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2013.09.20

京の初秋の散歩 京都伝統工芸館

14日のギャラリー巡りは、京都芸術センターをでて、烏丸三条上るの「京都伝統工芸館」に入ります。
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この施設は、園部にある京都伝統工芸大学の京都市内キャンパス兼ギャラリー兼ショップといったところで、若手伝統工芸士の作品が見られます。

まず一階のギャラリーから。ここには大学の在校生や卒業生の作品が並んでいます。大学には木工、金工、陶芸など9つの学科があるそうですが、どれもクロウトはだしの出来です。

やはり伝統工芸の職人を目指す若者ばかりですから、失礼ながらおなじ工芸作品を作っても、美大・芸大の学生とは意気込みが違うように感じました。

続いて、3階の体験コーナーへ。まずはさりげなく置いてある人間国宝クラスの作家(大学の講師もされているのでしょうか)の作品にびっくりします。下衆な感想ですが(笑)、値段をつければうん十万円はするでしょうね。

会場には、竹細工、仏像彫刻、漆工芸の3人の学生さんが作業されてました。ちょっと手を止めていただいてお話を聞きました。

竹細工の女の子は、「まだ未熟で、作品ひとつ作るのに一日はかかる。慣れた人だと、一日は三個は作れる。」とのことですが、手つきはなかなか堂に入ったものです。

仏像の男子は、前に地蔵さまと鑑真和上像と自分の手の造形を置いてました。「3.11の被災松を使って、清水寺に納めた大日如来像を作るチームに入って、匠の技を学べたのが良かった。」と誇らしげに語ってくれました。(上の写真の仏様)

被災松の仏像のいくつかは、ギャラリーに置かれてます。円空佛のような荒削りなお姿が胸を打ちます。(下の写真)

最後の漆の女の子は、無口です(笑)。一心に漆の研ぎ出しをやってました。非常に気を使う作業らしく、声をかけるのもはばかられるので、横から静に眺めてました。

やはり、「職人さんは無口で無愛想なのが良いです」 
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その後、各階の作品を鑑賞しながら一階にもどりました。
「伝統工芸は、跡継ぎがいなくて」と、よく聞きますが、すくなくとも京都とその近郊では、次代を担う若手職人さんが育ってるようです。日本の伝統工芸の未来は明るいです。

平成22年10月20日(水)から24日(日)時まで
京都府京都文化博物館5階で
若手職人「京もの認定工芸士」作品展も開かれます。
お近くのかたは、ぜひ見に行ってあげてください。
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(続く) (ギャラリー巡りの最後は、京都文化博物館です。)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

こんにちは。

素晴らしい内容ですね。

竹細工、仏像彫刻、漆工芸の3人の学生さんの意気込みも「すごいなぁ」と思いました。

>> 京阪快急3000さんへ

こんにちは。

やっぱり、目標のはっきりしてる青年の生き方は、見てても感動しますね。
なにも考えずに、流されるままに時を過ごしてきたような、自分自身を振り返って
すこし恥ずかしかったです

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