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2014年2月に作成された記事

2014.02.27

京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その3)

京都精華大の卒展・進級展を見てきました。非常に作品数が多くて、会場も何ヶ所かに別れているので、3回に分けてお届けします。最後は、立体造形コースとマンガコースの4回生の3人のグループ展と日本画コースの卒業生と4回生の二人展です。

なお感想は、管理人の個人的なもので作者の思いとは違うかもしれませんが、ご容赦ください<m(__)m>
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まずは、烏丸御池のマンガミュージアムへいって、マンガコースの学生さんの作品を立ち読み。←混んでて座って読む余裕なしの大盛況です。写真は、マンガの原画です。

あとのお二人の作品は、前日に美術館でみてるので、だいたいの個性を見極めて(笑)、歩いて数分のギャラリーへ。
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会場は、京町屋を改装したギャラリー兼ショップ兼カフェです。友禅の体験制作もできるようです。通り庭を奥に進んで、急な階段を2階へあがって、ギャラリーへ入ると、せまい空間に、オブジェが一杯。

家の中、もちろん板の間ですがそこに土を入れて、植物の芽を出させたようなオブジェとか、歌舞伎の役者さんを真似たような絵画とオブジェのコラボ作品とか、真ん中に三本の柱を立てたような作品とかが並んでて、一瞬ビビリ(笑)ます。

もちろんすぐに座は和んで、作者さん3名に、作品のコンセプトなどを質問。

写真がないので、説明しにくいのですが、新聞紙でサッカーボール大の玉を作って、それにいろんな顔を描いて団子のように串刺しにしたマンガコースの学生さんの作品と、焼いた木板を馬の形にくりぬいて木の棒に並べた造形の学生さんの作品と、木の棒に粘土か樹脂で形を作って、彩色した造形の学生さんの作品の3つが支え合って、天井に向って伸びてるのがメインの作品でした。

それぞれ、調和とか協調とか現状打破とか、作者の想いが込められているのだそうです。デザインも素材も大きさもぜんぜん違う(最初からデザインをほかの二人には教えずに大体の大きさだけ取り決めて、制作して最後に合わせたんだそうです)のに、違和感なく、合体してるんですね。いままでも仲良く制作してきた仲間らしく、息はぴったりに見えました。

ダイナミックな作品をありがとうございました。
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つづいて、このブログでも良く紹介している、同志社大学新町校舎ちかくの、ギャラリーbe京都で開かれた、日本画コースOBと4回生の二人展に回りました。

筒井さんは、昨年のご卒業で、どこかの展示会に作品を出されているのを見たような記憶があります。

正統(と、いう表現が良いかどうかはわかりませんが)な、日本画の技法と画題をつかって、掛け軸や屏風の作品を出展されてます。

色使いも華やかで、見ていてホッとさせてくれます。絵そのものもすばらしいですが、表装も一見の価値ありです。

それでいて、わざとフェンス越しの花を描いてみたり、龍のような魚のような、下半身だけの動物(?) 人魚姫かも(笑) を描き出す遊び心も持ち合わされてて、感心いたしました。

槙野君は、今年の卒業予定です。島根県のご出身だそうで、卒展の作品ともに、地元の出雲の国の情景を重厚な筆致で表現されています。

男の子らしい力強い筆使いですが、金箔、銀箔を適所につかって、きらびやかさを表現するのも忘れていません。

「禅画の円相ですか?」と聞いた、○印に花を描きこんだ小作品は、譲っていただきたくなるような気品のある絵で、Good!

