(失礼)が目に付いて、構図に苦労します
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岩倉川には、ミゾソバがピンクの花をつけて群生しています。コンデジで、ぼやけたような写真しか撮れないのは残念。← と、自分の腕を棚に上げる(^^ゞ
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早くも、生垣にサザンカのピンクの花も見つけました。秋は足早に通り過ぎて、早くも冬の足音を聞く感じがします。でも、薄曇の空は湿気を含んでなま暖かく、歩いているとじっとりし汗ばむ感じなのですが(^^)

薄日が差してきたので、国際会館前のバス停から、法然上人霊場巡拝のため、永観堂に向かうことにしました。
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(法然巡拝その23へ続く)
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2011.10.22

【叡電】今日の叡電 岩倉駅付近

今日(10/22)は、鞍馬の火祭りの大運転の日です。

家の窓から見える鞍馬行きの電車は、日が暮れるとともに、臨時ダイヤに変わり、すでに満員の乗客で賑わっています。ただ、すこし天気が崩れてきて今は雨降りの天候です。見物&撮影はちょっと辛いかも・・・
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どうせ、夜は真っ暗で走行写真はおろか、雨が降れば駅撮りも厳しいと思われるので、朝のうちに、散歩を兼ねて、岩倉駅付近でちょっとスナップを獲ってきました。

お庭のみごとな北山台杉の向こうから岩倉駅を発車して鞍馬に向かうデオ802+852号
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上の写真から100mほど鞍馬寄りの、おなじみの岩倉1号踏み切り付近です。この畑は、春は菜の花、夏はトウモロコシが植えてありましたが、いまはカブラが植わっています。このカブラは暮れに収穫されて、冬の京名物の「すぐき菜漬け」になって、全国の食卓で賞味されます。

このあと、岩倉実相院に向かいました。
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2011.10.19

中京・下京の町歩き (その2)

中京、下京の町歩きの続きです。
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菅大臣天満宮をでて、すぐ東側に、「親鸞聖人入滅地」と伝える光円寺がありました。

寺伝によれば、2011年の今からちょうど750年前に、この地で90歳で生涯を閉じられたのだそうです。ただ、親鸞上人のなくなられた場所は、今の御池通の御池中学校の付近という説をはじめ、他にもあり、たしかにここだとも言えないようです。

さらに地図をたよりにふらふら歩いていると、仏光寺通烏丸西入ルには、「与謝蕪村宅跡(終焉の地)と書かれた石碑と立て札がありました。蕪村のお墓は一乗寺の金福寺にありますが、こんな町の真ん中に家があったとは、これも知りませんでした(^^ゞ
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仏光寺通りを西に戻ると、真宗佛光派総本山の佛光寺があります。柳馬場通りから大門に向かう参道には末寺さんが並んでいますが、その端に「おてらハウス」なるカフェ&ギャラリーがありました。その名の通り真宗仏光寺派大善院というお寺のお店なのだそうです。残念ながら定休日でしたが、いつかのぞいて見たいです。
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仏光寺の親鸞さまと阿弥陀様の像に頭を下げてから、休憩所でひと休みしました。ここは、平日は回りのオフィスのサラリーマンやOLさんのオアシスになるのでしょうけれど、休日は閑散としています。

京都市内には、このように広大なエアースポットのようなお寺さんやお宮さんがたくさんあります。地図や朱印帖を片手に、あるき回っておられる方もたくさんあります。じっさいこの2時間たらずの町歩きでおふたりも別の場所でまた行き会いました。

「京都は大きな田舎」ですから、見るべきところは決まってて、同じところを巡っても可笑しくはないですけど。
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最後は、烏丸松原東入るの平等寺因幡堂に参りました。このお寺は烏丸通を通るとお堂がよく見えるのですけど、いままで参ったことがありません。

お堂は南側を向いており、洛陽三十三観音や京都十三佛、京都十二薬師の霊場になっています。ご本尊は薬師如来さまで、病気平癒とくにガン封じに霊験あらたかだそうで、いつも大勢のお参りで活気があります。

私が回ったときは、たまたま団体で巡拝のグループの方が、お寺の由緒を聞き、お経を唱えておられました。そのパワーに圧倒されて、後ろのほうからお薬師様を、こっそりと(笑)拝んできました。
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この付近は、京都の中心地ですが、四条通りから南側、烏丸通から西側の裏道までは祇園祭の宵山のとき以外は、ほとんど歩くことがなくて、名前だけは知っている、あるいは全然知らなかった、名刹や名所・旧跡がたくさんあってびっくりしました。

名所といえば、10月末から11月初めにかけては、「秋の非公開文化財特別公開 」の時期ですね。これは、拝観料はかかるけど、遠くへ行く交通費が掛からない分 お徳なので、いくつは行きたいなぁと、考えているところです。

詳しくは、京都観光協会のサイトへ
http://www.kyotojoho.co.jp/event/2011/11/index_topics.html#hikokai
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2011.10.18

中京・下京の町歩き (その1)

16日の日曜日は、子供の塾の試験で四条通りまで送って行ったので、テストを待っている間に、中京・下京区内を散策してきました。
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まずは、西洞院御池上がるの「御金神社」へ、金ぴかの鳥居が、すごいです。祭神は金山彦神で、鉱山の神様が金銀銅の神様、そして貨幣の神様となっていったのでしょう。

境内では、金運の上がるお守りなどが授けられており、イチョウの形をした絵馬には、そのものずばりの金運上昇を願う言葉が書き連ねてありました
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続いて、姉小路釜座東入るの高松神明神社に参ります。あの源平の争乱を引き起こした後白川法皇が、即位された御殿の跡と伝えられています。

ちょうど秋祭りの日で、子供みこしが町を練り歩いていました。やはり子供が演じる獅子舞が、幼い女の子に噛みつきかったところをパチリ。
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祭行列を見送って、西洞院通りを南へ、西洞院松原角の五條天神宮へ向かいます。天神宮と天満宮はちがうようで、ご祭神は少彦名命です。天神様(菅原道真公)は、末社の筑紫天満宮にお祭りしてあります。

