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2012年11月に作成された記事

2012.11.29

喪中欠礼のご挨拶

いつも、ご愛読ありがとうございます。

私事ですが、今月中旬、妻の父が永眠いたしました。

年末年始のご挨拶は 遠慮させていただきます。

本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。

なお、このブログはあくまで趣味でやっておりますので
年末年始の話題は、通常通り追っていくつもりにして
おります。お気遣い不要に願います。

管理人

もみじ3連休(その3) 八瀬・比叡山口周辺

もみじ3連休の二日目は、八瀬の比叡山麓へ

ここは、季節を問わず何度も紹介してるので、あえてキャプションなしで.......
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晩秋の叡麓はいかがでしたでしょうか?

田んぼで撮影してると、地元の農家のおばあさんに、「2・3日前の時雨れてた日に、比叡山に虹のアーチの架かるのを目ざとく撮影に来てるひとがいたよ。」と教えてもらいました。

それはすばらしい景色だったでしょうねえ*

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(次回は、嵐山・嵯峨野から高雄へもみじハイキングです)
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2012.11.27

もみじ3連休(その2) 曼殊院のライトアップ

もみじ3連休初日の夕刻は、暮れて行く曼殊院門跡のライトアップを見てきました。
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息子が、「レンタルビデオ屋にDVD借りに行こう。」というので家をでると「曼殊院ライトアップ午後5時から」のポスターが目に付いて、「いこか?」「行こう!」と、相談がまとまり、夕方の散歩に出発です。

お寺の参道に着いたのは午後4時半頃。昼の部を楽しんで帰る人、夜の部に急ぐ人が暮れなずむモミジの参道をすれ違います。
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実のところ、「ライトアップなんてぇ」と、内心あまり期待していなかったんですけど......
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入ってすぐの内庭のこの雰囲気に、「おっ!これは素晴らしい。」と、一気にテンション
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いくつもお座敷を通り、廊下をわたって、小堀遠州作と伝える枯山水のお庭に向かい合います。

まだ5時前ですが、すでに薄暗くてライトも灯り始めてます。上の写真は、コンデジでやや明るめに写してます。
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デジイチで、肉眼に近いモードで撮影すると、こんな感じ。
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完全に暮れてしまうまで、しばらくお座敷を回って、宝物を拝見します。

国宝の黄不動画像(模写ですが)、や古今集の曼殊院切れ、重文の慈恵大師坐像(天台宗の寺院ではおなじみのおみくじの元祖)、歴代天皇のご宸翰などなど、博物館の特別展でもなかなか出て来ないような貴重な文化財が、さり気なく展示してあるところなど、さすがに門跡寺院です。

昼と違い、参拝者の数もそこそこで、薄暗く肌寒い座敷を回りながら鑑賞するのですが、息子も、「あっ、これ歴史の教科書で見た。」とか「古文で習った昔の物語や。それの本物なんや、すげぇ~~!」と、よい体験になったようです。
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暗い内庭の奥にも仏間があって、金色に輝く仏様が座って居られます。 それをモミジ越しに拝ませていただくのですが、この舞台演出には、おおいに感動いたしました。
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さて、時間は5時をまわり、とっぷりと暮れてきました。もういちど石庭に戻ります。夕暮れとはまた違った幽遠な美しさです。

三脚禁止なので、手すりにカメラを置いて、手持ち限界の1/30秒、iso6400の高感度撮影してます。

下手な写真ですが、雰囲気はつかめていただけたでしょうか?
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軒端のモミジを肉眼モードで撮影。実物はもっと優雅で美しいんですけど、こんな写真で、ゴメンナサイです
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座敷や廊下にさりげなく置かれた照明も、すこしずつ意匠が違ってます。この行灯風の電灯には仏様が描かれてるのですけど、うまく写りませんでした(^^ゞ
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ちょうど1時間ほど、見せていただいて、大満足で玄関を後にしました。玄関脇にはみごとな菊花が並べてありました。夜に見る菊もまたちがった趣ですね。
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来たときは、まだ灯ってなかったもみじ灯籠にも明りが入りました。
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まだ5時半というのに、比叡山麓の山寺の参道はもう真っ黒、ポツンと街灯があるだけで、先をいく人の姿も見分けられない位の暗さです。

遠くの町明かりを頼りに、家まで30分ほどかけて帰ることにしましょう。
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(次回は、八瀬・比叡山口付近です)
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2012.11.26

もみじ3連休(その1) 岩倉実相院の床もみじ

もみじ3連休でした。京都市内の紅葉の名所も山間部はすでにピークを過ぎましたが、東山・西山山麓は、いまが最盛期です。新聞によれば、東福寺は一日で2万数千人がお参りに来たとか。すごいですねぇ。

私のほうは、連休初日は、赤山禅院の数珠供養・もみじ祭りがで行けないので、お座敷紅葉のみられる実相院に参ってきました。
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この時期は自家用車乗り入れ禁止なんですけど、それは地元でいくらでもタダ(笑)で停められるとこを知ってるので、そこへ駐車してお寺へ。

さすがにものすごい人出です。門前には観光バス3台と路線バスが2台、その他タクシー、マイカー、岩倉駅から歩きの人と、ごった返しています。

この写真では、カットしてますけど、門前は車とひとが一杯なんですよ。
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前庭は、一週間前よりさらに色付いて、まさに見頃。このお寺は写真撮影にはかなりウルサイし、どうせ名物の床もみじは撮影禁止なので、今回は小型のコンデジで撮影です。
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観光客の間をすり抜けて、ご本尊さまにご挨拶してから、石庭へ。

小雨もようでモミジが照らないのがヒジョーに残念ですけど、いつ見ても心落ち着くお庭です。雑音(失礼)が一気に消えてくみたい。

石の配置から見て、もうすこし奥に座って比叡山を借景にするのが正しい見方なんでしょうけど、そうするとマンションや病院の建物が入っちゃうので(^^ゞ 手前から鑑賞。

実は、この写真も白壁のむこうの邪魔物を画像ソフトで消してきれいにしてるんですよ。手間掛かった(^^)
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続いて、お待ちかねの名物「床もみじ」を鑑賞。くもり空ですけど磨き込んだ木の床に、鏡のように上の写真のもみじが逆さに映ってました。11月上旬から、毎週末にモミジの色付き具合を偵察にきた(^^ゞ 甲斐がありました。目のシャッターを大きく開いて、網膜のフィルムに真っ赤な画像を焼き付けます。
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でも、写真を撮れないからか、床モミジを知らないからなのか、あんまり土間に座ってじっくりと、床を見るひとは多くないのね。一瞥して、「ふぅ~ん」て感じで廊下に出て行く。