進路は、社会人とのこと。勤めがあるとなかなか創作もままならないと思いますが、頑張ってくださいね。

この展覧会は、会期が今日(2/27)の5時までですが、お近くの方で時間があれば、見に行ってあげてください。
詳しくは、be京都のHPまで
http://be-kyoto.jimdo.com/
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帰り道は、相国寺を抜けて、しだれ桜で有名な本満寺を通って、出町へ戻りました。本満寺では、白梅が「一輪ほどの暖かさ 嵐雪」の風情になってました。

あぁ~、絵心があればさらさらと絵手紙にでも仕上げるところなんですがねぇ。写真に表現するのが精一杯(^^ゞ

どこかに、サルでもおじさんでも描ける絵画教室でもないですかねぇ
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2014.02.26

京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その2)

京都精華大の卒展・進級展を見てきました。非常に作品数が多くて、会場も何ヶ所かに別れているので、3回に分けてお届けします。2回目は、元・立誠小学校ギャラリーの立体造形コース3回生の進級展とkara-Sの人文学部の卒業展示とつくるビルの版画コース3回生の進級展です。

なお感想は、管理人の個人的なもので作者の思いとは違うかもしれませんが、ご容赦ください<m(__)m>
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立体造形3年の展示会は、「□ったまま眠っている」です。一文字目は「田」ではなく、「□」の中に点線の「十」がデザインされてます。

「たった(立った?)」と、読んでしまいそうですけど、受付の学生さんに聞くと、「なんでも好きな文字を入れてください。」とのこと。

作品を見ながら、考えて見ましょう

それと、このギャラリーは、廃校になった小学校を転用しています。パンフレットもそれを意識したデザインになってます。
ただし、作品は、「図画・工作」の時間で作ったものとは駆けはなれてるのですが
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机や戸棚が取り払われて、ガランとした教室にオブジェが並んでます。ちょっと、いや、かなりシュールです
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元、図書室(いまでも本棚が一部残されて、本が並んでます)には、キノコのモチーフが生えています。
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閉め切った薄暗い教室に、真綿の塊のようなオブジェが....
異様な雰囲気です。白熱灯のような光源がより効果的でした。
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廊下を曲がると眼に飛び込んでくるのは

刺激的な演出でした。
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階段にとぐろを巻く、消防ホースのお化けみたいなのは何に?
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「あの日」というタイトルです。

窓際の階段の踊り場にあります。階段もビーズ入りの水槽で飾られて、「階段を登って、想いだしてください。」というような案内が貼ってありました。

40年近く前を想いだしました
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高さ10センチほどのフィギュアですが、精巧にできてます。これも「想」という題です。高校時代の思い出のひとコマなのでしょうか?
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この展示の中で、一番の圧巻はコレ。

岩倉の山から切り出して、洗って乾燥して手を入れて作品に仕上げたそうです。若いうちは、何でも出来ますねぇ。←おじさんの感想

努力賞を差し上げましょう
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最後は、コレ。戸棚はもともとの備品なのか、運び込んだものなのか聞き漏らしましたが、江戸川乱歩や横溝正史の作品にでてきそうな人形の館です。レトロな照明器具ともマッチします。
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もうひとつ、案内してくれた学生さんの「こころのかたち」という石の彫刻があります。大理石や石灰岩、御影石を磨いてオブジェに仕立ててます。タイトルに合わせたのか、原石の一部分だけを丸く球形に仕上げてあります。持ち上げることも出来る作品もあります。

これもキャンパスで作ってるところを見たような気がする(↑ 上の写真、立体造形コースのブログより) のでいろいろと話を聞いてるうちに写真を撮るのを忘れました。ゴメンナサイ<m(__)m>
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それから、四条烏丸の精華大の学外サテライトスペースのkara-Sへ移動して、人文学部の卒業展示を見ます。

人文学は、非常に間口の広い学問でこの大学では「人文学とは、「人間」についても総合的に学ぶ学問だ。」と定義づけています。

展示も「禁煙(論文)」、「かわいい(論文)」、「映画・テレビ(論文)」、「戦争体験(論文)」、「写真館の現状(論文)」、「あそべること(作品展示)」、「トマト(作品展示)」、「舞台公園(ビデオ上演)」、「りおの自由帖(画集)」、と多岐にわたってます。