社殿は、マンションに囲まれ、境内も駐車場になって、お宮の写真を撮ろうとしても、ビルや車が入ってしまって閉口しました。社務所が隣のマンションの一階にあるのもびっくりですが、あるいは境内地にビルを建てて神社が大家さんになってるのかもしれません。写真の牛さんも、隅っこに押し込められて窮屈そうですね。
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ところで、西洞院松原通角にあるのに、なぜ「五条天神」なのでしょう、それは元々松原通りが平安京の五条大路に当たっていたのを、豊臣秀吉が鴨川の五条大橋を六条坊門通りの位置に架け替えたため、その橋に向かう通りも五条通と呼ばれるようになり、元の五条通は松原通りと呼び換えられたことによるのだそうです。

牛若丸と弁慶とが相まみえたのも、今の松原橋の上が本当なのだそうですね。

また、明治のチンチン電車(のちの市電北野線)が走り出した頃までは、西洞院通りには、西洞院川という小川が流れており、「堀川通りや木屋町通りとおなじく、川沿いの片側町のため、比較的幅員が狭くても、電車の軌道設置の許可がおりた。」と市電(当時は京電)の歴史を綴った本で読んだことがあります。

写真をみても、東西の通りが一旦南北に走る西洞院通りのところで低くなって、再び高くなっているのがわかると思います。
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五条天神宮からすこし北に戻ったところに菅大臣天満宮があります。この地は、天神様菅原道真公のお屋敷の跡と伝えられ、また菅公の生誕地であるとされています。

境内には、筑紫へ左遷される菅公が詠まれた、

「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」

の和歌にちなんで飛び梅の木が植えてありました。
天神さんというと、北野天満宮や天満天満宮や大宰府天満宮が有名ですが、このお宮こそ、天神さん発祥の地、本家本元 なんですね。知らなかった。
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(続く)
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2011.10.17

嵯峨野から御室までハイキングしてきました。(その2)

嵯峨野から御室へのハイキングの続きです。
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広沢池をあとに、双ケ丘に向けて歩き出します。この付近の宇多野・鳴滝地区は、植木屋さんが多いです。立派な庭木や庭石が並べられています。

先頭がとある植木屋さんの前で止まりました。「こんなところに何があるんやろ?、変わった庭石でも置いてあるんやろか。」と、いいながら近づいていくと、立派な(笑) 石の金精さまとおそそ様が木陰に鎮座しているのでした。これもどこかのお庭の注文品なんでしょうかねぇ
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嵐電鳴滝駅近くまでくると、「オムロン創業記念館」がありました。電気機器メーカーのオムロンの創業者、立石一真氏の旧宅です。オムロンのブランドは、元々立石電機として創業した電機メーカーが、御室の地に工場を構えたので、「オムロン」と名づけたのだそうです。

大正時代に立てられた三角屋根のモダンな洋館です。オムロンのHPを見てみましたが、この施設の事は触れられていないので、非公開のようです。
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御室川にそってJR花園駅方面に下っていくと、お花畑がありました。「ヤマナカ フローラル コート」と看板がでているので、食用油メーカーの山中油店がやっている花摘園のようです。今の時期は、コスモス摘みができるようです。
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やがて、新丸太町通りの天神川交差点に出ました。その陸橋の脇に、双ケ丘の上り口がひっそりとあります。ここは車でも徒歩でもなんども通っているのですが、双ケ丘は、登れるということを知らなかったので、登山口も意識したことがありません。

この山はほんの標高百数十メートルの小山です。3つの山が連なっているので双ケ丘と呼ばれます。徒然草を書いた兼好法師のゆかりの地で、山の中にはたくさんの古墳も散在して、名勝に指定されています。

国の「名勝」というからにはどんなに美しい場所かと思いますが、実際に上って見るとただの(失礼)雑木林の続く里山で、市内をのぞむ「遠見の広場」が唯一のビュースポットでした。

写真の「たき火禁止」や「ごみ捨て禁止」の立て札とともに「イノシシに注意!!」の看板があったのには(@_@;)です。 こんな住宅地の真ん中の小山にも北山づたいにイノシシやサルが下りてくるのでしょうか?
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丘を下りたところの「こもれびの広場」という公園で昼食にしました。近くの双ケ丘中学から聞こえてくるブラスバンド部の練習演奏がBGMです。

は近くに「花見の広場」があるためかほとんど見ませんが、カエデはたくさん植わっています。一本だけかなり紅葉している木の下でお弁当を広げ、ちょっと早いですが紅葉酒とシャレ込みました

このふたつの公園をつなぐ遊歩道は「つれづれの小道」となづけられいます。徒然草からの命名なんでしょうね。嵐電の御室仁和寺駅からJR花園駅ともに5~10分程度の至近ですが、あまり知られていないようで、穴場かもしれません

もし本当に穴場だとしても、こんなブログに書いたくらいでは、世間に知れ渡ることはないでしょうけど(笑)
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一時間ほど談笑して、近くの仁和寺に回りました。このお寺は春に御室桜を見物に来て以来です。この金堂(本堂)は江戸時代初めの京都御所の旧紫宸殿を移築したもので国宝に指定されています。 金箔を貼った蔀戸が薄日に映えています。
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仁和寺の東門をでて、お隣の蓮華寺に回ります。このお寺は御室のお不動様、五智如来さまの寺として知られています。

この優美な山門は、やはり紅葉の時期が一番素晴らしいようですが、四季折々の風情があります。仁和寺の行き帰りに、お参りしたいところです。

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山門をくぐると前にはがあって、五智如来さまと羅漢様、お地蔵様、観音様などが従われています。ところでこの仏様のお姿どこかで見覚えがありませんか?

