« 【叡電】話題のハートのつり革を見つけました | トップページ | KaO展 2013 in 同時代ギャラリー »

2013.06.21

並河靖之七宝記念館を見てきました。

岡崎の次は、三条商店街のギャラリーへ向うつもりで仁王門通りを歩き出したのですが、ふと思いついて、白川の流れにそって南に曲がりました。
*
201306okazaki03
静かな遊歩道を歩き、路地を通り過ぎると、偶然このような京町家の前にでました。看板をみると「並河靖之七宝記念館」とあります。

説明板の「七代目小川治兵衛作の庭あり」との記述に引かれて入ってみることにしました。
*
Namikawa_museum
実は、並河靖之氏のことは、ぜんぜん存じ上げなかったのですが、明治・大正期に活躍された七宝作家で、帝室技芸員(今の人間国宝か文化勲章受賞に相当)に任ぜられた技量の方です。

上の写真は、パンフレットにあるもの(実物は高さ30センチくらい)ですが、このような比較的おおきな物から、小さいものでは名刺サイズの煙草入れや香料入れに、花鳥風月や幾何学模様が七宝で絵付けされています。

本当に、虫眼鏡をもってきて拡大したくなるような繊細な絵柄に感動しました。

岡崎の美術館で見てきた大作の対極にある、極小の美の世界です。
*
201306okazaki05
展示室から裏の座敷とお庭に回ります。

そんなに広くはありませんが、疏水の水を引き込んだ池泉回遊式のお庭です。座敷内は撮影禁止ですが、外国からのお客様に合わせて、椅子とテーブルでもてなす洋間と日本間があり、建具も硝子障子になっています。

椅子と布団では、客の目線の高さが違うので、ガラスの位置も和洋で変えるという、造作の細かさが見られます。
*
201306okazaki04
座敷の廊下は池の上に迫り出して作られています。足元を泳ぐ錦鯉に、外国の賓客は大喜びだったのでしょうね。
*
201306okazaki06
この手水鉢も写真では、そのデザインの奇抜さをお伝えしにくいのですが、大きな鞍馬石を彫りぬいて、しかもドルメンのように石組みで支えてあります。手前の踏み板の形もシャレています。

他に、七宝焼きの製法を紹介するコーナー(旧工房)や旧釜場なども公開されています。

こんなにすばらしいところを今まで全然知らなかったのが不思議なくらいです。なにを見ても、どこを見ても感動モノです。

下手なブログの記事よりも、未訪の方は、いちど見学されることをお勧めします。

詳しくは、並河七宝記念館のHP
http://www8.plala.or.jp/nayspo/
*
(次回は、Kao展2013 です)
*
pinboke_entry
お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

« 【叡電】話題のハートのつり革を見つけました | トップページ | KaO展 2013 in 同時代ギャラリー »

コメント

こんばんは
なかっちょさんの所は満月見えていますか(#^.^#)
歩かなければ見えない、気付かない事って沢山ありますね
このツボは凄く素敵です
ジッと見てしまいますね。昔の人は凄い

おはようございます。

2枚目の写真の壺(?)でしょうか・・・?

見事な出来栄えで、素晴らしいと思いました。

ここ最近の自分ですが、先日の宇治の平等院もそうですが、こういったものに興味や関心を示すようになりました。

>> na nori さんへ

一日遅れでこんばんはです。

昨晩は、朧月の満月でしたね。東山のうえのぽっかりと
浮かんでいるのが見えました。

この美術館の展示品は、ほんとうにすごい!!!の
ひと言ですよ。

岡崎の美術館や動物園から歩いて5分も掛かりません。
ぜひ自分の目で確かめてみてください。
もし、お金に糸目をつけなくいよいような身分なら、
ひとつ手元において鑑賞したいです。

>> 京阪快急3000さんへ

こんにちは。

美術品や文化財を見て歩くと、やはり精神的に余裕が
生まれるようです。

この余裕を仕事や趣味に生かしたい思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 並河靖之七宝記念館を見てきました。:

« 【叡電】話題のハートのつり革を見つけました | トップページ | KaO展 2013 in 同時代ギャラリー »

フォト
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