せっかく、高い金と長い時間かけて洛北の片田舎(笑)まで来たんだから、まずは本尊のお不動さまを拝んで、それから襖絵や寺宝も拝見して、じっくり床と庭も見て、もみじの写真はそれからでも....と、思うんだけどなぁ。

まぁ、ツアーだと時間決まってるし、一日にできるだけ多く見て回りたいし、「京都へ行って、もみじ寺回ってきましたぁ」って、記憶が残りゃいいのかも知んないけどね。
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とはいえ、やっぱ庭木として植えてある楓樹は手入れが行き届いていて奇麗ですねぇ。山もみじでは、こうは行かないもんね
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一輪挿しは、なぜか洋花。
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バスにも、もみじ祭りの横断幕。
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(曼殊院のライトアップに続く)
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2012.11.24

【叡電】三宅八幡付近の開業当初の架線柱がいよいよ取替えへ

今日は、三宅八幡~八瀬付近へ叡電の撮影へ行ったのですが、帰りの三宅八幡駅前で、開業当初からの古い鋼トラスの架線柱がコン柱に取り替えられる工事が進んでいるのを目撃しました。
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駅のホームから八瀬方面を望んだところです。すでにコンクリート柱が立ち、架線も吊り換えれています。17日に蓮華寺に行った時は気が付かなかったのです、この一週間のうちに工事が進んだようです。

最近、「えーでんで踏切か電柱の工事してはんでぇ。」と家人から聞いてたのですが、まさかこの架線柱の取替え工事だったとは.....
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比叡山をバックに古い鉄柱の下を電車が走る風景も、いよいよ見納めになりました。
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連休返上で、夕日が沈むのを追いかけるように、電気工事が進みます。

作業員のかたには申し訳ありませんが、休み中に工事があったからこそ、この最後を見届けられたわけです。
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踏切と急カーブの重なる地点は、複線ではめずらしい片持ちになっています。元田中~茶山間もそうでしたが、急曲線が取替えの遅れた原因なのでしょうか?
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もう少し、八瀬よりにも数本古いのが残ってましたが、一緒に取り替えられるのでしょう。

これで、叡電開業以来の架線柱は、大正14年以来、87年目にして全滅と思われます。

またひとつ、叡電の隠れた撮影ポイントが消滅しました
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2012.11.23

【阪堺】しばらく振りにチン電に乗車

このところ、阪堺電車にはご無沙汰なのですが、最近「路面電車サミット」が開かれたとか、「きん肉マン」のイラスト電車が走ってるとかの話題をネットで見るにつけ、急に乗りたくなって恵美須町へ向かいました。
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とりあえず、終点の我孫子道まで向かいます。途中で旧南海カラーのモ162号とすれ違ったので、乗換え待ちの時間を利用して、小菊とコスモスとにあわせてみました。

コンデジは、シャッターが切れるタイミングが少し遅れるので、あやうく前面が途切れるところでした
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次の浜寺駅前行きに乗って、大和川を渡り堺市内に入ります。妙国寺前で降りて、大道筋を南へ。

花田口電停付近に、真っ赤な実を付けたピラカンサスを発見。黄色の352号と合わせてみました。ちょっと電車がぼけ過ぎですが、まぁオート撮影では仕方ないでしょう。
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こちらの702号は、植木から少し離れて、パンフォーカスで写しました。

赤い実に黄色と青のツートンの広告電車が良く映えます。
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宿院交差点まで来ました。宿院頓宮や千利休屋敷跡などを見学しながら、モ161形がやってくるのを待ちます。

いよいよ青い空に白い雲のモ168が下ってきました。信号待ちのタイミングで線路脇の花壇を入れて一枚。
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大石燈籠越しに、もう一枚。こちらは車やビルが入ってしまってるので、縦構図にカットしてます。
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モ168が戻ってくるまで30分ほど間が開くので、また何枚か花を入れて撮影。なかでもこの一枚が気に入ってます。
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すこし薄暗くなりかけた頃に、戻ってきました。これで阿倍野まで戻ることにします。
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久しぶりに乗った、モ161形は、吊り掛けモーターを唸らせて大阪へ向けて走ります。最近は、お腹に響くほどの音をたてて走る電車に乗る機会も減りました。

ちょうど、我孫子道でモ501号の福助電車とすれ違ったので、年代モノの窓枠を入れて写します。
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阿倍野に着いた頃には、もう暗くなってました。いつの間にかヘッドライトも点灯しています。

新型車の導入が発表され、この現役最古参(昭和3年製、車齢85年)の電車もいよいよ終着駅が見えてきたのかもしれません。

出来るだけ長く活躍してくれることを祈りたいです。
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(次回は、岩倉実相院と曼殊院のもみじです)
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2012.11.22

北山時雨のもみじ散歩(その2) 西賀茂の弘法さん神光院

正伝寺をでて、また住宅地を抜けて、西賀茂の弘法さんで知られる神光院に参ります。
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ここは、石碑にあるように幕末の歌人の太田垣蓮月尼のゆかりのお寺です。
石碑は「大師道」とか「是ヨリ約五町北西へ」の文字が彫られているので、もともとは上賀茂神社前の鞍馬街道沿いに立っていたのを、お寺の門前に移して来たみたいです。
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ここも、紅葉の名所ではありませんが、花のお寺で四季の草花が絶えず、これからは八重のサザンカの季節になります。
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お寺に着いたときまでは晴れていたのにまた時雨れてきました。傘を差すほどではありませんが、カメラを濡らさないように紅葉を撮影します。
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この小庵が、蓮月尼が晩年をすごされた茶室「蓮月庵」です。いまは不動堂になっています。いまも、その徳を偲ぶ人のお参りが絶えません。