前回の広沢池の千手観音様の石像は、このお寺から遷されたのだそうです。石の材質や彫り方などに共通点がありますね。
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最初は、さらに衣掛けの道を歩いて、金閣寺が北野天満宮まで行く予定でしたが、また天候があやしくなってきたので、ここで切り上げて、バスで京都駅前まで戻り、京都タワーの地下浴場で汗を流して、反省会となりました。

ある方の万歩計では、1万8千歩以上歩いたようです。お疲れ様でした
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2011.10.16

嵯峨野から御室までハイキングしてきました。(その1)

恒例の「歩こう会」の10月は、嵯峨野から双ケ丘を登って、御室まで散策してきました。
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前夜の大雨で、開催が危ぶまれましたが、「昼間は本降りにならないだろう」との天気予報を信じて(笑)、阪急嵐山駅に9時半集合、10人が揃ったところで出発です。

最初の予定では、嵯峨野から京見峠を越えて高雄に下り、そこから清滝川にそって、清滝まで行くつもりでしたが、山道は悪路になってるおそれもあるので、平坦な町歩きに変更しました。

保津川もご覧のように、川幅いっぱいに濁流が流れています。先週、ほぼ同じ時間にここを通ってますが、その時はすでに観光客で一杯だった橋の上も、人影は少ないです。
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まずは、天龍寺前、清涼寺(嵯峨の釈迦堂)前を通って、大覚寺まで歩きます。途中のオルゴール館では、各地のオルゴール館の感想で、嵯峨豆腐のお店の前では、湯豆腐の話題で盛り上がります。

大覚寺の門前には、嵯峨流のいけばなが飾ってあります。ここの名物の嵯峨菊は残念ながら見ることは出来ません。

写真の手前の松は、非常に丈の低い仕立てで、目に留まりました。
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大門を出たところの前庭の小川も、今日は音をたてて急流が流れています。よく見ると石の柵に苔が生えてシノブ草まで付いています。ここまで苔むすのにどれくらい時間が掛かっているのでしょうか?
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大沢の池と名古曽の滝の跡に回ります。ここも雨に濡れてしっとりとした風情です。観光客は少ないですが、逆にカメラマンは多かったです。曇りの日のほうが、秋の斜光線が邪魔にならなくて、落ち着いた絵が作れるのでしょうね。

右手の竹垣の中の茶室では、お茶会があるのが「在釜(ざいふ)」の札が掛かっておりました。こちらの催しも、静寂な雰囲気の中でお点前が進んでいったことと思います。
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広沢池に続く「千代の古道」を歩きます。ときどき、ポツポツと時雨れてきますが、幸い傘を差すほどではありません。

途中の小屋に、刈り取りが終わって用済みになったカカシが片付けてありました。リアルな(笑)お顔ですねぇ。

振り返ると、先週に登ってきた愛宕山が雨雲に霞んで、見え隠れしています。7合目の展望台から、嵯峨野と広沢池がよく見えていましたが、今週は、逆に見上げる形です。

「嵯峨の山 みゆき絶えにし 芹川の 千代の古道 跡はありけり」

 在原行平 後撰集 雑一

こんな和歌が石碑に刻んでありました。
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池のほとりに着きました。兒(ちご)神社の境内から見通したところです。桜並木のひと枝、ふた枝が花を咲かせています。暖かくなったり、寒くなったりと変わりやすい天気で狂い咲きしているのでしょう。赤茶色に色付き始めた桜もみじと、ピンクの花、変わった取り合わせです

池の端で小休止しました。「この池では鯉の養殖をやっていて、暮れに池の水を抜いて、鯉揚げをやる。料亭などへ運ばれるみたいだけど、一般のひとも買うことができるよ。」との、リーダーの説明に「鯉こくや鯉の洗いはおいしいねぇ。」「泥臭くないの?」「だいじょぶさ。」と、わいわい。
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池に突き出した小島に鎮座される千手観音さまです。石仏で何本もの腕を彫り出すのは、かなりの技量がいったことでしょう。

ところで、この仏様は明治の頃にちかくのお寺から移されて来られたのだそうです。元のお寺もこのあと参りますので、お姿をよく覚えておいてくださいね。
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池の南端から遍照寺山を望んだところです。もうすこし前に進むと、三角おにぎりの形が、水鏡に映るのですが、車が多いのと、グループ行動でゆっくりと写真が撮れなくて残念(^^ゞ
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(続く)
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2011.10.15

【南海】汐見橋線・多奈川線、撮り歩き(その2)

お寺からの帰りは、バスを多奈川駅前で降りて多奈川線の沿線を撮り歩きました。

ここは10年ほど前に南海水軒駅が廃止になるときに、あわせて乗りつぶしに来て以来です。その時は、トンボ帰りで戻って、水間鉄道に行ったので、ゆっくり見て歩くのは今回が、初めてです。
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まずは、深日港に行って見ました。すでに旅客船の定期航路はなく、港は釣り人しか居ません。秋祭りの提灯のぶら下がったアーケード付きの商店街が、秋風の中に侘しさを漂わせています。

駅もかつては、フェリーに乗換える乗客で賑わったのでしょうが、使われていない長いホームと、臨時改札口が、栄光の時を語っているだけです。
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その名も「とらや旅館」という木造の駅前旅館がありました。まさに「男はつらいよ」の舞台から抜け出してきたような雰囲気です。ここもその昔は、淡路や四国に渡るお客が、汽船待ちのひとときを過ごしてたんでしょうねぇ。
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みさき公園駅にむかって線路沿いを歩いていくと、線路は段々築堤で高くなっていきます。そのピークになったところに深日町駅があります。行きにバスの窓から見たときは、廃墟のようなホームと階段しか見えなくて、「こんなとこに廃駅があったかなぁ?」と思ってしまいました。駅前の国道のロータリーにはソテツが植えられて南国ムードが漂っています。
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これも行きのバスから目をつけていた(笑)大川鉄橋に回ってみます。川幅は50メートルほどで2両編成の電車がちょうど良いくらいに乗っかってくれます。
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列車本数が少なく、しかも1編成の折り返し運転であまり見所はありませんが(失礼)、とりあえず「見るべきものは見た。」と、いう感じでみさき公園駅まで歩きました。

これで、全線を歩いたわけですが、全長わずか2.6キロ、叡電の出町柳~修学院間、御堂筋線の淀屋橋~難波間程度ですから、まあ歩いたというほどには、成りませんが(笑)
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帰りは、新型「サザン・プレミアム-12000系」に初乗りしてみました。さすがにプレミアム(上乗せ)というだけあって、車内のインテリアはお金を出して乗るだけの価値のあるデザインです。

外観は、従来の10000系サザンに比べてそんなに変わった印象はありませんが、一般車と連結して走るのを原則とするため、こうや号やラピート程には、突飛な(失礼)エクステリアにはしにくいんでしょうね。

