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2013.01.29

京都文化博物館で池大雅展を見てきました。

27日、子供の英検の試験の付き添いの待ち時間に三条高倉の京都文化博物館に寄ってみました。

たまたま特別展はなくて、平常展だけでしたが、「祇園祭黒主山の名宝」「池大雅」「永青文庫古代中国の至宝」の3つのコレクションを見ることができました。
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黒主山は、博物館から西へ500mくらいの中京区室町通三条下ルに立つ、祇園祭の山鉾のひとつです。御神体は、写真のように謡曲「志賀」をもとに、大友黒主が桜の花を見上げている姿を現しています。

展示では、御神体の衣服や山を飾る見返しや水引、金具などが展示されています。

いつもは、夏の暑い中、汗をダラダラかきながら巡行を見上げるのが常になっているので、真冬に祇園祭の展示をみても、なにか季節ハヅレ(笑)の感がしないでもなし。

ただ、宵山の人波の中では、ゆっくりとみられない貴重な文化財をじっくり鑑賞できて、満足です。

展示は、4月14日まで
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続いて、「池大雅展」です。(写真は、ウィキペデイアより)

そけほど大きな展示ではありませんが、松尾の池大雅美術館ほかのコレクション十数点が出品されています。

愛妻の玉瀾の絵の手本にと書き与えた画帳などが面白いです。

絵とは関係ありませんが、大雅と玉瀾の夫婦は、それこそ夫婦漫才のコンビさながらの面白い逸話が伝えられています。

たとえば、大坂へ招かれた大雅さん、肝心の絵筆を忘れて家をでます。それを玉瀾さんが伏見まで追いかけて手渡すのですが、

なんとご主人は、奥さんをみて「どちら様か存じ上げませんが、拾っていただいて、ありがとうございます。」

奥さんも、「いえいえ」と見送ったとか

伴蒿蹊『近世畸人伝』より

ホンマかウソか知りませんが、興味のある方は、ネットで調べてみてください。
展示は、残念ながら27日で終わりました。次の機会を待ちましょう。

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最後は、肥後熊本のお殿様、細川家に伝わる秘宝を管理する、「永青文庫」のコレクションです。(写真は、国宝:金銀錯狩猟文鏡 BC4~3世紀頃)

このコレクションは、東京勤務時代に一度、永青文庫の一般公開のときに拝見したことがありますが、なにしろ中国四千年の歴史を凝縮したような貴重な文化財ばかりで、そのお屋敷の立派さとあいまって、恐縮しながら見て回った記憶があります。

今回も、基礎知識がほとんどなくて、解説を読んでもあまり理解できず(^^ゞ
我が身の無学さを証明してまいりました。

ただその歴史の重みのようなものが放つオーラは、鈍感な身でも十分に感じられます。2月一杯は展示されてますので、いちどご覧になってはいかがかと思います。
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出口で、次の特別展の案内状をいただきました。

扇面絵になってます。粋な計らいですね。会期は、2月9日(土)-3月24日(日)です。こんなの貰ったら行かないわけには、参りませんね(笑)
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(続いて、別館でのコンサート鑑賞です。)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

こんにちは。
東京都文京区の永青文庫は、建物見たさになんどか行きました。
お書きになっていらっしゃるように本当に立派なお屋敷で、私も恐縮しながら見学させていただきました。

こんばんは^^
永青文庫は、昨年細川の殿がじきじきの解説をして下さるという
恐縮しまくりの訪問をしましたので懐かしく
記事を拝見いたしました

暇さえあれば見に行くのが一番なんでしょうけど
無理な私にはなかっちょさんのブログは貴重です(*^_^*)
面白いですね池大雅夫婦の話話に乗る奥様も素敵ですね
次の案内状も何ともステキです
こういうのを貰うと行きたくなりますね(*^。^*)

>> マイマイさんへ

元朝香宮邸の庭園美術館のアールデコ調の建物も見ごたえが
ありますけど、こちらは、現役のお殿様のお屋敷ですから(笑)
よけい緊張しますね。

京都にも、財閥や明治の元勲のお屋敷が美術館として公開
されているところが多くあります。それらを見て回るにつけ
昔の大金持ちは、今と桁がちがうのを実感しますね

>> くまモンママさんへ

わたしが行った時は、お殿様は、熊本の知事を辞めて
新党を結成して、首相になられた頃でしたでしょうか。

まさに「時の人」のお屋敷ということで、多くの見学者が
ありました。

先々代のお殿様が、じぶんの目利きでコレクションを
集められたと聞いて、「昔のひとは、すごいなぁ」と
思ったものです。

昔のものは いわれが分からなくても なんとなく重厚さが 物語ってるように思います。
お金をだせば簡単に買えたり、100均で安物買ったり、いろんなものがあるけど、やはり 昔の物とは 比較にならないですね。

>> na nori さんへ

こんばんは。

博物館や美術館というと、「なにか大げさ」とか「いつも混んでる」
という印象がありますが、なにも高い金だして、特別展に行かなくても
常設展なら数百円ほどで、気軽に見れますよ。

常設展と侮るなかれ、ときどき展示替えがあって、国宝や重文級の
逸品がガラガラの会場で、独り占めして鑑賞できることも多いんですよ。
(今回もそうでした)

とくに冬場は、どこも空いてます。ぜひ足をお運びあれ

>> まぶちょんさんへ

こんばんは。

昔のものは、ほとんど手作りなので、職人さんのタマシイのような
ものが、今も残っているんでしょうね。

昔は「物を粗末に扱うと、捨てられた物が化けて出るぞ
と、子供をしかったそうですし。

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