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2012.12.16

京都市考古資料館の「藤原良相邸出土の墨書土器」を見学

15日の土曜日は、曇り勝ちの一日でしたが、寒さも緩んだので、あちこち出歩いてブログネタを仕込んできました(^^ゞ

順不同で、Upしますが、まずは、京都市考古資料館の「藤原良相邸出土の墨書土器展」から
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この重厚な外観の建物は、元西陣織会館でした。昭和51年に西陣織会館が現在地に移転したあと、考古資料館に転用されました。
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入ってすぐのロビーに展示してあります。なんと写真撮影OKです。

藤原良相(ふじわらのよしみ)は、平安時代初期(9世紀)のひとで、正二位右大臣の高位に上った公卿です。その屋敷は平安京右京三条一坊六町(今のJR二条駅西口付近)にありました。当時の内裏から数百メートルの近さの高級住宅街だったのでしょうか。
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これが、平仮名の墨文字が残された土器です。9世紀に文字が書かれたとすると、日本最古級のひらがなの遺物かも知れないそうです。
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藤原良相が活躍した9世紀は、政治的には、藤原北家が勢力を伸ばし、文化面では在原業平や小野小町といった六歌仙が歌を詠んだ頃です。

この頃には、都の上流階級ではかなり仮名文字が広まっていたようです。この土器に文字を書いたのは、この屋敷に出入りする下級役人か召使などで、練習のために不要になった土器を使ったのではないかと推測されているそうです。
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他にも、貴重な考古資料がたくさん展示されています。大学の考古学専攻の学生さんや歴史サークルらしいグループがたくさん見学に訪れてました。
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1100年の長い眠りからさめた破片は、この先の調査でどんな事実を語りかけてくれるのでしょうか。

正式な調査報告が楽しみです。
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(続く) (次回は、乗り降り自由の観光バス「京都ひるバス」です。)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

今晩は☽
中々こういう所へ行けないので
本当にありがたい見ていて歴史を感じる事が出来るなんて(*^_^*)
展示品はほとんどが、撮影禁止の張り紙がありますもんね~
良い資料館ですね
忘年会で、かまぼこ工場に寄ったのですけどね
撮影禁止の張り紙あるのに気付かず、パチリと撮っていました
マナーないったら…

>> na nori さんへ

こんにちは。

実は、歴史分野でも、考古学は特に難しいのであまり展示会へも
行かないのですけど、これは新聞に大きく取り上げられてたので
「日本最古のかな文字って、どんないかいなぁ?」と興味半分で
行ってきました。

工場なんかでも、写真撮影OKのところは少ないですね。
やはり企業秘密があるんでしょう。怒られませんでしたか

考古資料館のある建物は、レトロな感じがいいです。
解説も親切ですね。

京都は地下鉄を掘ると遺跡が出て来るので、
工事に予定以上の時間が掛かると聞きましたが、これもその一つでしょうか。

>> キハ58さんへ

この資料館の建物は、大正4年に建てられたもので、まもなく100歳を迎えます。
あまり建築物のことは詳しくないのですけど、日本のモダニズム建築の先駆け
として、有名なのだそうです。

>> SILVIAおじさん へ

おはようこざいます。
京都市内中心部は、どこを掘っても遺跡がごろごろ出てきます

この土器は、JR二条駅前の再開発の際に発見されました。
新聞やテレビでも取り上げられ、現地説明会は大賑わいだった
そうです。

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