その中から、いちばん面白かった「トマト」を紹介します。
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最初は、失礼ながら、「このテーマが大学で取り上げることかいな」と思ったのですが、レポートの冊子を読んでみると、実際に育てて料理してみるという視点がなかなかユニークに感じましたし、リポートそのものも、ビジュアルに作られてて好感がもてます。201402seika206
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この日の最後は、五条新町のつくるビルの壁面を使って展示中の、版画コースのデジタルプリント展「Print to ______」へ回りました。

このビルは、その名の通り、アーチストさんやアート関係の会社が入居するアトリエビルです。素材が積んであったり、キャンバスが並んでたり、電気窯があったりと、こんなところに足を踏み入れたことがないので、興味しんしん。
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一室が、カフェになってて、お茶しながら、もらってきたパンフレットやカタログや写した写真に眼を通しながらのアート鑑賞。

デジプリは、即写真術に通じますから、実は真剣に技を盗んで(笑)きました。やっぱ、最近のデジタル加工技術は進んどる。うちの会社のソフトやプリンタも最新版に変えなアカンなぁ(^^)

で、回りのお客さんは、クリエーティブな顔した(笑)人ばかりです。が、そこはおっさんの図々しさで、判った様な涼しい顔して、カフェオレなんかいただいてきました。

さすがにアートなビルのカフェだけあって、机は古い事務机を転用したような、引き出し付きの年代物。椅子やカップは、おそらくデザイナーズコレクションでしょう。居心地えぇわぁ

普段の、アクセクした生活を忘れさせてくれる体験でした。

この日のお散歩は、叡電元田中駅を出発して→岡崎公園→河原町三条→四条烏丸→烏丸五条→京阪清水五条駅と歩いて、展示会場の移動も含めて23000歩でありました
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途中の四条通りで見かけた、大丸京都店のイメージキャラ「デッチーくん」です。最近は、こんなイラストも気になるようになってきました(^^♪
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(続く) 次回は、会場でいいねと思って、寄せてもらってきた作家さんの個展の紹介です。
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2014.02.25

京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その1)

年度末、学年末を迎えて、各芸大・美大の卒業、進級制作展のシーズンになってきました。

若い方のハツラツとした作品をみていると、下手の横好き(笑)で写してる写真にも、すこしは変化が現れて(^^ゞ なかなか効果がありまする

続いては、京都精華大の卒展・進級展を見てきました。非常に作品数が多くて、会場も何ヶ所かに別れているので、3回に分けてお届けします。最初は、京都市美術館本館の芸術学部とデザイン学部のみなさんの作品から。

なお感想は、管理人の個人的なもので作者の思いとは違うかもしれませんが、ご容赦ください<m(__)m>
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最初の部屋は、グラフィックデザインコースの作品です。

このお弁当の数々。ファインダーに入りきらなかったのが、まだあって、全部で100個くらい描かれてます。参考にしたレシピ本(笑)があるのかもしれませんけど、よくこれだけ作ったもんです。
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ゴミ袋に貼るだけで、ゴミも妖精ミーゴちゃんに変身
ゴミ出しも楽しくなって、環境美化につながるかも(^^ゞ
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これは、コラージュのように見えますが、デジタルクリエイションコースの作品です。

全部は紹介しきれませんが、デジタル機器を使いこなすことによって、実用的なものからお遊び(ゲーム)までいろんなアートデザインが作り出せるものだと感心します。
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これもデジクリの作品ですが、自分で書いた小説に、いろんなデザインの装丁の表紙をつけてあります。中身は同じでも、ぜんぜん違った本に見えるのが面白いですね。

わたしも、コンピューターで飯を食ってる人間ではありますが、その使い方は、アートとは程遠い(笑)、事務計算・技術計算ばかり、羨ましいなぁ(^^)
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立体造形コースです。こちらはどちらかというと手わざの世界ですね。巨大な作品が目立ちます。

