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2012.09.13

上賀茂神社社家 梅辻家住宅を拝見

烏相撲の神事を見た後、社家町にある梅辻家住宅の特別公開に回りました。
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この梅辻家は、明神川のせせらぎを石橋で渡って入って行く、よくイメージされる社家のお家のところからもう少し東へ行ったところにあります。

このお家は、子供の頃から見慣れているのですが、失礼ながら神職さんのお家の重要な遺構とは知りませんでした。上賀茂村の庄屋さんの家かと思ってました

まず、この門構えは「長屋門」という形式で、武家や苗字帯刀を許された庄屋・神官などにだけ許された格式のある門だそうです。
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門を入ると外庭があります。石畳の奥には、式台といって高貴な方を迎える表玄関があります。

式台の左手の竹垣の後ろには勝手口にあたる大戸口(内玄関)があります。この玄関は柱が鳥居形に組まれているのがいかにも神職のお家ですね。勝手口の横には、お供の方が待っている腰掛があります。ただし露天で夏冬や雨の日は大変だったでしょうねぇ

玄関の右手の白壁の切妻屋根が母屋、手前の引き戸の内側は内庭で書院につながっています。
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建物の内部は、撮影禁止なので、入場券の写真で説明します。これは書院の内部です。もとは御所の御学問所を移築したといわれています。天井も柱も鴨居も黒く塗られた黒書院造です。皇族の居間は一般に黒く塗られていたのだそうです。

手前の屏風は源氏物語扇面貼付屏風、欄間の書は三条実美の筆になるものです。奥の屏風は花鳥図でしょう。

他にも、契沖の書、江戸城の見取り図、秀吉の書状(戦勝祈願への礼状)などが展示してありました。

お庭に面した窓の釘隠しには菊の御紋も残ってます。あと変わったところでは、御印殿収蔵庫とよぶ、上賀茂神社の実印を持ち帰って保管する金庫のような箱が庭の中門の内側に残っています。
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なお、常時公開されている社家に、西村家住宅があります。小川を渡って入っていくお庭は、テレビや雑誌でも良く紹介されるので、ご存知方も多いと思います。
例年3月15日~12月8日(冬季は休止) 9:30~16:30 有料
tel. 075-781-0666

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(次回は宇治の散策に戻ります)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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