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2012.10.03

旧東海道日ノ岡峠の秋の草花(その2)三条通りの彼岸花

23日は、京阪特急を撮影してから、山科日ノ岡峠の酔芙蓉のお寺、大乗寺に回りました。
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大乗寺を出て、旧東海道を日ノ岡峠まであるきました。

旧道とわかって町並みを見ると、古い民家もあり、それらしく見えてくるから不思議です。一方通行ですが、抜け道になってて車どおりはそれなりに多く、道幅は普通乗用車がやってきても脇に避けないと危ないくらいの狭さです。 (昔はこれで十分だったんでしょうが)

峠の手前で旧道が三条通りと合流する地点に、車石公園があります。写真中央奥の黒い石碑にはこう書かれています。

「平成九年十月の京都市営地下鉄東西線の開業に伴い廃線となった京阪電鉄京津線の軌道敷を利用し三条通の四車線化及び歩道の整備事業を実施した
本事業の完成を記念して三条通の舗石として敷設されていた車石を利用し往年の牛馬道を模した広場を整備する
平成十年一月 京都市」

車石とは、「江戸時代に東海道の大津札ノ辻から京都の三条大橋までの約12キロの間、坂道で物資を輸送する牛車が通りやすいように道路に敷いた切石。1805(文化2)年に完成。車道と人道に分かれていて京都に向かって右側に車道があり、左側は人や馬が通ったという。」(京都新聞の記事による)

というもので、車のわだちの跡が磨り減ってレールのようになっています。
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歩道の街路樹の根元に、白花と赤花の彼岸花が数株ずつ咲いてました。だれかが植えたものなのでしょうが、紅白のコントラストが見事です。

行きのバスの中で見かけて、帰り道に撮影しました。
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非常に通行量の多い幹線道路なので、信号で車が途切れるときに、車や歩行者が写りこまないタイミングを狙って、写してます。

電車とヒガンバナの撮影では、ちょっと引いて群れ咲く感じに撮りますが、アップでみる彼岸花は、なかなか複雑な形をしてるんですね。
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これは、蹴上の都ホテルの前に咲いてた一輪。まるで花火みたいです。
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蹴上の浄水場下のハナミズキの赤い実。

京津線が地下鉄になる前は、この峠道に66.7‰という、やはり廃線になった旧信越線碓氷峠に匹敵する急勾配がありました。いまでもよくぞこんな急な坂道を電車や汽車が行き来できたものだと感心します。

地下鉄に変わってこの10日で、もう15年になりますが、いまだにモーターを唸らせて坂をのぼる電車が想いだされます。
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蹴上からは、坂はゆるくはなりますが、東山通りまでずっと下り坂が続きます。

白川橋のたもとに「ちおんいん・ぎおん・きよみずみち」と彫られた古い道標があります。ふだんは何気なく通り過ぎるのですが、近寄ってよく見てみると「延宝六戊午年」の文字があります。なんと西暦1678年、徳川四代家綱の時代。今から330年以上も昔に建てられたものです。京都市の文化財にも指定されてるようです。

これを建てた人も、まさか21世紀のデシタル時代まで残るとは思っても見なかったでしょうね(笑)

まわりには、江戸時代から続くような老舗も散在してます。
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この後、出町柳の萩の寺・常林寺に回ろうと思ってたのですが、雨が降りだして来て、バスで帰宅しました。

先週末の台風で、萩の花も落ちてしまったかもしれません。今年は出町の萩の写真は、撮り損ねたかも  (写真は、昨年のお彼岸に撮影)
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(次回は、HM付きの叡電の続きです。)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

車石、ついこないだ大谷で見たところなので、興味深いです。
あの坂道に牛たちは大変だったでしょうね

今はシーズンで、どこに行ってもヒガンバナが咲いていますが(大げさ?)、
白い彼岸花って、めずらしいですね

こんにちは^^
以前、自分のブログにも書きましたが(笑い)、
東京にいながら、京都での風景も偲んでいます。
今日、登場の花たち。。。すべてビンゴです
ハナミズキも、次回(未定ですが。。。)小さな木の実シリーズで
掲載予定です

>> slowmotion さんへ

こんにちは。
先日の、京街道の記事を読ませていただいて、急に山科の
旧東海道が気になって行って来ました。

ヒガンバナは、今年は当たり年なのかよく咲いてますね。
白い花は、園芸品種のようですね。田んぼの畦に咲いてるのは、
ほとんど赤ばかりですから。

>> くまモンママさんへ

こんにちは。

新宿御苑をはじめ、各地の公園も秋の花で彩られる
季節になりましたね。

ハナミズキは、春先のピンクの花も素敵ですけど、
紅葉と赤い実もまたよくて、一本で二回おいしい(笑)
重宝な庭木です。

ぼちぼち金木犀も香りだす頃でしょうか。

恥ずかしいですが ハナミズキ まったく知らなかったです。名前だけ。赤い実が なるんだね~

京津線って、そんなにすごい勾配だったんですか。乗ったけど、覚えていませんでした。覚えているのは、停車するとタラップがでてくることと、今でもそうですが「みささぎ」って難しい読みなだなーです。

>> まぶちょんさんへ

「花水木」というと、長島温泉のホテルの名前で有名ですね。

最近は、街路樹や庭木に人気の樹なので、きっと目にしてる
はずですよ。

今の季節は、あかくなった葉っぱと実が目印ですね。

>> キハ58さんへ

タラップの出てくるのは、80形ですね。ヨーロッパ調といわれた
車体がカッコ良かったんですけど、急勾配を走破するための
特殊機器が災いして、結局第二の職場を見つけられなくて
全車廃車になりました。

「御陵(みささぎ)駅」は、たしかに読めませんね。
近鉄は、「桃山御陵(ごりょう)前」ですが、こちらは割りと
わかりやすいかも。

こんばんは~(o^-^o)
白い彼岸花、最近は、この辺りでも時々見かけます。
私が子供の頃は、赤い彼岸花しか見た事なかったんですが
昔から、あったんでしょうかね~?ヽ(´▽`)/
彼岸花って、仏様にお供えするイメージがあるんですけど
並んで咲いていると、紅白でおめでたい気がして
お部屋にも飾ってみたくなりますね

>> mik さんへ

こんにちは。

私も、最近まで彼岸花は「赤い」ものだとばかり思ってましたが
白花も増えてますね。
今までは気づかなかったのが、写真に撮るようになって目につくように
なったのかも?

やはり紅白のコントラストを狙って植えられているのでしょう。

こんばんは。

赤と白の彼岸花の撮影は、お見事だと思いました。

撮影されたのには、結構苦労されたものと伺えます。

あと、蹴上の写真が出ていますね。

自分が社会人になり立ての頃を思い出しました。

あの時、京阪京津線の80形で通勤していました。

通過する準急列車の音も良かったです。

>> 京阪快急3000さんへ

こんにちは。

ヒガンバナは、たまたま行きにバスを利用したので、目にすることが
出来ました。これが地下鉄を使ってたら、たぶん気づかずにそのまま
帰ってたと思います。シャッターチャンスなんて、どこに転がってるか
判りませんね。

そういえば、京阪快急3000さんは、蹴上にある職場に通われてたことが
あるとおっしゃってましたね。京津線が地下にもぐった頃は、
じつは「鉄」な趣味からちょっと離れていて、さよなら電車もまともに
撮らずに終わってしまいました。惜しいことをしました。

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