このピラミッド(?)なんかは、パワー感じますよね。
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ペンキの塗ってない(^_^) マジンガーZ (←古いなぁ) みたいの。素材の質感が残ってるのが、逆に野生的で好きかも。
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木場そのもの、(運び込むの大変だったでしょうねぇ) みたいの。こいつが特にデカかった

これを作るためか、丸太を切ってフォークリフトで移動させてるのをキャンパスで見たことがあります。とても大学の授業には見えなかった
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「冠婚葬祭 -芸術をやめるために-」というタイトルが付いてます。これは、最初みたときは何か理解できなかったけど、説明書きを読んで納得 っていう、作品です。

でも、第三者にまた説明するのがまた難しいんだよなぁ。実物をみてみて(笑)
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こちらは、陶芸コース。呉須の染付けの皿ですけど、その文様が、いかにもマンガコースの充実してる大学らしい

こんなんが、料亭で出てきたら.....って、考えると面白いよね
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ユニークな、カマキリのピッチャーとコオイムシ(子負虫)のコップ。展示には飲み物は入ってませんが、写真でお茶を注ぐところが示してあります。

実用になるかは?だけど、インテリアにしたい作品(^^)
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ユニークといえば、空中に浮遊するセラミックのオブジェ。

このモチーフはよく見かけますけど、焼き物で表現したのがすごいかも。落としたら割れるでぇ(~_~)
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版画コースです。

オーソドックスな作品は、見てて安心感がありますね。
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精華大の版画コースは、いわゆる木版や孔版だけでなく、写真やデジタルアートと融合した作品もあり、なかなか間口が広いのです。

これは、立体造形の手法を取り入れて、人間の視線の動きを表現しています。背伸びしたり、座ったりして視線の高さを変えて鑑賞すると、作者の意図がよくわかります。
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「性格適性検査」のレーダーチャートをモチーフにした作品。それぞれに、どのような性格なのかの説明書きが付けられてるのがミソですね

「こんなグラフひとつで、進学や就職の道筋が決まるのは、オカシイような気が、わたしもするのですけど......」っていう、作者のコメントに共感するひとは多いのでは。
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テキスタイルコースの作品です。絵の具で描いたようにみえますが、タペストリーです。真ん中の赤いのは、馬なんでしょうか?

こんな作品が壁に掛かっていると、座が和むでしょうねぇ(^^♪
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これは、12ヶ月の年中行事が染め出された丸いのれんです。今の季節の部分を写しています。月の満ち欠けに十二支、放物線みたいのは、衛星の軌道を表しているのでしょうか。
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テキスタイルから、もうひとつ。

かなり辛辣な図柄です
まぁ、いくらなんでもここまではヤラナイでしょうけど....
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プロダクトデザインコースです。

この部屋には、すぐにも使えそうな実用的な作品が多く並んでますが、眼を引いたのが「女性向けのデジタル一眼レフカメラ」。

「オシャレした女性が、バッグのように持ち歩けるデジイチ」がコンセプト。性能面の制約を解消できれば流行るかも
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この作品は、外国からの留学生さんが「京都の旧街道で出会った日常、たたずまい、かたちをモノクロ写真で記録したアルバム」です。

読ませてもらって、非常によく出来ていると感心しました。日本人より京都らしさをつかみ取ってるかも。もしできるなら一冊わけてほしいです。
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日本画コースです。

「じゃあ、またね」というタイトルから夕方、子供たちが帰って、急にさみしくなった庭先の情景でしょうか。この朦朧とした筆致が好きなんです。
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これは、「その先へ」という題名の作品です。

こういう題名の歌もありますが、作者の成長を願うこころが表されているのかもしれません。
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「誰そ彼」という題が付いています。

