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2011.10.28

法然二十五霊場巡拝記(その24) 21番大原勝林院

法然上人二十五霊場巡拝も、いよいよ25寺と番外2寺の計27ヶ所のうち、26ヶ所目のお参りとなります。
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永観堂をあとに、大原へ向かうために乗ったバスは、なんと10系統比良線「梅の木・朽木学校前」行きです。京都バス路線中最長距離 (約45キロ、所要時間1時間50分程度)を誇りますが、近年は土日祝の一日2便の運行にまで減らされ、しかも冬季運休があるので、なかなか乗りにくい幻のバス(笑)の1路線です。 公共交通機関と徒歩だけで回ると願を立てた巡礼のリーチを飾るのには、最適のバスでしょう
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バス停から、土産物屋の間を抜けて、ここも紅葉の時期はさぞや美しかろうと思われる呂川沿いの急坂を登ります。

ここも11月中旬ともなれば、人出も多くなって、普段は自宅から大原まで車で20分程度ですが、最混雑時には、一時間以上もかかることがあります。しかも駐車場を探してウロウロもしばしばなので、晩秋のお出かけはお勧めしません(^^ゞ 行きたい方は、ほんのり色付く、11月上旬までが宜しいでしょう。
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三千院の前を通って、律川に掛かる萱穂橋のたもとに「熊谷直実の鉈捨薮跡」と伝える看板が立っています。

お寺のパンフレットには、「時代がずれている。」と否定的ですが(笑)
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橋を渡って、坂を少し下ると、実光院、後鳥羽・順徳両天皇父子の大原陵、そして勝林院の前にでます。

受付でご朱印を書いていただく間に、お庭を一周します。本堂の柱に「大原問答」「勝林院」と大きく札が下がっています。

本堂に上がると、まず丈六の巨大な阿弥陀如来さまにビックリします。三千院の阿弥陀如来さまもそうですが、よくぞ、こんな山里(失礼)に大仏を作り上げたものだと感心します。脇侍は不動明王さまに、毘沙門天さまです。一般に阿弥陀さまのお供は、観音菩薩さまと勢至菩薩さまですが、ちょっとかわったお供の仏様ですね。
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その昔は、大原は比叡山の西の坂本として、天台宗の一大メッカであり、比叡山~大原~鞍馬を結ぶ行者道は、巡礼が絶えなかったとされています。今でも多くのお寺が残っています。

出来れば、他のお寺も回りたかったのですが、秋の日は釣べ落とし、曇り空の山里は午後4時前で、すでに薄暗くなってきました。それで一番奥の音なしの滝だけは見てくることにして、山道を10分ほど登りました。

この滝を越えてさらに登っていくと仰木峠を通って、比叡山の横川中堂に着きます。さらに山道を上り下りすると、巡拝のゴールの黒谷青龍寺に至ります。このコースは一度だけ歩いたことがあるのですが中々の難コースで、山歩きの用意をしていかないと歩けません。巡拝中、愛宕山の月輪寺とならぶ難関です

今日は、ここから比叡山を拝むだけにしておきましょう。
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帰りは、旧大原街道(鯖街道)をすこし歩きました。わたしが小学校の頃(1960年代後半)は、まだこの狭い道をバスが走ってました。

テレビの大河ドラマの舞台になると、急に観光地化されるのは、昔も今もおなじですが(^^ゞ ここも、新平家物語で「大原御幸」が取り上げられた頃に、観光客が押し寄せるようになり、道もバイパスができ、駐車場も整備されて、大原も俗化(失礼)しました。

それまでは、道も狭く、バスが大原川に転落して怪我人が出るような大事故が発生したり、台風シーズンには土砂崩れでよく道が不通になったりしたものです。
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写真は、暮れなずむ大原の山里です。向こう山のすこし低くなったところが江文峠で、静原を経て鞍馬に通じています。

いよいよ、次回は、比叡山黒谷青龍寺と東塔法然堂に再び参って、納経帖を納めることといたしましょう。
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(合掌)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

こんにちは。
最初の京都バスの、迫力満点のお写真、
こんな角度で撮るとカッコイイですね
この大きさのバスが、狭い鯖街道を通っていたなんて、
今では信じられませんなぁ~

>> ありんこさんへ

こんにちは。その昔は大原から奥まで行くバスは、ボンネットバスでした。
大原までのバスも、もちろん女の車掌さんが乗ってて、「発車オーライ。」とか、
「毎度ご乗車ありがとうございまぁす。」「ご面倒様ですが、キップ
お切らせねがいまぁす。」とか、
独特の口調でアナウンスしてました。

中村メイ子さんの歌う「♪田舎のバスはオンボロ車♪」のメロディそのままでしたね

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