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2012.08.18

大文字山へ登ってきました。

201208daimonji09 順序が逆になりましたが、15日は、送り火の護摩木を奉納しに、大文字山に登ってきました。

ここ数日の天候不順で、日差しはキツくはないももの、湿度が高くて歩くとすぐ汗ばむような、あまりハイキングには適さない天候でした。

この写真は、17日に出町橋から見た、昼間の大文字山です。
ここからバスで銀閣寺まで数分で着きます。
201208daimonji08 銀閣寺道の交差点から大文字山の頂上近くを眺めると、肉眼でもお参り人が動き回っているのが見えます。

ここから30分程度の上りです。
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201208daimonji01 まずは、銀閣寺門前横の浄土院(通称大文字寺)に寄って、護摩木を頂きます。

写真左手の女の人が手にもって書き付けているのが護摩木です。

これに「〇〇家先祖代々供養」とか「家内安全・交通安全」などのお祈りを書いて、大文字保存会のひとに渡すと、山上まで引き上げて、16日の夜に、送り火の焚き木にしていただけます。
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201208daimonji02 銀閣寺門前からしばらく谷川にそってのぼり、やがて尾根に取り付く急な山道に入ります。

ここから仙人塚の平坦地まで15分から20分ほど急坂が続いて、一汗書きます

今回は、歩き始めたのが12時半ごろで急にお腹が減ってきて、暑さもあって、バテてしまいました

仙人塚で小休止して、パンで小腹を満たして、ふうふう言いながら、40分ほどかかってやっと、大文字の中心へたどり着きました。

梅雨の時期以降は、あまり山歩きをしてないのでやはり体がなまっているようです
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201208daimonji04_2
大文字の中心からみた京都市内です。手前のふたつの緑が吉田山、その奥の緑が岡崎公園・御所・糺の森・植物園など。さらに嵐山から西山が連なっています。

手前の石組みは火床で、ここで護摩木に点火して、火の大文字を作ります。
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201208daimonji05 この写真は、南西方向を伏見・鳥羽・淀から遠く大阪市内の高層建築群とその後ろの生駒山地を見ています。

ここから大阪までが見えるのは、はじめて気がつきました。天候にもよるのでしょうけど、大気の澄んでいる冬場はいざしらず、湿度の高い真夏でも遠くまで見えることがあるのですね。
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201208daimonji06 そよ風に吹かれながらお弁当を食べて、帰り道は、大の向かって右手の斜め棒にあたる火床に沿って下ります。

この狭い通路をつたって火床に薪を運び点火し、火が燃え広がらないように監視するのは、暑い盛りでもありたいへんなご苦労でしょう。

下から「きれい!きれい!!」と叫ぶだけでなく、感謝と慰霊の気持ちを忘れないようにしないといけませんね。
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201208daimonji07 帰りは、行きの半分ほどの時間で、息継ぎの中尾城山の水のところまで戻ってきました。

ここは、貴重な水場で、驚くほど冷たい山水が流れ出しています。

空になったペットボトルに山水を詰め替えて、もって帰ります。これでお茶やコーヒーを作ると、めちゃまろやかで美味しいんですよ。

ふたたび銀閣寺の参道へ戻ってくると、まだ護摩木を奉納する人並みは途切れません。

山水で冷やした体も、アスファルト道路に出ると、一気に暑くなりました(^^ゞ
(比叡登山に続く)
*
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

おはようございます。

「大文字の送り火」の山って、こんな感じになっていたのですね。

お疲れ様でした。

山上の景色も綺麗ですし、山水も持ち帰られたの事で、暑いながらも心身ともに癒されたかと感じました。

京都って、本当に「観光地」が豊富ですね。

>> 京阪快急3000さんへ

こんにちは。
大文字山(如意ケ岳)は、山頂でも標高474mで、火床の中心は
たぶん400m前後で、いま流行のスカイツリーの第2展望台の
高さにも及びません(^^ゞ

でも、景色は抜群ですね。市内から大阪方面が見渡せました。
ひらパーか天保山の観覧車が見えないか目を凝らしてみましたが
判りませんでした。

五山の送り火が見守り、見送っていた風景なんですね。
見る側と見られる側、五山の送り火の奥行きを覚えました。
ありがとうございます。お疲れ様でした。

京都が一望できますね。
多くの人から見えるのが頷けます。
これだけ高いところに登るのは、大変だったと思います。
ご苦労様でした。
こういう所で火をつけるわけですか。
良いものを見せていただきました。
苦労して登って火をつけて、それをずっと守ってる人たちが居るんですよね。
すごいことだと、改めて思いました。