おそらく、嵐電の某駅のスケッチでしょう。夕刻の電車が発車した直後なのか、誰もいないわびしい情景になっています。

写真では、なかなかこの雰囲気をだすのが難しいんですね。
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最後に、洋画コースから、この明るい自画像?を。
若いって、いいですねぇ
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A
他にも、紹介したい作品がたくさんあるのですが、容量の都合で、本館の展示からは、ここまでにさせていただきます。

最後に、ひと言。失礼ながら、日本画、洋画コースの作品では、わたしの感覚で申し訳ありませんが、あまり と、いうのがありませんでした。デザイン系のコースが最近の流行のようで、おじさんの頭では芸大の本命といべきコースは、人気がなくなってきているのでしょうか?
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美術館の本館をでて、近くの別館で開催の「手技に学ぶ」展へ。
これは、京都の伝統産業の職場でのインターンシップ(就業体験)の実習報告です。

学校の講義や実習では学びきれない、実社会の作業現場での制作体験は、学生さんによい経験になるようです。

写真のキャビネットは、京指物の会社で実習した学生さんの作品で、中心軸で回転できるようになってます。物の出し入れに便利かも。
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これは、京象嵌の会社で実習した学生さんの、時計とネックレスです。廃材を素材に使用とありますから、生地の金属がリサイクル品なのでしょうか。
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(続く) (次回は、立体造形3回生の進級展と人文学部の卒展と版画コース3回生の進級展です)
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2014.02.23

【叡電】宝ケ池行きのハイキング臨時列車運転

2月23日(日)の朝9時台に、宝ケ池行きのハイキング臨時列車が2本運転されました。

定期列車から宝ケ池行きが消えて久しく、「宝ケ池」の方向幕を見れるのは滅多にないので、ファンが集まってました。
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宝ケ池駅に到着する、一本目の臨時列車。「臨」の略字体になってる懐かしい表示板をつけてます。
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後ろは、よく見かける「臨時」の表示板でした。

車体横の入換信号機が進行現示になってるのに、注目!!
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折り返し、回送となって渡り線を通る臨時列車。

普段は列車が通らないので、ポイントの線路は錆びてますね。
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回送車の後ろの表示板は、「臨」のままです。たしか裏は「回送」の文字だったような?
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2本目は、修学院のホームから撮影しました。

遠くて判りにくいですが、手前が定期の八瀬行き、左が出町柳行き、右奥が臨時の宝ケ池行きです。

2分間隔の続行運転なので、長い直線区間では、3列車が一緒に撮れました。
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修学院駅に到着するところ。

出来れば、定期の712と振替われば、電車の色と臨時の標識と手停止信号で、色が揃うんですけどね。後ろなら、定期の731の青帯と青信号のお揃いで(^_^)
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(次回は、京都精華大の卒展の話題をお届けします)
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2014.02.21

【本】山の神 吉野裕子 著

スマホを買ってから、急に本を読まなくなってしまったのですが(^^ゞ 先週は、氷雨に降られて、散歩も撮影会にも行けない日が多くて、ひさしぶりに図書館から真面目な(笑)本を何冊か借り出して読んでいます。

Yamanokami01_ その中から、ひさしぶりにみなさんにもご紹介したくなった一冊です。

吉野裕子著「山の神」、副題として「易・五行と日本の原始蛇信仰」がついた、講談社学術文庫です。

序章として、「日本の古い神社の起源は、祖霊としての蛇神である。」というところから、この本は書き起こされています。そして原始蛇信仰は、古代のハイテク教義である、「易・五行説」の到来により、表面的には消滅したかにみえるが、実は日本人の信仰の奥深くに今も残っている。と論は進みます。

その例として、日本武尊が伊吹山の神の退治に失敗し、逆に病となり伊勢の国で亡くなるという神話を取り上げ、「日本書紀では、伊吹山の神は、「蛇」として現れたとされるが、古事記では「猪」として現れたとされている。おそらく日本書紀の大蛇のほうがより古い形だろう。」と述べられています。

