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2012.08.01

京都精華大のオープンキャンパスを見てきました

京都精華大のオープンキャンパスをのぞいてきました。

叡電を撮り歩いていると駅に「オープンキャンパス開催中。受験生だけでなく、一般の方も見学OK」とあるので、「芸大の授業って、どんなん教えてくれるんやろ」と、興味をもって精華大前駅で降ります。
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受付へ行くと、「学校の下見ですか?」と聞かれたので、「一般参加です。」というと、まずは「マンガ学部」の先生方による展覧会場へ案内していただけました。

おじさんには、失礼ながら内心「マンガなんて、大学で教えるほどの芸術作品かいな。」という気持ちがあったのですが、さすがに雑誌や本の挿絵などで作品を拝見したことのある漫画家のかたも講師をされてるだけあって、すばらしい作品が並んでいます。

コミカルなもの、シリアスなもの、華やかなもの、暗い(笑)もの、ギャグマンガを見ても、笑うより、「ふぅ~ん。」と感心してしまうのも、ホールでの展覧会だからかも?

特設コーナーでは、7月7日に公開された宮沢賢治原作の「グスコーブドリの伝記」のアニメ化の制作風景と試写をやってました。前作の「銀河鉄道の夜」のスタッフによる作品で、登場人物も擬人化されたネコが演じるのも同じです。

私は、原作を読んだことがなくてあらすじしか知らないのですが、賢治らしいヒューマニズムに溢れた作品です。一度映画館にも足を運んでみたいです。
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ホールを出ると、受験生さんは、志望の学部へ散っていきます。わたしはひとりでシャボン玉発生機? を見ていると、スタッフの方から、「授業を見てやってください。」と、声をかけられました。

それで、タイ国から持ってきたというオート三輪を改造したような怪しげな(笑)トゥクトゥクなる乗り物で、キャンパスの一番奥に案内されました。
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着いたのは、陶芸学科の教室です。

みなさん、粘土をこねたりロクロを回したりしてます。京都では清水焼の窯元でよく見る作業です。でも作っているのは茶碗やお皿ではなく、やはりゲージュツ品ばかりです。

人の背丈もあるような大甕や火炎土器のような花器、その他どう表現したらよいかわからない作品が並んでます。(写真は学生さんとはいえ著作権があるので、勝手には写せないのが残念です。)

やはり上級生や院生の作品は、コレクションにしておけば将来高く売れるかも(失礼)というような、ハイレベルのものが散在してました。
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陶芸コース卒業制作展作品集から 

左から「Synchronicity」、「陶の妖艶」、「circum ambulation - 巡回 -」

(C)2011-2012山極 千真沙、大機 伸吾、中谷 和世
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山端大君町  「4年間過ごしたこの町の 今 を形に残す。」

(C)2011-2012 松下 亜澄

次は、立体造形コースの教室に入りました。ここは木彫、石彫、金工、塑像などを学びます。 実習場は、大学のキャンパスというより町工場そのもの(笑)で、石ころや木切れが散らばり、プレス機や旋盤やドリルが並んでます。

一年生が最近作ったばかりという大理石の石像(自刻像?)は、まだ荒削りながら若い感性が感じられます。芸大を志望する学生さんは、高校のときから美術コースで勉強している子が多いので、さすがに大したものだと感心するばかり(^^)

「みなさん、うまいですねぇ。」というと、先生は、「芸大といっても一般教養の座学もあり、いくら実技がうまくても、座学の単位が取れずに卒業できない学生もいます。」とのこと。

上の写真の卒業制作は、叡電宝ヶ池駅の付近がモデルになってるようで、私の隣町です(^^)v
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The Form #1-9 (9作品のうち、3つ)

(C)2011-2012 川崎 真実

次は、デザインコース。ここはやはり華やかです。最近はCG作品が主流のようで、ハイクラスのデジタル機器がそろってます。

ここから、次の日本を背負っていくクリエイティブデザイナーが巣立っていくんでしょうね。いまだに手作業のようなやり方でシコシコとプログラムを作ってるおじさんSEには、夢のような世界でした。

できることなら、もう一度学生にもどって、こんなマシーンを使って勉強しなおしたいです
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平成児昭和圖

今より物は少なくて貧しかったけど、人々が日本を豊かにしようと、昨日まで無かった新しい物を作り出し、明日に希望を持って生きていた力強い時代。平成生まれの自分の中にある「昭和の世界」を描いた屏風です。

(C)2011-2012 川上 彩加

続いて、日本画コース。この卒業作品をみて、「昭和も遠くなりにけりorz_ 」と、おじさんは、ため息をつくのでした

この学科も人気コースとみえてたくさんの高校生が課題に取り組んでました。写楽や若冲の浮世絵や掛け軸をうちわに写し取る作業です。
ここでも「お父さんも、いっしょにどうですか?」と、声をかけられましたが、絵心がまったくないので、遠慮しときました。

日本画といっても、花鳥風月の伝統的な画材だけでなく、日本絵の具を使っていてもモチーフは、現代的なものやアブストラクトなものもあって、なかなか面白いです。
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最後は、版画コース。この大学では筆で直接描く絵画以外は、写真や映像・CGなども含めて、版画と呼んでいます。

やはり「写真」の教室に興味があるので、まずここを訪ねてみました。う~ん、みなさん学校の備品かもしれませんが立派な機材や現像室を使ってますねぇ。普段は、「写真はカメラの性能じゃない、感性だよ。」とよく言われますが、下手な鉄砲も精度の高い武器を使ったほうが当たるようで・・・・・

時間に余裕ができたら、ここの聴講生になって、もう一度カメラのイロハから学びなおして見たいですね。もう無理かなぁ(笑)

軽い気持ちで、紛れ込んできましたけど、なかなか芸術の道も厳しく大変みたいですね。受験生のみなさんも頑張って下さいね。
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(次回は、叡電のクイズラリー「加茂川マコトちゃんを探せ」です)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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