まだ祖母が存命中に、「蓮月さんのお寺に行きたい。」といったので、連れて来てあげたのを思い出しました。

蓮月尼は、小説にもなるような波乱万丈の生涯を送っています。詳しいことは書きませんが、興味のある方は調べてみてください。
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この井戸で、水をくんで仏様にさしあげていたのでしょうか。
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お堂の中から、本堂を望んだところ。中は照明もなく薄暗いです。ローソクにお不動様が憤怒の御姿を浮かびあがらせておられました。
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この釣り燈籠は、最近のものでしょうけど、茶室の情景にマッチしています。

あるカメラマンのブログに「紅葉に限らないが、別に有名な撮影地に行かなくても、近くにいくらでも写欲をそそる(フォトジェニック)な場所はある。それを探すのも写真趣味のひとつ。」

と書かれているのを読んだことがありますが、まさにその通りの場所でしたね。
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またまた大満足でお寺を後にして、バスを待っていると「京都市交100周年」の記念塗装車が来ました。

天気には振り回された紅葉WeekEndではありましたが、最後までラッキーな一日でした。

あす23日は、地元の赤山禅院の「数珠供養・もみじ祭」です。ちょっと天候が心配ですが、参列してきます。
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(次回は、ひさしぶりに阪堺電車ネタです。)
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2012.11.21

北山時雨のもみじ散歩(その1) 西賀茂正伝寺

18日(日)は、前日の雨も上がり、9時半ごろには停電事故で停まっていた叡電の鞍馬線も動き出したので、貴船口へ紅葉とえーでんの撮影に出かけました。(電車の写真はのちほどUpします)

その後、市原からバスで上賀茂へ出て、西賀茂の正伝寺に回りました。
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ここは数年前に「そうだ 京都、行こう」のCMで放送(その時は、初秋のお月見のシーンでした。)されたこともありますが、それほどは知られてなくて、ゆっくりとお庭を楽しめるところだからです。

足の便もあまり良くなくて、最寄のバス停から徒歩15分、しかも標識も目印になる建物もほとんどない住宅地を行くので、地図やナビゲーションがあっても、初めての人は必ず迷います(笑)

山門のもみじは、ご覧のように真っ赤です。お参りの人も日曜の午後1時過ぎのよい時間帯なのに、ほとんどいません。
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山門をぐぐり杉木立に囲まれて、昼なお暗いような参道を進んでいくと、やがて庫裏の白壁が見えてきます。

それほど紅葉の名所というほどではありませんが、いい色になってます。
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石段を登りきったところから振り向いて写しました。下からは逆光ぎみでしたが、ここからは、ススキ・もみじ・北山杉のきれいな三点セットの絵葉書写真になりました(^^♪
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庫裏の脇の花壇に立たれている手びねり(?)のお地蔵様。 癒されますねぇ
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タヌキの置物を横目に、入り口のドラを2回叩いて、受付に進みます。
ただし、飾りのようで叩いている人は見かけませんでした。ポーズを取って記念撮影してる人はいましたが
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庫裏に入ると、すぐにお庭に面した方丈の廊下にでて、ご覧の比叡山を借景にした石庭が目に飛び込んできます。

午後から来たのは、東向きの座敷なので、西日の時間帯が順光だからです。でも、北山の山麓は天気が変わりやすく、バスを降りたときはよい天気だったのに、急に曇って時雨れてきました

まあ、急ぐわけでもないし、人も少ないので、狩野山楽筆の襖絵やお経の文字を連ねて描かれた涅槃図などを見ながら天気が回復するのを待ちます。

実は、座っている廊下の天井は、伏見桃山城の遺構の「血天井」なんです。伏見城落城の際に自刃した鳥居元忠らの武将の血染め手形・足形が頭の真上にあるんです。

でも、みなさん意外と平気(笑)で、「はよ、ええ天気にならへんかなぁ。」などとささやいたりしてます(^_^.)

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やっと、比叡山の雲がはれたタイミングをアップで一枚。

「あぁ~、良かった。待った甲斐あったわぁ。」などと、見知らぬ人同士挨拶しながら、カメラを仕舞ってお寺を後にしました。
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(西賀茂の弘法さん「神光院」につづく)
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2012.11.19

急用につき、ブログへアクセスできません。

みなさん、こんばんは。

私事で、失礼しますが急用ができましたので、2・3日アクセス
出来ません。

コメントも遅れますが、ご容赦ください。

管理人

小雨の中の洛北もみじ散策(その3) 岩倉実相院周辺

蓮華寺から実相院までは、あるいても20分位なんですけど、雨が止まないのでバスで移動します。
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途中、岩倉図書館前の道が一番狭いところで、観光バスと遭遇。ギリギリところをさすがにプロ同士、なんとかすれ違いましたが、手間取って数分遅れで実相院前に着きました。バスの待ち時間を合わせると、歩きと変わらなかったかも(^^ゞ

ここは、先々週にも来ているのですが、2週間経って、もみじは見頃を迎えています。4日の状況は、こちら
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まずは、岩倉具視旧宅の門前を撮影。この夏に修理が終わった白壁と黒瓦に紅葉が映えています。
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「キレイやけど、あとの掃除がたいへんやろなぁ」と、いらん事を考えたりして。
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雨で参拝のひとは少ないけれど、「肝心の床紅葉も雨の日は映えない」らしいので、また前庭の散策で止めときます(^^ゞ
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傘が邪魔になるし、足元は悪いし、せっかくのシットリした濡れ紅葉の画材を前に、なかなか気の利いたアングルが取れません。
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まあ、雨の中を本気で撮影するのならレインコートを着て、カメラにもカバーを掛けて、小型軽量三脚を持って、撥水のカメラバッグを用意して・・・・・

と、準備するのが本筋なんでしょうけど、なんせ邪魔くさがりで、テキトーが性分の管理人ですので、カメラにちょっとタオルを被せて、木の下の雨のかかりにくい所から、バチャバチャ撮ります。

