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2014.01.16

京の冬の散歩 伏見街道(本町通)を歩く

三連休になってから、「残り福をもらえるような静かなえびすさんは、ないかいなぁ」と、伏見桃山の乃木神社のえびす様へ参ってきました。

まだ歩き足りないので(笑)、伏見街道から本町通りを歩いて帰ることにしました。
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とりあえず、JR桃山駅まで降りて奈良線を撮影。お誂え向け(笑)に、真っ赤な実をつけた庭木がありました。ウグイス色の103系によく合います。
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すこしJR藤森側へ歩いたところにある築堤です。去年の夏に来たときは、カンナの赤い花が咲いてましたが、いまはスイセンが少し咲き出してます。

モロに逆光で電車がすこし白飛びしてしまいました(^^ゞ
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この付近は、桃山時代に伏見城の城下町が栄え、今も正宗、治部、長岡越中、三河などなどの大名屋敷跡を由来とする地名が残っています。駅名の丹波橋も桑山丹波守の屋敷跡に由来します。

最近も新聞に「大名屋敷跡らしい家紋の入った食器などが出土した。」という記事がのっていたので、「この辺かなぁ?」と思って歩いていると、伊達政宗の屋敷跡と伝える海宝寺がありました。

この庭に植わっているモッコクの木は、伊達政宗の手植えと伝えられています。もし本当なら樹齢400年以上の老樹です。

が、寺自体は、正宗が亡くなってから数十年してからの開基なので、徳川の天下となり、伏見城が取り壊されて城下町も更地に戻ったあとも、庭木はそのまま残されて、お寺を建てるときに移植されたと思っておきましょう(笑)
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この付近は、いまは一面の住宅地ですが、すこし前までは桃山大根といわれるダイコンで有名になるくらいの畑地だったそうです。

伏見城と伊達屋敷をむすぶ伊達街道ぞいにその頃の面影を残す萱葺きの農家がまだ残っていました。
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伊達街道は、藤森神社の参道に入って本町通りと合流します。三が日は、あれほどのお参りのあった境内も、ふだんの土日よりちょっと多いくらいのお参りに戻って、こちらもゆっくりと今年の勝ち運を祈願できました。

正月は、人出でじっくり見られませんでしたが重文の社殿は、室町6代将軍足利義教の造営と伝えられます。松竹梅を鋳出した灯籠が目に付きました。
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ここから本町通を歩きます。時間があればすこし山手の石峰寺や宝塔寺などのある一角を歩きたいところですが、またの機会に。

伏見稲荷の門前までくると、早くも初詣の飾りを片付けて、初午大祭(今年は2月4日)ののぼりを並べてます。商店街は、なんでも気が早い(笑)ですねぇ。
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Momoyama08
JR稲荷駅のすぐ南側で本町通りが奈良線を渡る踏切がありますが、ここに小さなお堂があります。

ここも初詣の人並みでは見逃してしまいますが、この日はちょっとのぞいてみました。中には、等身大くらいのお地蔵様が座っておられました。

お寺の由緒書きによれば、このお地蔵様は「腹帯(ふくたい)地蔵尊」といって、安産・子育てに霊験あらたかなのだそうです。寺伝では江戸のはじめの作とされてきましたが、解体修理の結果によれば、平安末期から鎌倉初期の作と判明したそうです。

ところで、踏切番のように線路の直ぐ脇に座ってられるところを見ると、きっとこのお地蔵様も電車が大好きなんでしょうねえ
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稲荷大社前からもう少し北に行くと、有名な伏見人形のお店があります。いつの間にか右隣はマンションに、左隣は駐車場になってます。門前町の風情ある町並みもなかなか撮りづらいです
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伏見といえば、「お酒」ですが、造り酒屋も小売酒屋も近代的な工場やコンビニに変わってしまって、昔ながらの風情ある店も少なくなりました。

このお店は、鳥羽街道駅付近で見つけた一軒です。まだほかにも味のある店は残ってますが、この通りは車どおりが多くて、撮影しづらいのです。(この付近は比較的交通量少なめ)
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東福寺の西門まで来ました。写真は何の変哲も無い空き地に見えますが、ここに「東福寺のアーモンド」と呼ばれていた樹齢60年以上のアーモンドの木があって、春先にはピンクの花を咲かせてくれていました。「花とおけーはん」の画材として、わたしも写真に収めたことがあります。

一昨年の秋に台風で倒れて、現在2世の苗を育成中なのだとか。早く花が咲くまでに育って欲しいものです。
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今日の散歩の締めは、本町跨線橋。

今年の10月で、東海道新幹線も開業50周年です。これが開業したときは、管理人は幼稚園の年長組で、父親に連れられて京都駅に見に行った覚えがあります。

基本的に700系シリーズにまとめられてしまって、車両のバラエティという面では、趣味的にイマイチ(失礼)の東海道新幹線ですが、山陽新幹線からまた500系を借り入れて、イベント列車として走らせて欲しいですね。まぁ、無理でしょうけどネ
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(次回は、泉涌寺の七福神巡りです)
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コメント

こんにちは。
伊達政宗の手植え。樹齢400年以上の老樹!
そう思ってみると植物の生命力はとても凄いですね
そしてそれを守っている人も居ますよね
移植されているとしても凄いです
それをちゃんと説明してくれるなかっちょさんがいるから
思いながら樹も観る事が出来ます。
私ならただ単に載せるだけに成っちゃいますね(~_~;)
松竹梅の燈篭や数少ない酒屋さん
私の周りにもキッとゆっくり歩けばたくさんあるのでしょうけれど
車で通り過ぎるだけでは見る事も出来ませんね(・。・;
次は七福神めぐり楽しみにしています~
くれぐれもお気を付けくださいマセ

昭和の街並みみたいですね
コンビニも増えましたか。。。
古き良き時代の物がどんどん消えて行くのは淋しいものです

こんばんは
4枚目のお写真に写っている、お花
これってね葉牡丹ですか?
バケツの中に鉢植えが・・・???
すごく不思議な感じです

>> na nori さんへ

こんにちは。

伏見城の城下町は、現在の大手町の繁華街よりもうすこし山手に
広がっていたようで、何の変哲もない(失礼)住宅地の中に史跡が点在
してます。

伊達正宗うんぬんは、お寺の立てた案内板と並んで、なんと
仙台市の立てた案内板もありました。
杜の都、仙台の礎をきずいた正宗が、いかに仙台で慕われて
いるかわかりますね。

>> 音姫さんへ

昭和の街並みも、いつの間にか減ってきましたねぇ。
一軒、一軒のお家としては、まだ残ってるところも多いですが
連続で、家並みになってるところが無くなりました。

まあ、うちも昔の家は住みにくいので建替えたので
人の事は言えませんけどね

>> mik さんへ

こんにちは。

4枚目の写真のお花は、葉ぼたんですね。
それと、貼ってある写真ではバケツに見えるのも、写真を拡大してみると
大きな盆栽用の瀬戸物の植木ばちでした

たぶん秋口までは、菊かなにかが植えてあったのを、苗だけ引き抜いて
土の上に、お正月の鉢植えを置いておられるんでしょう

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