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2012.06.07

京田辺を歩く(その1) 観音寺の国宝十一面観音を拝む 

トンチの一休さんの町で売り出し中の京田辺市の里を散策してきました。この付近は、趣味の先輩のなまちゃんさまがよく紹介されておられるのですが、なかなか田辺で下りる機会がありませんでした。

たまたまテレビで一休さんを見て、ふと思い出して歩いてきました。

なまちゃんさまのHP「鉄道ファン半世紀」はこちら
http://www5.kcn.ne.jp/~namachan/
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まずは近鉄の三山木駅まで行きます。3月のダイヤ改正で新田辺の接続が悪くなって、丹波橋で見送って、途中で追い越した各停に結局乗るハメに。ちょっと気分悪いです

三山木駅は、はじめて下りる駅ですが、JR学研都市線とも立派な高架駅になっていて、駅前のロータリーも広いです。同志社大学の田辺キャンパスの最寄り駅でもあるので、休日にもかかわらず学生さんがたくさん歩いています。

大学へ向かう広い道をしばらく歩くと新興住宅地から田園風景にかわり、生駒山地の麓に観音寺が見えてきました。
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庫裏で案内を乞うと、住職さまが出て来れられて本堂に上げていただきます。

お焼香と短い読経の後、厨子が開かれて国宝の天平仏、十一面観音菩薩さまと対面です。ほぼ等身大の木心乾漆像です。

下のアドレスでパンフレットに載った写真を見れます。
「南山城十一面観音巡礼」
http://www.kaijyusenji.jp/jyuichimen/index.html

まず住職様よりお寺と観音様の由緒を簡単に説明していただきます。

それによれば。「このお寺は天武天皇の勅願で義淵僧正が創建され、のちに聖武天皇の勅願により良弁僧正が伽藍を増築し、息長山普賢教法寺と名付けて、天平16(744)年に十一面観音立像を安置された。」

「その昔は、七堂伽藍がたち並ぶ大寺院であったが、火災に見舞われてそのほとんどは失われ、大御堂だけが再建され現在に至っている。」のだそうです。

そのためパッと見には失礼ながら国宝に指定される仏像を安置しているお寺には見えません。どこにもありそうな片田舎の山寺です。 最初は、手前からお姿を拝んでいましたが、住職様が「前にどうぞ。」と勧めていただきましたので、厨子の真ん前にたって拝見しました。

左手は胸の高さに水瓶を捧げ、右手は下して印を結ばれています。その優美さには言葉も出ません。とても1250年以上も昔に彫られた天平仏とは思えません。大火をはじめいろいろなアクシデントがあったでしょうに、よく今に伝えられたものだと感心します。それにコンクリート造りの収蔵庫のガラスケースの中に納まっておられないのがなにより良い。

できれば半日でも一日でもお姿を眺め続けたいところですけど(笑) そうもいかないもので、10分ほどでまた扉は閉められお堂を出ました。
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境内には、ハナショウブやスイレンの咲く池があり、コイが泳いでいます。鐘楼の前には「お水取りの竹送り復活」の石碑が立っています。冬になると、東大寺二月堂の「お水取り」の籠たいまつに使われる竹をこの付近の竹藪から切り出して奈良まで運ぶのだそうです。
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さて、観音寺を出て一休寺に向かいます。最初は一旦、三山木駅に戻って一休寺まで電車とバスで移動するつもりでしたが、住職さんに聞くと「歩いても一時間ほどですよ。」ということなので、同志社大学のキャンパスを目指して歩き出します。

行きはバス道路を歩きましたが、帰りは川沿いの田舎道を例によって草花を写しながら下ります。黄色い花は図鑑で調べると「(ブタナ(豚菜)」みたいです。タンポポに似た可憐な花なのにちょっとな名前が付いてますね。
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真っ赤な夾竹桃。この日は曇ってて歩きやすかったですけど、カンカン照りの日にこの花に合うと、よけい暑苦しく感じますね。

やがて田舎道は終わって、大学の通学路のバス道路を歩きます。
大学の構内を出ると竹藪の続く丘陵地を切り崩し、田んぼを埋め立ててまっすぐに伸びる都市計画道路が北へ伸びています。車は少なく、歩く人もほとんどない単調な道を登り降りしているうちに一休寺の看板が見えてきました。
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(次回は、一休寺拝観です)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

すてきなとこへ行ったのですね
一休寺は いったことないので 次回が楽しみです

(*゚ー゚*)ご無沙汰いたしております。
明日あさってとhttp://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000114707.htmlこのようなイベントがございます。他にもいろいろやってはるみたいですね。
ご存じやと思いますが 知った以上お教えしとかんと 落ち着きません。

ほなまた

>> まぶちょんさんへ

南山城は、車でも電車でも1時間前後の近場なんですけど、
京都・宇治・奈良のチョー有名観光地にはさまれて意外と
見落とされがちなんですね。

宇治の平等院鳳凰堂も、この秋から解体修理に入っちゃう
ので、それまでにまたこの辺を散歩しようと思ってます。

一休さんのお寺は、夜になってからUpしますね。

>> 華子さんへ

こんにちは。
情報ありがとうございます。

明後日の梅小路のイベントは都合で行けなさそうなんですけど、
明日の市役所前のイベントだけは、行きたいですね。

p.s
京都も早くも梅雨入り、しばらくは

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