それでも、何十枚も撮ればブログに載せられるくらいの(笑)ネタは、何枚か出来ます。
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これも、形と色のよい葉を見極めてシャッターを押すべきでしょうが、一番手近で撮り易い所での妥協作です(^_^;)
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それでも、バスが2本折り返していったので30分以上、粘っていたようです。3本目のバスで帰宅の途につきました。

フロントガラス越しに、参道の真っ赤な紅葉が、「今度は晴れの日にまた来てくださいね」 と、見送ってくれました。
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(次回は、西賀茂の正伝寺と神光院です)
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2012.11.18

小雨の中の洛北もみじ散策(その2) 蓮華寺のお庭

庫裏をでて、お庭を通って本堂に向かいます。スノコが敷いてありますが、雨で滑りそうでコワかったです
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本堂の軒下からお池とお座敷を望んだところ。秋晴れも良いでしょうが、小雨まじりのしっとりした風情が、この小庵にはぴったりですね。
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雨がすこし強くなってきました。水面に雨だれの音が、ピチャピチャと響いてました。 静かです。池の真ん中の石は、「舟石」というのだそうです。 

国道の自動車の音はまったく気になりませんが、ときどき川向こうの線路を叡電が走る音が、「鉄ちゃん」には、非常に気になります。この時ばかりは、「あぁ~あ、晴れとったら、錦秋の比叡山麓を走る電車を一緒に写せんにゃけどなぁ」とグチが(^^)
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蓮華寺の近くの踏切からの作例 (2010.11.21)
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本堂には、厨子に納められたお釈迦さまとお不動さま(普段は非公開)と、阿弥陀さまが奉られています。

本堂の前には、有名な蓮華寺燈籠が2基並べられています。こちらは向かって左手のもの。苔むした地肌が歴史を感じさせます。
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こちらは、右手のもの。サザンカと合わせてみました。

散り紅葉、しぐれ雨、山茶花、苔庭........ 侘び寂びの世界ですね。

気の利いた人なら、ここで一句ひねったりするところでしょうけど、無風流な 管理人は、写真撮影だけで満足して、引き上げることにします。
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そろそろ観光バスのやってくる時間になったようです。座敷も騒がしくなってきました。

最後に、書院の黒瓦と真っ赤なもみじのコントラストを写して、玄関に戻ります。
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玄関前の敷石の散りもみじです。入るときは気が付きませんでしたが、ここにも赤と黒の対比が。
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大満足で、蓮華寺をあとにして、次は岩倉実相院に向かいます。

蓮華寺のとなりに、非公開ですが、竹林寺という禅寺があります。ここのお庭も生垣越しにみるだけでも、蓮華寺に負けないみごとな紅葉があります。

晴れの日なら、背伸びして(笑)お庭を写させてもらうのですが、今日は門前の散りもみじだけで我慢しときましょう。
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上高野の集落を抜けていくと、やがて三明院の三重塔が見えてきます。民家の庭先のカエデの枝と合わせて見ました。

このお寺や三宅八幡宮のもみじも写真に取りたいところですが、すべて露天で雨の日はちょっと無理。つぎの晴れの休日に期待して、八幡前バス停に急ぎます。
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(次回は、岩倉実相院の前庭です。)
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2012.11.17

小雨の中の洛北もみじ散策(その1) 蓮華寺のお庭

せっかくのお休みなのに朝から模様。 遠くには行けそうもないので、近場で紅葉散策してきました。

まずは、比叡山のふもと、上高野の蓮華寺へ
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天気が良ければ、歩きかで行くところですが、雨なので叡電で三宅八幡まで行きます。パッとしない天気にもかかわらず車内は、観光客とおぼしきお客さんが大半です。

高野川に沿ってしばらく行くと正面に比叡山が見えてきて、蓮華寺の入り口に着きます。まだ時間は9時台で観光バスもハイヤーも来ていません。ゆっくり撮影できそうです。
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小さな山門をくぐって受付を済ますと、落ち葉が散り敷かれた前庭が広がります。楓樹はまだ青葉が目立ち、「まだちょっと早いんかなぁ。」と思いながら進みます。
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左手の百体地蔵さま。いつ寄せてもらっても、いいお顔でお迎えくださいます。
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庫裏に入って、傘をたたみ、振り返ると参道はこんな感じでした。

玄関を入り、薄暗い書院に上がると、まず阿弥陀さまにお参りします。そして奥座敷に通ると、
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有名な額縁もみじが目に飛び込んできます。先客は数人ほど。
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邪魔にならないように、縁先まで出ると、池泉回遊式のお庭が見通せます。色付き始めたもみじは、小雨に煙っています。完全に真っ赤になるのは、あと一週間か十日ほど先でしょうか。
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一旦、壁ぎわまで戻って、一枚。
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杉戸を入れてもう一枚。杉戸には何か描かれているようですが、薄暗くてよく見えませんでした(^^ゞ

このお寺は、うるさい(失礼)テープの案内も無いし、照明も非常灯くらい、小学生以下の子供や修学旅行の学生さんも遠慮してもらっているので、ツアーの団体さんにぶつからない限り(笑)、落ち着いて心行くまで紅葉を堪能できます。

まあ、家から15分。朝一番にお寺に入れるジモティの役得はあるのですけど
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(次回は、本堂とお庭を見て廻ります。)
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2012.11.15

秋の男山を登り、石清水八幡宮へ

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善法律寺をでて、前回の訪問では回りきれなかった、男山の散策路から八幡宮へ登ります。

案内標識には、「30分」、石の道標には、5丁と刻まれています。
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登り口に「がけ崩れ通行止」と書かれてますが、自己責任(笑)で、登りはじめます。「せせらぎコース」と名づけられてるだけあって、小川にそって上っていきます。回りは竹やぶばかり、途中に町石があって、四丁、三丁と八幡宮に近づきます。写真では判りにくいですが、道の右手にあと一丁の町石が立ってます。
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表参道を登りきった神馬殿のあるところに出てきました。ここには「右 すぐ こうやみち」と刻まれた道標が立っています。昔は、石清水八幡に参ってから高野山に向かう旅人も多かったのでしょう。十数分で登れました。