ただ。残念なのは、軌道のせいか、台車のせいかわかりませんが、高速域での動揺が激しいこと。普通に座っていてもかなり横揺れを感じます。飲み物などを持っているとこぼしそうになります。ちょっと改善の余地有りかなと、思ってしまいます。

最後に、阪堺電車を見て帰ろうと天下茶屋で降りましたが、地下鉄の改札が目に入ったとたんに急に疲れてが出てきて(^^ゞ そのまま帰っちゃいました。
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2011.10.14

【南海】汐見橋線・多奈川線、撮り歩き(その1)

7日の法然霊場参拝の前後は、当然のことながら(笑)、南海電車の乗り歩き・撮り歩きを楽しんできました。
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朝の地下鉄桜川駅前は、バス通りも阪神高速も地下鉄も阪神なんば線も、みんな人と車で活気に溢れているのに、汐見橋駅の構内だけは、まったく人影も無く、閑散としています。まあ、終日30分毎の運転では仕方ないですけど(^^ゞ
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それでも発車10分ほど前になると、数人の乗客が集まってきます。いつも会社帰りの薄暗い駅とかしか見たことが無いのですが、朝の光で見ると、古びてはいますが、花壇があったりしてなかなか手入れは行き届いています。
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やがて2両編成のワンマンカーがやって来て、バス一台分くらいの乗客を吐き出して、10数人のお客を吸い込みました。当然ながらほとんどが定期客のようです。
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ごとごと走って、環状線の下をくぐったところに芦原町駅、その次が木津川駅です。ここで降りてみます。降りたのはわたし1人で(笑)、乗ったのは2人ほど。

次の電車まで15分は空くので、ゆっくりと構内を見て回ります。雑草は伸び放題で、なかば野生化した、カンナやアメリカ朝顔などの夏の花もまだ萎れずに咲いてます。お約束の花と電車で一枚。
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この駅は島式ホームへの構内踏切があるので、近づいてくる電車をこんな大胆(笑)な構図で撮影できました。
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次の下り電車も、降りた人は無く、乗ったのは私とおばあさんの二人。やはりお年寄りには本数が少なくとも電車が使い良いみたいですね。車掌代わりの各駅巡回の駅員さんがお年寄りに手を貸したり、乗客と世間話してるのを見ると、「ほんまにここは、大阪市内やろか? どこかのローカル私鉄とちゃうやろぅなぁ?」と、思ってしまいます。

やがて、電車は2ヶ月ほど前に歩いた見覚えのある町並みをとおって、岸里玉出駅に着きました。本線を轟音をあげて通過していく特急・急行をみると、「やっぱり大阪やった(笑)」と、現実に戻ってしまいましたとさ。
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2011.10.12

【京都バス】の記念切符と【阪堺】の絵はがき

最近手に入った、京都バスの記念切符と阪堺電車の絵はがきを紹介します。
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まずは、京都バスのほうですが、深まり行く、秋の嵯峨野の散策にぴったりですね・・・・・・

と、コメントをいれても違和感のないようなデザインですが、よくみると運賃がえらく安いですねぇ? 

それもそのはず、昭和51(1976年)秋、いまから35年も前に発売されたものです。当時の市バス・京都バスの市内均一区間は90円、京都バスの初乗りは80円です。同じ時期に、京都市域市電・バス共通回数券の発売が開始されています。

今は、均一区間が220円、初乗りが160円、京都駅から大覚寺が240円と、ほぼ2倍になってます。これは意外に値上がり率が低いのでは(笑)
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続いて、阪堺電車の絵はがきです。

会社に届いたものを譲ってもらいました。天王寺駅前の電停に停車する700形の絵みたいですね。この回りのビル群は、再開発で日に日に変わってますが、この停留場も近いうちに、すこし位置がずれるそうです。今のうちに、記録しておかねば

作者の宮後 浩さんは、デザイナーで大阪や奈良を始め全国各地の風景をイラストにされているそうです。
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2011.10.11

【叡電】秋の花シリーズ(2011)その6

10月1日の続きです。
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三宅八幡駅の出町柳側で、ススキの群れと赤い駅舎を入れて一枚。ススキが半逆光に光って、きれいでした。
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八瀬行きの電車で、もう一枚。おなじ構図なので、こちらはススキにピントを当てた方が違いが出て良かったかもしれませんね。
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近くの小学校では、運動会の真っ最中でした。ちょうど競技の途切れたところに、電車が通過して行きました。
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学校をでて、宝ヶ池駅の構内までくると、ちょうどオレンジきららがやってきました。バックのマンションが煩いので、大胆に全面どアップで。
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最後は、修学院~宝ヶ池間の田んぼで、ヒガンバナを撮影。
ことしは裏年なのか、花の本数が少ないです。ここ数年で、いちばん見劣りがします。
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例年は、ここだけで一日分の記事が埋まるくらいの写真が撮れるのですが、今年はまともなのは、この2枚だけ。ちょっと残念
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(続く)
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2011.10.10

愛宕山登山&法然霊場巡拝記(その22)18番月輪寺 (続き)

(愛宕登山と月輪寺参拝の続きです。)
愛宕神社本殿に着いたところから続きがはじまります。
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本殿で、お札をもらって神殿内を一周してもどってくると、ちょうどどこかの仏教系大学の学生さんの一団と出会いました。並んで般若心経を唱えて、最後に「立派な僧侶になることを愛宕大神にお誓いします!!」と、宣誓してました。

最初、このグループが境内を歩いているのを見たときは、ジャージに坊主頭なので、「どっかの体育会系の学生さんの合宿かなぁ?」と、思ってみてたんでけど、お坊さんのタマゴとは。でも坊さんが神さんを拝むって、いまも神仏混交の教えは生きてんのですね(笑)

このあと、休憩所で食事休憩して、写真の標識に従って、月輪寺に向かいます。標準コースは下り30分。 (12:36発)
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すぐに、三角点を経て地蔵山に向かうコースと分かれて、谷底に向かって急に下っていく月輪道へ入ります。しばらく行くと、岩が突き出ている展望台があります。さっそく登って「ヤッホー~~!」とさけぶとやまびこが「やっほ~やっほ~やっほ~」と返してくれました。気持ちいいです