暑い中お疲れ様でした。現地で一緒に登っているようでした。
息子さん一回り大きくなっているようですね。
親も大変だ

>> キハ58さんへ

こんにちは。

最近は、五山の送り火も宗教的な意義が忘れられて
単なる、火祭りのような取り上げられ方をされてますが、
お盆で帰ってこられたご先祖様を見送るという原点は
いつまでも大切にしたいですね。

私の子供の頃は、(いまでも旧家では、やっておられる
でしょうけど)、送り火の炎を、茶碗の水に映して
それを飲むということをしてました。

>> みつひろさんへ

こんにちは。

先日、銀閣寺にこられたときに、眺められた光景です。
お寺の左手から登山道が伸びています。

今は、リフト(昭和47年に作られたそうです)があるので、
比較的簡単に、焚き木や灯油を山上まで上げられるように
なりましたが、やはり積み下ろしや火の守りはには
人手が必要です。もちろん地元の保存会だけでは
手不足ですから、ボランティアを頼んでいます。

袋田の滝の写真に比べて、あまりにお粗末な(笑)
パノラマ写真で失礼しました(^^ゞ

>> 西町さんへ

こんにちは。

気に入っていただいて、ありがとうございます。

「お前のブログの写真は、抽象的なのが多くて、ぜんぜん観光案内に
にならない

と、お叱りのメールを頂きましたので、お散歩編のブログには、
出来るだけ見やすい写真をUpするように変えました

息子は、柄だけは大きくなりましたが、肝心なところはまだまだ
子供です。遠くからでも、見守ってやってくださいませ。

大文字焼きは 下からみて 「きれい」と 言うのが定番だと おもってたので、こうして山の上からみることは なかったです。こんなふうになってるんですね。護摩木には 皆さんの感謝の言葉がたくさんかいてあるんだろうね。最近は ほんとに、お祭騒ぎのほうが メインになって、本当の意味を忘れがちですね・・。反省しなきゃ・・・

こんばんは。

大文字山の登山、お疲れ様でした。

しかし、夏でも大阪の街が見れるなんてすごいですね。

蜃気楼のように幻想的でした。

大文字の送り火の意味、もう一度よく考えなおをさなければいけませんね。

特に私のような若輩者は。

送り火を観光客集めのように取り扱うメディアのせいもあるとは思うのですが。

今の若者は完全に、イベントごとのように捉えていると思います。

私も先日四天王寺さんの万灯供養法要に行ってまいりましたが、ご先祖様を敬う心は忘れてはいけないと感じました。

>> まぶちょんさんへ

こんにちは。
わたしも、この年になって、やっと京都の伝統文化の良さと大切さが
わかるようになってきました。

それまでは、送り火も、単なる夏のイベントのひとつで、これが
終わると、子供の頃は宿題に取り掛かる時、大人に
なってからも、「あぁ~あ、盆休みもおわっちゃったよぉ
って、感じでした。

昨年の津波で被害を受けた松を護摩木にするか否かの騒ぎで
伝統文化の意義が見直されたのは、逆効果ですが、良かった
のではないかと思ってます。

>> kaz_eg6 さんへ

こんにちは。
今年は、やはり年のせいで体力が衰え始めているのか
わずか、400mの小山に上るのに、バテて、体育会系になった息子に
「お父ちゃんも、年やなぁ」と、笑われてしまいました。

大阪市内まで見えるのはびっくりしましたねぇ。冬場なら生駒山の
電波塔が並んでいるのが良く見えるのですが。
それでも阿倍野のハルカスが300mですから、スカイツリーに比べたら
大したことありませんね(笑)

メディアでも、文化面や教育面では、送り火の意義を伝えているので
しょうけど、やはり社会面の夏のイベント的な取り上げ方に目がいって
しまいがちですね。

それでも、高校生や大学生のボランティアの学生が裏方で手伝って
いる姿をよく目にします。若いひとも頑張ってくれてますよ。

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