ちなみに、崖崩れは補修されたのか、荒れたところはありませんでした
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立ち並ぶ石灯篭越しに神門を眺めたところ。残念ながら境内にはあまりもみじはありませんでした。
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七五三の時期とあって、ここも着飾った子供たちとその家族で賑わっています。本殿脇のサザンカの白い花に、秋の深まりを感じます。
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帰り道は、この前に来た時に目を付けておいた神応寺のもみじ谷を通るコースで紅葉を堪能しようと思ってたのですが、こちらも崖崩れで通行止め 下り坂なので、もしもの事があっても困るので、諦めてケーブル駅に向かいます。

途中展望台に寄って、宇治川・木津川鉄橋をわたる京阪特急を写そうとしましたが、こちらも高速道路の高架橋が目に付いて絵になりません。貴船もみじ灯篭のHM付きの列車が通過する時間も迫ってきたので、ケーブルに乗りました。

下り便に乗るのは久しぶりです。運転台越しに下を見ると、次のトンネルのところに、もうすれ違い場所が見えてます。わずか400m、3分ほどの乗車時間です。でもトンネル2ケ所、鉄橋1ケ所があり、鉄橋を渡るところで、木津川鉄橋を渡る京阪特急も見えて楽しいひとときでした。

早くハイキングコースが整備されて、また紅葉谷を散策できるようにして欲しいところですね。
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2012.11.14

八幡市のもみじ寺 善法律寺へ

ひらかた菊フェスタを見てから、京阪で八幡市へ移動しました。次は、男山山麓の紅葉寺を訪ねます。
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ケーブル乗り場を横目に見て、表参道の一の鳥居をくぐって頓宮に向かいます。神殿の池には、男山の山頂から差し込む光に映えて、もみじが光っています。
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安居橋たもとの土蔵も、桜並木がすっかり葉を落として、晩秋のたたずまいです。春の桜のころ、夏の花菖蒲の咲く頃もすてきですが、今の時期も、落ち着いた風情があってまた良いですね。
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いったん八幡宮の参道から外れて、旧東高野街道をすこし歩いていくと、もみじ寺-善法律寺の門前にでます。

まえに来た時も、お参りの人はだれもいませんでしたが、この日もひと組が出てこられるところを、入れ違いに入ると、また貸切状態(^^)

ゆっくりと境内のもみじを見て歩きます。
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ここも、まだ真っ赤とはいきませんが、本堂前のひと枝が、よい感じになってます。黒い瓦、茶色い木組みによくマッチします。
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五輪石塔と合わせてみました。
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できれば、もう2・3週間後の散り紅葉になった頃に、再訪したいところです。
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(石清水八幡宮に続く)
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2012.11.11

ひらかた京街道菊花展を見てきました

10日の土曜日は、枚方の「菊フェスティバル」と「八幡の石清水八幡のもみじ」を見てきました。

実は、金曜日に会社にケータイを忘れて(笑)、取りに行くついでに京阪沿線で見るものがないかとおけーはんネットで調べてみると、この二つの催しがヒット。
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普段は特急で通過してる枚方公園駅で降りて、駅前の案内看板をチェック。「ひらパーの菊人形(有料)、淀川河川敷で芋煮会&即売会、市役所で菊人形展、市民の森公園でコンサート、etc.」と盛りだくさん。

でも、人の多いところは避けて(笑)、京街道菊花展を見ることにします。

駅前の商店街にも、鉢植えの菊がならんでほのかに良い香りを漂わせています。しばらく歩くと、くらわんか舟で有名な船宿「鍵屋」の前にでます。
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古い船宿・料理旅館(今は、資料館になってます)の前にも大輪・小菊・懸崖仕立ての鉢がいっぱい。
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土間からお座敷をのぞくと、こんな感じ。いまにも「舟が出るぞぉ~う。早よう支度せえよぅ~~!」という、船頭さんの呼び声が聞こえてきそうです。
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懸崖の向こうからは、前垂れ、赤たすきの女中さんが、「上がっておくれやす。お茶やお菓子どうどす。」と呼び込みに出てく.るようです。
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東海道膝栗毛や落語の三十石舟の世界をしばし楽しんだ後は、また散策を続けます。

民家の駐車場一杯に置かれた鉢植え、実際はこの3倍くらい置いてあります。さすがに菊の町ですね。
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鉢には、苗を育てた学校や個人・団体の名前と俳句や短歌の短冊がぶら下げられています。

ひと鉢ずつ鑑賞していくのも面白いですが、何百鉢もあって、全部は読みきれません(^^ゞ

またまた目に付いて「いいなぁ」と思った一句です。
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街道沿いには、一段基礎を高くした民家も目に付きます。淀川ぞいで洪水に対する備えなのでしょうか?
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2年ほど前に来た時は、この旧街道ぞいでバザーをやってたんですけど、今年は淀川の河川敷に移って、この辺りは静かです。(会場から拡声器の声が、絶え間なく流れてきますが

それでも、これだけの本数の苗を用意し、各所に育成を頼み、また回収し、並べるのはかなりの手間がかかるんでしょうねぇ。
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この人形(?)はなにかわかりませんが、角があるので鬼かも?瓢箪とマサカリを持ってるんですかねぇ。
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枚方市駅に近づくと、だんだんと商店が増えてきます。駅前はショッピングビルや量販店ばかりですけど、その手前は昔からのお店も残ってます。

右書きの看板に時代を感じますね。盛田は名古屋、白雪は伊丹、菊に隠れている丸天は、龍野の醸造元でしょうか。
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こちらは、建築資材や金物の塩熊商店さんの旧店舗で今はギャラリーになってます。うちわやすだれがちょっと季節違い(笑)
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こちらも、明治時代からつづく老舗のお味噌やさん。店構えも昔ながらのお店です。
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ちょっとだけ、「花とおけーはん」に挑戦してみました。線路が遠くて、花を写してたらたまたま電車も写っちゃった。」って感じで失敗

この電車に乗って、八幡市へ移動します。
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(男山の紅葉寺と石清水八幡宮へ続く)
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2012.11.10