でも、気分のいいのはこの大岩のところまでで、すぐに藪の中の折り返し道に入って、単調なコースが続きます。

いい加減、飽きたところでやっと崖っぷちにへばりつくように建つ、月輪寺のお堂が見えてきました。 (13:05着)
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まずは、ご朱印をいただきます。狭い境内は、降りてくる人、登ってくるひとで混雑しています。つぎつぎとご朱印やお守りをお願いするひとがやって来て、若いお坊さんは、てんてこ舞い(笑)です。

境内には、明智光秀が植えたと伝える石楠花 (敵は本能寺!と叫ぶ前に、戦勝祈願のためおみくじを引いたと伝わります。)、

親鸞聖人のお手植えのしぐれ桜 (法然上人と親鸞聖人が、流罪にされるときに、庇護者の九条兼実と別れを惜しんだとされます。)、

美味しい竜奇水と呼ばれる湧き水(冷たかったです。)があります。

「本堂に上がらせて下さい。」と、お坊さんにお願いすると「構いませんが、外陣が痛んでいるので、内陣でお参りしてください。」とのこと。

実際、阿弥陀さまと四天王さま、法然さまの像に順番に頭を下げていると、足元がギシギシ、グラグラします。気のせいか天井もゆらゆらしているように見えます

「修理のための寄付をお願いします。」と書かれているので、心ばかりですが、お布施を上げておきました。みなさんも、ここを参られたら、ぜひお心もちをお願いしたいと思います。
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13:26にお寺を出発、また延々と単調な山道を下って、13:59に林道の月輪寺登山口まで下山。ここで5分ほど休憩して、さらに林道をテクテクあるいて、14時半ごろに、ふたたび清滝バス停に戻ってきました。

休憩も入れて、一周4時間半ほどの行程でした。しんどいことはしんどいですが、そんなに疲労感も足の痛みもありません。むしろ積年の念願成就の喜びのほうが大きいです。

やって来たバスで、嵐山の法然寺へ戻ります。余談ですが、 は、嵐山地区の交通渋滞でかなり遅れており、臨時増発もしてますが、無ダイヤ状態に見えました。しかも、交通規制で野々宮は迂回なので、ひとつ前のバス停で降ろされるおまけ付き。
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前回 (法然巡拝第11回参照)、「愛宕さんへ登って、満願が近づいたらまた報告に参ります。」と誓った法然寺に、願解きに参拝します。

住職さまが、「ようお参りで」と迎えていただきます。まずはご本尊に無事に帰着の報告をさしあげて、住職様とお話させていただきました。そのあと、わざわざ、開祖の熊谷蓮生房さまのお厨子を開けて、熊谷直実、平敦盛、宇都宮頼綱の三人の像を前に息子に、このお寺の開山の熊谷蓮生房のお話を聞かせていただきました。

平家物語の青葉の笛のエピソードから法然上人に弟子入りして、このお寺を今の京都大丸の付近(東洞院錦小路西入の元法然寺町)に建てられた話、今もお墓は西山の光明寺に法然さまと並んで立てられている。宇都宮頼綱も後に出家して法然の弟子となり、蓮生と名乗った。また、あの小倉百人一首を藤原定家に作らせた。などなど。

私には、よく知ってる話ばかりですけど、小6生には、どこまでわかったことやら
でも、「あのお坊さんは、お話がわかりやすくてよかった。」と、いってますからご住職の法話は、すこしはタメになったみたいですね。

上の写真の境内の法然上人のお墓には、上人の歯を分骨して納めてあるのだそうです。
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さて、5月22日からはじめた法然上人25霊場巡りも、いよいよあと一箇所となりました。法然寺のご住職さまからは、ビンゴ!!ではありませんが、早くも(笑)「成満之証 申込書」をいただきました。これに記入して、最後のお寺で手続きすると、満願の証書がいただけるそうです。

10月の週末はすでに予定が詰まっているので、11月3日か5日を満願の日としたいなぁ と思います。21番大原勝林院と番外の比叡山黒谷青龍寺と延暦寺東塔法然堂の三箇所を回って、お札を納めます。

またまた山歩き巡礼になりますが、よかったらご一緒いたしませんか?
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2011.10.09

愛宕山登山&法然霊場巡拝記(その22)18番月輪寺

法然上人25霊場巡拝は、いよいよ最後にして最大の山場(笑)、愛宕登山になりました。表参道から登って、愛宕神社で、火の用心のお札を、月輪(つきのわ)寺でご朱印を受けてまいりました。

いつもは、やや印象的な写真ばかり載せてますが、今回の京都市内最高峰登山(^^ゞでしたので、記録写真を載せさせていただきます。
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10時過ぎに京都バス清滝バス停から、歩き始めます。バス停の看板には、愛宕神社まで2時間、月輪寺まで1.5時間 になってます。
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一旦、清滝川にかかる猿渡橋(とえんきょう)を渡り、登山道に取り付きます。(10:13)

表参道には、化野鳥居本の一の鳥居から試峠を越して山頂の神社まで50丁(約5.5キロ)を刻む、町石地蔵様が立っておられます。今は、猿渡橋の二の鳥居からのスタートなので、実質4.5キロほどを2時間~2時間半で登ります。
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登り出してすぐに、旧愛宕山鉄道鋼索線のケーブル跡が見えます。かなり荒れてますが、説明版が立っているのにはびっくりしました。ただ、内容は読まなくてもほぼ知ってるのでパス (10:15)
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しばらく急な山道や石段にぜーぜー云いながら登っていくと、やがて二十五丁目なか屋跡につきます。一の鳥居からちょうど半分、昔の人はここの茶店で、ちょっと休憩したんでしょうね。今もちょっとした休憩小屋があって、ひと休み出来ます。 (10:47)
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さらに登ると、大杉大神の祠にでます。清滝からここまでで、ちょうど半分くらいの道のりです。なんでも、この祠のうしろに散らばる杉の葉を取って帰ると、パワーグッズになるそうです。

でも、私がこの話を聞いたのは帰り道のことで、集め損ねました 

ここで、登り初めからほぼ一時間経過、順調な標準タイム(笑)です。 (10:08)
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ようやく7合目の見晴台まで登ってきました。ここまでくるとコースはかなりゆるくなり、快適に歩けます。すこし早いですがお弁当にする人達も見られます。