【京阪・叡電】貴船もみじ灯篭のHMを撮影

今日から、11月30日までの予定で、「貴船もみじ灯篭」のイベントが開かれます。そのPRに京阪と叡電の2編成の電車に「貴船もみじ灯篭」のHMが取り付けられます。

今日の菊見&紅葉狩りの行き帰りにさっそく撮影してきました。

もみじ灯篭の詳しい内容は、公式サイトへ http://momiji-tourou.xii.jp/
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京阪では、8002Fと3001FにHMが付けられています。今日の昼間は、この2編成が続けて運転されてました。さらに後は、「びわこ連絡」のマークを付けた旧3000系も続いてます。

偶然というよりは、ファンサービスなんでしょうね  (八幡市駅構内)
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行きの出町柳駅で、2編成が続けて発車したところまでは見届けたんですけど、その次が旧3000系だったのは、見落としてました

道理で、2本続けて行ってしまっても、隣で写してた人が場所を移動しなかったはずだ(^^ゞ (私は電車に乗って発車した直後にすれ違ってorz_........)
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その代わりに、昨晩に撮影した「びわこ連絡」を。 (出町柳)
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続いて、叡電のもみじ電車です。こちらも今日から11月一杯はもみじダイヤで増発されてます。発車案内も「八瀬行き」が続行で運転されてるのが珍しいところです。

右の鞍馬線の時刻表にも「ライトアップが見れます」の案内がでてます。
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修学院駅ですれ違う、もみじ電車。時刻はまだ午後5時15分位ですが、すでに撮影はかなり厳しい状態でした。車内は、もみじ狩りに行く人、帰ることでかなり混雑してます。
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赤山禅院の紅葉祭・数珠供養の看板を見ながら発車しかけるもみじ電車

残念ながら明日の京都市内は、小雨模様で紅葉散歩はお休みかも(T_T)
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(次回は、枚方の「菊フェスタ」と「八幡の紅葉寺」です。)
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2012.11.08

岩倉実相院前庭の早もみじ

4日の日曜は、朝一番から秋の特別公開を3ヶ所も回って、一旦家に帰って昼食をとってから、午後は岩倉実相院の紅葉を偵察(笑)に行きました。
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一番山門に近い楓樹は、まだ黄色になったばかり。見頃は、もうすこし。
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まだ真っ赤とはいかないけれど、だいぶん良い色の葉と真っ白な土蔵のコントラストを。
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この樹は、グラデーションが見事。さすが門跡寺院の前庭(^^)

お座敷から見る床もみじが、このお寺のウリだけど、タダの(笑)紅葉でも十分楽しめます。
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これから、あちこちで紅葉便りが聞こえてきて、忙しくなります(^^♪
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次回は、また叡電ネタで(^^)
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2012.11.07

下鴨神社の鴨長明「方丈記」800年記念展

2012_11_3shimogamo06 冷泉家、報恩寺と特別公開を回って、最後に、下鴨神社につきました。

境内は、まだ紅葉には早いですが、方丈記800年展を目当ての人や、七五三のお参りの家族連れ、結婚式のカップルで、賑わっています。
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2012_11_3shimogamo02  まずは、スタジオジブリが描く「定家と長明」の原画展を見ることにします。

これは、ジブリの宮崎吾朗監督が、平安末期から鎌倉初期の乱世を生きた長明と藤原定家を自ら絵コンテにし、約300点を重要文化財の神服殿で展示するものです。
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2012_11_3shimogamo03 「藤原定家と鴨長明は、友人だった」という想定で、ストーリーは、進みます。

この絵のように、20代の青年貴族と庶民として描かれます。

時代は平安末期の平清盛が政治を牛耳っていた頃。

打ち続く戦乱と、方丈記に五大災厄として書き留められている、大火・竜巻・遷都・飢饉・地震で、京の都も荒れ果て、死屍累々のありさまです。

この地獄のような街を舞台に、ふたりは友情を暖めたり、恋をしたり、喧嘩したり・・・・・

残念ながら、HappyEnd にはなりませんが、映画化されるのを待ちたい作品です。
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2012_11_3shimogamo04 史実では、ふたりは役所の同僚-鳥羽上皇の下で和歌所という、勅撰和歌集を編纂する部署の職員でした。

定家は、歌才が認められて出世し、権中納言の位まで昇りますが、長明は、河合神社の禰宜になれず、宮中でも認められずに出家し、隠遁して淋しく一生を終えています。

このように、2人の人生は対照的ですが、「百人一首」と「方丈記」という、世界に誇れる古典を残したのは、やはり偉大なんですね。
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2012_11_3shimogamo05_2 続いて、河合神社にお参りして、「方丈記・式年遷宮特別展」のある神社の研修所に移動します。

ここには、方丈記と下鴨神社の貴重な文化財が展示されています。

まず、目につくのが長明の隠棲した庵のミニチュア、実物大の小屋(失礼)は、河合神社の境内に復元されてますが、ドールハウス風に室内の家具や装飾まで、本文に従って作られているのはすごいです。

他に長明の自筆の手紙や方丈記をはじめとする著作の古写本があります。

神社関係でも、神宝が何十点と並んでますが、一番気になったのは、明治の写本ですが、鴨長明の生きた時代頃の神社の境内の様子を現わすという「鴨社古図」。

取り壊されたりして現存しない建物や参道の位置が違うなど、興味が尽きません。

12月中旬まで開催されてますので、ぜひ足を運んで見て下さい。

特に、「ジブリの定家と長明」は是非とも
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2012.11.06

秋の特別公開の冷泉家と報恩寺

2012_11_1reizeike01 4日の日曜は、引き続き「秋の特別公開」に出動です。前日の大混雑に懲りて(笑)、朝一番に出かけました。

9時から開場なのですが、30分前に行くと、まだ誰も並んでもいません。とりあえず静かな門構えを撮ったり、御所の中を散策して時間をつぶします。

15分ほどして戻ってくると、やっと数人がお待ちに、「こんなに空いてるのかなぁ?」と、思ってると、私の来た直後に、また観光バスが横付けされて団体さんのご到着

やっぱり駄目かと思ってるうちに、入場開始。まずは一般客だけで最初の説明グループを作ってくれたので、ほどほどの人数でゆっくり説明を聞けました

以下、室内は写真撮影禁止のため、パンレットをもとに説明します。
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2012_11_1reizeike02 表門を入って、勝手口のようなところから土間に通されます。
大きなおくどさん(かまど)が目に付きます。神事に使われるそうで、毎日のご飯をかまどで炊いてるのではなさそう。

そして、土間の梁には「しゃぐま」と呼ばれる、わらを束ねたお守りが飾ってあります。祇園祭の長刀鉾の魔よけとして使われたものを、祭りが終わってから頂いて、飾るのだそうです。

それから一旦玄関をでます。表門の四隅には、玄武(亀に似た想像上の動物で北方の守り神)が取り付けられてます。このお屋敷が御所の北側にあるからだそうです。
←左の写真。

次に、玄関に回ります。賓客や当主の出入りする大玄関と用務客や家族用の内玄関があります。玄関の横には、従待(家来の待合所)が造られています。

このような造作は、9月に見た上賀茂神社の社家のお家とよく似ています。江戸時代のお公家さんの屋敷の一般的な建築プランなんでしょうね。

続いて、内庭から中の間と上の間を見学します。庭には、左近の橘と右近の梅が植わっています。御所などは、右近は桜ですが、梅が古い形式なのだとか。

それと座敷の襖は、萩を図案したような唐草模様になってます。一般的に花鳥風月や中国の古典にちなんだ襖絵が描かれていることが多いのですが、この座敷では、和歌の会が開かれることも多く、和歌の創作を邪魔しないように、単純な模様にしてあるのだとか。納得です。

奥の居間に回ります。ここは大正時代に増築されたところで、天井の造りなどが異なってます。第15代当主の冷泉為村(と、聞こえたんですが?)のしつらえが再現されてました。江戸期のお公家様の日常生活を見ることができました。

最後は、裏庭にある御文庫と新御文庫を外からですが見学します。ここには、冷泉家の家宝ともいうべき、古典籍や美術品が納められています。

国宝が、古今集や明月記など5点、重文クラスは40数点もあります。もちろん一般公開はされてませんが、たまに博物館の展覧会などに出てくることがあるので、その機会を待ちましょう。
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2012_11_2houonji01 お土産に、冷泉家を紹介する小冊子を買って、満足のうちに、次の堀川寺之内の報恩寺へ向かいます。

今出川通り小川の交差点を右に折れて、すこし北へ上がって行くと、やがて西陣の織屋さんのならぶ一角にでます。

その中に、報恩寺の参道があります。入り口には「鳴虎 報恩寺」の石碑が立ってます。
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2012_11_2houonji02 入場券を買って、枯山水のお庭を見ながら客殿に上がります。本堂・庫裏は江戸末期の大火で焼失し、今に至るまで再建されていません。

まずは、本尊の阿弥陀様を拝んでから説明を聞きます。

それによれば、元は一条高倉、今の京都御所の北東付近にあったが、豊臣秀吉の京都改造の時に、現在地に移転したのだとか。

江戸時代の初めには、筑前の黒田長政がこの寺を宿舎としていたが、急病のため客殿で亡くなられるという事件もあったそうです。(長政と父・黒田勘兵衛の位牌も安置されてます)
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2012_11_2houonji03 そして、左の写真(パンフを写したもの)が、ここの目玉の鳴き虎図です。

14世紀に、中国明代の画家四明陶佾(しめいとういつ)が描いたとされ、後に日本にもたらされ、1501年に、後柏原天皇よりこの寺に下賜されたのだそうです。

非常にリアルに描かれてます。また3Dのような立体画像のように描かれており、向かって右手から見ると、虎に向かい合うように、左手からだと、虎を横から眺めるように見えます。

鳴き虎は、秀吉が虎図を聚楽第に持ち帰った夜に虎が鳴いて眠れなかったので、虎がお寺に帰りたいので吼えるのだと思い、寺に返したとの言い伝えによります。
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2012_11_2houonji04 そのほか、境内には「搗かずの鐘」と称される、重文の梵鐘、墓飛びの仁王像、桃山時代の年代銘のある石橋の擬宝珠(ぎぼし)など、見るものも多いです。

また、落ち着いてからゆっくりと参拝したいところです。

ふたたび、織物屋さんやお寺のならぶ一角を通って、地下鉄の鞍馬口駅前を通り過ぎて、下鴨神社に向かいます。
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2012_11_2houonji05 鞍馬口通りを烏丸からすこし東に行くと、こんな竜宮門のような山門があり、中庭に羅漢様が立っておられます。

閑臥庵という黄檗宗のお寺だそうです。この付近は何度も通ってるはずなのに、今まで気づかなかったのが不思議です。

聞くところでは、黄檗宗だけあって、普茶料理が頂けるそうです。またサロン(今、流行のお寺Cafe&Bar)もあって、お庭をみながら良い雰囲気で京の夜を楽しむことができるのだとか。

拝観が13時から(ここを通ったのは午前中)で、中をみることは出来ませんでしたが、またの機会に参らせてもらいましょう。
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2012_11_3shimogamo01 出雲路橋を渡り、下鴨地区に入ります。みたらし団子のお店の近くに、こんな写真館がありました。

最近は、デジカメの普及で、写真屋さんは急に減りつつありますが、ここは下鴨神社の婚礼や七五三の写真撮影で、繁盛しているのでしょうか。
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(下鴨神社の「方丈記800年展」に続く)
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2012.11.04

秋の特別公開の廣誠院と高松神明神社

20121103kouseiin01 秋の非公開文化財の特別公開がはじまりました。まずは、木屋町押小路の高瀬川沿いにある、廣誠院へ行って見ました。

河原町通りから狭い押小路をのぞくと、ものすごい人だかり。嫌な気配がするも、ここまで来たのだからと近づいてみると、やっぱり観光バスの団体さんが到着したところ。一般客は廊下でしばらく時間つぶし。