写真の中央の光っているのが広沢池その後ろが双ケ丘、さらに霞んでますが京都市内から東山連峰が望めます。一番左のちょっと高いのが大文字山(如意岳)でしょうか? (11:22)
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柚子の里で有名な、水尾からの登山口の合流をすぎて、また急な坂になったところに、大杉がまるで結界を造る様に横たわっている下をくぐり抜けます。

この辺から最後の難関の心臓破りの石段がはじまります。すこしゆるい道で楽だった体が、また悲鳴を上げ始めます。 (11:44)
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とうとう神社の入り口の黒門に到着しました。本殿はあと少し、もうひと頑張りです。 (11:51)
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境内の広場を抜けて、石段を登りきると、本殿に到着です。 ちょうど12時に拝殿前に着きました。登り始めて1時間50分ほど、意外にも標準タイム内で到達して、自分でも不思議なくらい です。

やはり、道が良いのと、多くのひとが登っておりペースがつかみ易いのが、理由でしょうねぇ。

火迺要慎 (火の用心)」と、刷られたお札をいただきました。これを台所など火を使う場所に貼っておくと、火事にならないのだそうです。
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(月輪寺を経て下山に続く)
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2011.10.08

HP更新のお知らせ (東京出張時の釣り物をUP)

みなさん、こんにちは。

先日の東京出張時の釣り物を編集しまして、我楽多写真館へUPいたしました。

・都電荒川線の面影橋から学習院下付近
・小田急線の経堂駅・祖師ケ谷大蔵駅構内
・東急世田谷線の山下駅・若林駅・三軒茶屋駅付近

をアップしております。


下のバナーより本館に進み、新作コーナーをご覧下さい。
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法然霊場巡拝記(その21) 8番慈雲山報恩講寺

法然上人の足跡をたどる巡拝の第9回目は、和歌山の報恩講寺に参ってきました。
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天下茶屋から区間急行で約一時間で、みさき公園駅に到着します。さすがにウイークデーとあって、遊園地の入口は閑散としてます。ここから岬町営のコミュニティバスに乗換えです。

バスは、しばらく国道26号線を走り、多奈川線の深日町駅前で大川街道に右折して岬町の中心地を電車と平行して抜けていきます。やがて小さな峠にさしかかります。山の中に町営のりっぱな健康ランド「ピアッツァ5」がありました。看板をみると温泉やプールやアスレチックなどがあるそうです。

ここで大半のひとが降り車内はガラガラになりました。やがて峠を下りて紀淡海峡がみえてくると、終点小島住吉に到着です。バスの行き先も「海風館 」って、いかにものバス停ですよね
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小島地区は漁師町です。漁船や釣船が係留され、堤防にはたくさんの釣り人が竿を並べています。

その横を通り抜けて大川街道を下っていくと、すぐに大阪和歌山の府県界を通ります。「是より 紀伊國 大川郷」とかかれた石碑が立っています。

波打ち際の道を潮風に吹かれて10分ほど歩くと、大川の集落です。ここにもちいさな漁港があります。お寺の参道の前の川には立派な石橋が架かっています。ほかにも石灯籠や石碑などもたくさんあって由緒あるお寺だと感じさせてくれます。集落へ少し入るとやがてお寺の山門が見えてきます。
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庫裏で案内を請うと、本堂へ上げていただきました。まずは法然上人が自ら刻まれたとされる自身像を拝見します。

寺伝によれば、後鳥羽上皇の怒りを買った上人は、讃岐の法然寺(2番札所)へ流され、やがて許されて摂津へ向かわれますが、途中で嵐にあってこの大川の浜に流れ着かれ、この村に滞在されました。このとき上人はもう75歳の高齢だったそうです。やがて再び摂津の勝尾寺(5番札所)に出帆される時に、なごりを惜しむ村人に、自分の姿を彫り残して行かれたのだそうです。

このお寺の女住職さまはなかなか話好きと見えて、たまたま一緒になった巡礼の方とふたりでいろいろとお話を聞かせてもらいました。もうひとりの方は百箇寺巡拝の願を立てられて、分厚い納経帳(市販品を分解して、自分で綴り直されたそうです)を見せていただきました。その方に、「3連休に愛宕山の月輪寺に行きます。」というと、「あそこは険しい山道なので、登山靴と杖を持っていかないとたいへんですよ。」と、脅されて(笑)しまいました。
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住職さまに見送られて、また来た道を戻ります。

せっかく海沿いの町にきたので、しばらく港を散歩しました。当たり前ですが、港にいるのは漁師さんか、釣り人か、その関係者ばかりで、カメラを下げてブラブラ歩いているおっさんは、わたし1人、なんか場違いの所へ来たみたいで浮き上がってしまいます(^^)
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バス停の名前になっている住吉神社へ参ってみました。参道は最近改修されたのか、新しいです。石灯籠に「海上安全」と彫られているのが、いかにも海の神様らしいですね。ちょうど秋の祭礼が近いらしく祭り提灯が下がり、「山車が通るので駐車禁止」と書かれた張り紙が目に付きました。
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帰りは、バスを深日港で下りて、岬町を散策してみました。
深日港からは、10年ちょっと前くらいまでは、淡路島の洲本や四国の徳島へのフェリーが発着しており、南海電車も淡路連絡の急行「淡路」を運行していた頃もありましたが、今は定期航路はすべて廃止になっており、港の旅客ターミナルも撤去されたのか空き地になってました。

駅前の観光案内看板で、万葉歌碑を見つけて、行ってみることにしました。しばらく国道を歩いて、標識に従って、海岸にでると、

「時つ風吹飯(ふけひ)の浜に出で居つつ贖(あか)ふ命は妹がためこそ」

(万葉集 巻12-3201 詠み人知らず)

の歌碑がありました。茅淳(ちぬ)の海の吹飯浜(ふけいはま)とよばれた歌枕は、今は、護岸工事がなされ、火力発電所の煙突なんかも見えて艶や消し(笑)ですが、すこしアングルを考えてみると、なんとか写真になりました(^^ゞ 水平線のかなたの島影は淡路島です。できれば淡輪海岸に向かう磯のところで撮影したかったのですが、この前の台風で土砂崩れがあって、通行不能でした(~_~)
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今までの巡拝は、ほとんど街中か山の中ばかりで、はじめて磯の香を楽しみながらのお参りになりました。京都からは中途半端(笑)に遠くて、私も最後に回してしまいましたが、巡礼でなくても、別に釣りをしなくても、魚が嫌いでも(^^ゞ、泉州や紀州の港町は楽しいです。この3連休は、すでに予定が詰まっているでしょうけど、次の機会に一度出かけられることをお勧めします。