やっと、書院に通されるも、12畳の大広間ですが、50人くらい入れられて、詰め詰め

見るものは、有りそうなのですけど、立ち上がることもママならず、消化不良のうちに、次のグループが到着して、そそくさと入れ替わり。「そんなに急かさなくとも」 「時間がないのかしら?」の声もあちこちから上がってました。
高瀬川から引き入れた水路の上に立ち、「水に浮かぶ」と形容されるお茶室や七代目小川治兵衛作のお庭はたしかにすばらしく、秋めいてきた庭木も見事ですが、やはりひとがおおぜい歩いて、ゆっくり鑑賞するには

そうそうに引き上げて来ました。行く時間を見誤ったとはいえ、めったに見られない貴重な文化財だけに、惜しいことをしました。

写真は、高瀬川の押小路橋よりみた廣誠院の外観です。木塀の向こうが離れになっており、母屋との間に水路が通っています。壁際の木々の向こうに茶室と中庭があります。こんな町なかに、明治の別邸が残っているとはやはり京都は奥深いです。
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20121103takamathu_sha01 さて、このまま帰るのも芸が無いので(笑)、中京の町なかを散策することにしました。

御池通から一筋南の姉小路どおりを西に向かいます。河原町から寺町を越えると、京町屋の点在する区域になります。

烏丸通りも越えて、祇園祭の鉾町の一角に入ると、高松神明神社がありました。

社務所でいただいた由緒書きによれば、創建は延喜21年(西暦921年)、醍醐天皇の皇子である源高明(みなもとのたかあきら)の屋敷「高松殿」の鎮守として、天照大神を祀ったのが始まりなのだそうです。

この年には、かの安部清明も生まれています。

そののち、平安から鎌倉初期に掛けて天皇や上皇、貴族たちのお屋敷として使われ、歴史書にもたびたび顔をだしています。
しかし、打ち続く戦乱で御殿は焼け落ち、神社のみ残りますが、これもなんどか火災にあったり領地を没収されたりして、だんだん敷地が小さくなり、今はビルの谷間のちいさなお宮様となっています。

境内には、「真田幸村の知恵の地蔵尊」とよばれるお地蔵様もいらっしゃいます。紀伊国九度山の真田庵より、江戸時代に、真田幸村の念持仏を頂いて、ここに安置したと伝えられています。地蔵様の台石をさすり、その手で子供のあたまをなでると、知恵が授かるのだとか。もうおっさんでは、なでさすっても、知恵は頂けないんでしょうけどね(笑)
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20121103densya_choco さらに、堀川通りも越えて、JR二条駅まできました。

駅前のショッピングセンターに駄菓子屋が出ていて、その中に、「電車チョコ」がありました。

ある方のブログで拝見して、「面白いなぁ」と思ってたんですが、京都でも見つかるとは思ってませんでした。

一緒にならんだ宅配便チョコともども、子供たちに大人気みたいです
本日は、これから「冷泉家」に出動します。
昨日行った人のツイッター見ると、10時過ぎにはすでに一杯の人だかりだったそうなんで
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2012.11.03

大津の町並み

201210otsu01 10月27日の京阪大津線の特急色の撮影の際に、三井寺から上栄町まで移動するのに、電車道(この表現も懐かしい響きですね)を通ると、カメラマンがたくさんいて、邪魔になりそうなので、ひと筋裏道を通りました。

そこには、昭和の面影の残るモノクロームな町並みがありました。

ほんの数百メートル歩くだけで、いろいろと面白い写真が撮れました。

渋い格子戸の前に咲き誇る鉢植え。
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201210otsu02_2 鉢植えの玄関の上には、虫籠窓。向かいの商店の日よけのカーテンも昔ながらのストライプです。
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201210otsu03 2・3軒となりには、いぶし竹の窓飾り。

長い穂のような花は、エゴマかシソの園芸種でしょうか?
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201210otsu04 学生服屋さん、この付近は商店街ですが、卸屋さんは、土曜でお休みみたいでした。
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201210otsu05 旧東海道と西近江街道の分かれ道には、有名な鮒寿司のお店があります。

この滋賀県の特産品ほど趣向の分かれる食べ物は少ないですね(笑)


結構良いお値段がします。(3000円~10,000円位)
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2012.11.01

11月といえば、文化財特別公開と紅葉狩り

早や11月になりました。

例年の催しですが、今年も「秋の京都非公開文化財特別公開」が2日から11日にかけて行われます。

20ヶ所くらい見られるのですが、初公開も含めて行きたいところをリストアップしてみました。

時間的、予算的(笑)制約で、とても全部は回れませんが、冷泉家を含む3・4ヶ所くらいは回りたいですね。
                最寄駅・バス停
・冷泉家           烏丸今出川
・報恩寺 <初公開>  堀川寺の内
・廣誠院 <初公開>  市役所前
・大統院 建仁寺塔頭  東山安井
・妙法院           東山七条
・寶樹寺           七条・東福寺
・長講堂           河原町正面
・安楽寿院<初公開>  竹田

詳しくは、京都古文化保存協会のHP
http://www.kobunka.com/index.html

その他、叡電の沿線では、下の催しが見たいですね。
二ノ瀬の白龍園は知る人ぞ知るといった、名園ですが、今まで扉を閉ざしていたので是非行きたいのですが、入場券と叡電乗車券のセットが2000円、しかも一日100名限定なので、ちょっと厳しいかも(^.^)

下鴨神社は、まだすこし期間があるので、紅葉が終わって落ち着いてからかな? 

下鴨神社 方丈記展 出町柳  (開催中~12/16)
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

・白龍園 <初公開> 二ノ瀬 (11/10~11/30)
https://twitter.com/eizandensha/status/262867954675380227

:
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11月の後半は、紅葉狩りでしょう。

今年も、叡電の沿線で手一杯かもしれないけれど、今までに散歩してて、みつけた紅葉の名所の中から、

・宇治の興正寺
・坂本
・比叡山横川
・西山の大原野神社、善峰寺、光明寺

は、行ってみたいですねぇ。特に西山はかなりの人出らしいけど一度は見る価値あり

写真は、昨秋の赤山禅院です。昨年はなかなか寒くならなくて、楓葉の色つきもイマイチでしたが、今年は順調に秋が深まりつつあるので、期待できるかも?
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