いよいよ明日(10/09)は、最後にして最大の難関(笑) 愛宕山月輪寺を目指します。疲れて、報告が出来なくなるかもしれませんが(^^ゞ そのときは、ご容赦のほどを <m(__)m>
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2011.10.07

【本】京都周辺の山々 北山クラブ編

京都北山クラブ編のガイドブック「京都周辺の山々」を紹介します。

Kyoto_yama この本は、昭和41年に初版が発売されてから、昭和の終わりごろまで改版が続けられましたが、残念ながら今は、絶版になっています。

いっときは、この本と「京都北山1・2」という地図は、北山ハイカーの必携のガイドブックでした。

若い頃に、この本で、北山登山に目覚め、全国の山々を目指して行ったアルピニストは、多いと聞きます。

わたしも、そんなに高山へは行きませんが、家族や友達と山登りに行くときは、必ずもって歩いてました。

今回、愛宕山を目指すのに、古書店で探し出して来ました。歩いたことのあるコースのページをめくってみると、交通案内や施設案内などに30年以上の時間の経過を感じますが、山に入ってしまうと、コースは昔のままで、そんなに違和感はありません。

むしろ、汗をかきながら登った山道、峠の広場でのお弁当、やっと下り降りた沢で飲んだ山水の冷たかったこと・・・・・・ などが、セピア色の写真のように思い出されます。

「老化は足から」、だそうです。法然巡礼のつぎはどこを歩きましょうか。地図をみながら今からワクワクしてます
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本文で、「パパとママとボクのコース」と紹介される、北山の入門コース、大原から江文峠への登り口。(本書143頁参照)
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愛宕山登山の基点、あだし野念仏寺の石仏群。いまは清滝までバスで行けるが、昔は、ここの一の鳥居から試峠を越え、清滝の谷に向かった。(本書80頁参照)
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錦秋の二ノ瀬、守谷神社前。この道を真っ直ぐ登ると夜鳴峠を越えて雲ケ畑へ、神社の横を右に入ると、二ノ瀬ユリを通って貴船山・滝谷峠へ至る。どちらも軽いトレッキングに最適のコース。(本書125頁参照)

私の手に入れたのは、昭和44年版、京都市中央図書館には昭和57年版があります。なお、実際の山登りには、安全のため、最新の地図とガイドブックで確認されることをお勧めします
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2011.10.05

【叡電】秋の花シリーズ(2011)その5

10月1日の釣り物です。だんだん深まっていく秋を探してきました。
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まずは、三宅八幡~八瀬比叡山口間の棚田で、稲架掛けを入れて一枚。線路際の田んぼ一反は、下鴨神社の御神田になっていて、しばらくは宅地開発の心配もなさそうです。
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同じ場所ですが、すこし引いて、石垣と彼岸花を入れてみました。電車が豆粒になりますが、まぁ仕方ないでしょう(^_^;)
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上2枚の電車の位置までちかづくと、このような谷間の鉄橋を渡る電車が撮れます。手前にコスモスを入れて、秋を演出。
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橋の上から出町柳方面を向くと、こんなアングルです。手前は野菜畑ですが、すでに収穫が終わっているので、カットしました。しばらくすると冬野菜が植えられて、また被写体になってくれそうですが(^^)
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三宅八幡駅前に戻って、余命いくばく(?)の鋼トラス鉄柱を記録します。剥げたペンキで「大正14年10月建」の文字が読み取れました。今年で満86歳ということになりますね。
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(続く)
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2011.10.04

東山通り(三条京阪~京大)の散策

先週末は、ふと思いついて、東山通りの左京区南部の部分を散策してきました。
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京阪三条駅の北口から地上に出ると、だん王さんの門前に出ます。このお寺は知らなくても(失礼)となりのうどん屋さんは、それなりに有名なので、どこかわかりますよね(笑) ちょうどお昼時なので、ここで食事してからと思ったら、定休日でした(^^ゞ
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境内には、保育所と児童館があって、子供たちの歓声が響いています。庫裏には「招きネコの展示室」があって、全国各地から奉納されたちゃんが飾ってあるそうですが、残念ながら本堂は締まっているようで見られませんでした。

(あとで調べると、お寺の方に声を掛けると見せてもらえるそうです。好きの方はぜひお参りしてみてください。詳しくはお寺のHPへ
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だん王さんを後にして、東山三条の要法寺へ。ここは日蓮本宗の本山です。表門は伏見桃山城の遺構とされ、りっぱな御門です。 かつては、東海道の起終点の三条大橋東で、威厳をあらわしていたのでしょう。

いまはバス通りからすこし入り込んで、お参り人もすくなくひっそりしてます。でもさすがにご本山だけあって、広い境内にはおおきな伽藍がならび前庭の池の石橋も凝った意匠です。
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東山三条のバス停に出ると、また見つけました「京都市電の架線柱」の生き残り!

ちょっと傾いているところが、うしろの古い民家とマッチしてますね。10月上旬は、ちょうど京都京都市電が廃止された時。今年(2011年)で、用途停止後33年になるわけですが、よくこの街中で持ちこたえたものです(^^ゞ
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東山通りを北にちょっと歩いた東山仁王門のバス停前の、満足稲荷神社に入ります。このお稲荷さんは、社務所の由緒書きによれば、「太閤秀吉さまが立身出世を祈願されて、目出度く天下人となられ『余は満足ぢゃ』 と、命名された。」のだそうです。

今更(笑)、出世を望む年でもありませんが、この先も、不満なく暮らせますようにと、祈ってまいりました。
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神社を出て、東山仁王門の交差点に来たところで、またまた市電の架線柱の生き残りを発見。「余満足ぢゃ
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岡崎公園のほうへ曲がると、すぐに本妙寺があります。ここも、日蓮宗のお寺です。入り口に、「赤穂浪士ゆかりの寺」と書いてあったので入って見ます。義士のお墓や四十七士の木像が安置してあるそうです。

本堂の受付は、ミニ釣鐘になっています。「ピンポン」より、ずっと風情がありますね。叩いて見たい衝動もありましたが(笑)、法華信者ではないので、止めときました。

萩の植え込みのうしろには、金木犀があって、甘い香りをふりまいてます。腰掛に座って仁王門通りを行きかう人々をウオッチングします。みんなセカセカと岡崎公園や東山通りのバス停へ向かっていきますが、このお寺にチラッとでも視線を投げかけるひとは、ほとんど無し。

平安神宮や美術館より、まったりするような気がするんだけどなぁ
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本妙寺の北隣は、妙伝寺です。この付近、北は琵琶湖疎水、南は三条通り、東は東山通り、西は鴨川に囲まれた一帯は、岡崎の寺町で、お寺や神社がいっぱいあります。ほとんどが、観光寺院ではなく、地元の人や檀家さんがお参りするだけでひっそりしてます。

このお寺も日蓮上人のご分骨を安置し、「西の身延」「関西身延」と称されるほどの大本山ですが、やはりひっそりしてます。

本堂横の末寺のならぶ参道は、時代劇撮影の名所なのだそうです。

私てきには、このお寺の前(東山二条交差点)は、中学3年の時に、はじめて京都市電を撮影して、鉄道カメラマン(笑)の一員になった、記念の場所です
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今は、お寺の境内が模様替えされて、昔のアングルで撮れなかったので、山門からバス通りを見る構図で、今昔を並べて見ます。市電の背後のビルの前が、今も残っている仁王門バス停の架線柱の場所です。
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熊野神社前まできて、やっとカレーショップを見つけて、カツカレーで昼食に この辺のお店は、京大の学生さんを相手にしてるので、カツの量が多いです

付属病院から吉田寮の前に来ると「吉田寮ほぼ100周年祭」の案内が。1913年(大正2年)の開設から再来年で100年なので、「前祝=ほぼ」が付いてるみたいですね。

玄関からちょっとのぞいてみましたが、私の学生時代の30年前と雰囲気だけは(笑)ほとんど変わってませんね。今の学生さんは知りませんが、当時は、まだバンカラの風が残っていて、窓からお○○○をしたとか、門限に遅れて塀を乗り越えて帰ったとか、押入れにキノコを生やして、しかもそれを鍋に入れて食べたとか

さらに、尾ひれが付いて「農学部のキノコを研究しとる学生に、毒キノコかどおかを判定させたらええし、もし当たりよっても医学部 は、目の前やし、万一死によっても コンパで知りおうた、仏教学部の坊さんの卵 にお経あげさしたらええわ。」

本当かウソかは知りませんが、そんな話がマコトしやかに語られておりました。
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ところで、この大学本部前のバス停なんですけど、左から京都バス東山白川線は「東一条」、京都市バス東山線は「京大正門前」、京阪バス比叡山線は「京大正門」と微妙&全然異なってます。

もともとは、すべて「東一条」だったと思いますが、いつのまにか三つに分裂(笑)してました。地方からやってくる受験生が戸惑わへんかなぁ
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2011.10.03

【叡電】秋の花シリーズ(2011)その4

秋分の日の3連休の釣り物の続きです。
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茶山~一乗寺間の公園のフェンスにひっそりと咲く、ヒガンバナ。田んぼの畦の群生も見事ですが、このようにひと株、ふた株と咲いてるのも風情がありますね。
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これは、出町柳~元田中間のヒガンバナです。踏切脇の非常にせせこましいところに咲いてます。なぜかこの踏み切りは、四季を通して野草が咲きます。土地が肥えているのでしょうか?

ヒガンバナは、この近くにもうひと群れ見つけました。こちらはまだつぼみで次の週末くらいが見頃みたいでした。
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一乗寺~修学院間のムラサキシキブの実です。これは、壁ぎわにへばり付いているのを、体をよじって写してます
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同じ場所のムラサキシキブです。秋の草は、ハギ・キキョウ・コスモスなどと、ピンクからムラサキ系の花が多いですね。
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最後は、ふたたび岩倉付近の畑の脇から、すこし色つきはじめた柿の実です。この写真を写したときから一週間が過ぎて、今はさらに黄色くなってるかもしれません。農家の庭先の果樹は、秋の風物詩としては最適ですね。

でも、最近はスーパーで買ってきたほうが安くて美味しい らしいので、実っても収穫せず、鳥の餌や畑の肥やしにしてしまう場合も多いと聞きます。

ちょっと勿体無い気がしますね。
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(続く)
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2011.10.02

昨日は小学校の運動会でした。

昨日は、息子の小学校の運動会でした。
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前日に、少し雨が降り、当日の朝も曇りがちで心配しましたが、お昼前からは晴天になって、絶好の運動会日和でした。
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息子は、「今年は応援団に選ばれなくて残念」って、いってますが、準備係りになって、玉入れの棒を支えたり、
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玉ころがしの大玉を運んだり、
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トラックを全力で駆けたり、  「最後に抜かれて3位だった」そうですが
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組み体操をやったりして、
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小学校最後の運動会を楽しんでました。

けさは、「きのう叫びすぎて、ノドが痛い」 いんだそうです(笑)
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2011.10.01

【叡電】秋の花シリーズ(2011)その3

今日から10月です。一週間遅れですが(^^)、秋分の日の3連休の釣り物です。

台風一過、急に肌寒くなって、この秋初めて、長袖長ズボンの衣替えでの散歩になりました。
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前回にご紹介した岩倉川鉄橋の花壇では、キバナにつづいてピンクのコスモスも咲き出しました。
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これは、一乗寺~修学院間のコスモスです。線路脇の小さな空き地ですが、毎年いち早くお盆頃からコスモスが咲き出します。これはかなり濃紫の品種ですね。
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上と同じ場所です。イラスト電車は春の桜花爛漫の絵が写ってますが、後ろの秋草の部分を写しとめるべきでした(^^ゞ
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出町柳~元田中間のヌスビトハギです。豆がいわゆる「引っ付き虫」近寄るとに着いてしまいます。わたしも気をつけたつもりでしたが帰ってを脱ぐといくつか引っ付いてきてました(笑)
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たぶん、この写真を撮った時に、引っ付けたんでしょう。
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(続く)
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