なぜなら、「蛇を祖霊すなわち山の神とみるのは、古代日本人の考え方」であり、そこへ「中国から当時の最新技術(思想)がもたらされ、それを理解した古代の知識人が、山の神は猪であると考えるに至った。」からだと論考します。 このあと、「山の神は蛇である。」「山の神は猪である。」のニ章にわけて、文献や今に残る山の神に関する風俗・習慣をまじえながら論述が続きます。

第一章は、「日本の古代信仰では、蛇信仰が盛んだった」という説があるということを知らないとなかなか取っつき難いのですが、いったん「そうかぁ(^^)」とうなづいてみると、なかなかに知らなかった、あるいは読み飛ばしたり、見落としてたりした事柄がいっぱいあるのに気づかされます。

第二章の、「山の神は猪である。」という論述も、最初にちょっと説明はありますが、五行Jyunishi_haito 思想(陰陽五行説) を知らないと、なかなか読み進めません(^^ゞ でも中国四千年の歴史に揉まれてきた考え方ですから、近代西洋科学とは、また違いますが、非常に理論的に説明がなされるのが、民俗学の本ではなく、数学や化学の本を読んでるみたいで面白いです。

最後の第三章では、今(と、いっても昭和時代のフィールドワークでしょうけれど)に残る、蛇信仰・猪信仰の実例を取り上げています。

たとえば神社の注連縄、正月の門松、鏡餅これらも元々はヘビだったりイノシシだったりしたんだそうです。 注連縄は、蛇のクネル様子。鏡餅はとぐろを巻いた様子に似てませんか? 

門松は理屈なんですけど、五行説で亥(猪)は木性(簡単に言えば植物全般)に属し、猪に化けてやってくる山の神(年神様)は、当然に木の生えているところを好まれるので、目印として松や榊を立てるようになった。のだそうです。

日本に限らず、東洋の民俗には古代中国の思想がひろく及んでいるのは、よく知られてますが、逆にそれが日本にも伝播するまえの古代人の考え方も、今も色濃く残っているのは驚きました。

また、散歩で古い神社や跡などを見て歩くときに注意すべき事柄が増えて楽しみです
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2014.02.19

京都マラソン応援と梅見さんぽ

16日の日曜は、京都市内を駆け巡る、京都マラソンが開催されました。

市内では、大幅な交通規制が敷かれて「車の移動はお控え下さい!」と、いうことで普段は騒音で歩く気のしない大通りも、静かに散歩できました。
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家の直ぐ近くもコースに入ってますが、これは賀茂川にかかる葵橋から河川敷のコースを見下ろしたところ。約32~33キロ地点でしょうか。あと10キロを切って、川風に吹かれながらの終盤コースです。
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その後、相国寺から御所に回りました。「鶯宿梅」の伝説の名梅のある林光院の軒越しの蝋梅です。 白梅はチラホラ咲いてますが、紅梅はまだまだのようです。
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蓮池には、サギが一本足でポツネンと突っ立ってました。バックの苔むした石橋に溶け込むような羽の色ですね。
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ツバキも咲きだしてますが、このところのみぞれ交じりの氷雨でだいぶ痛んでいます。
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大光院のお庭の紅梅も、まだつぼみ堅しで、ぜんぜん咲いてません。「まだ早いんかなぁ?」と、思いながら御所の梅園まで下ってくると....
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こちらは、一番北側の樹でも早くも数輪咲き出しています。さらに南に下っていくと、満開近しの樹もあります。
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ほんの数百メートルしか離れていないところに植えてある樹でも、日当りや手入れなどの関係か、開花の時期が大きくちがうんですね。自然は不思議です
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再び鴨川を渡って、熊野神社から平安神宮のゴールまであと1キロちょっとの地点です。時間は午後2時40分くらい、3時の締め切りまであと20分。

もう歩いている人も多いですが、ここまで来たんだし、さぁ、あと1500メートルを走りぬこう!! と応援してあげました。
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2014.02.17

【京阪】いなり、こんこん、恋いろはの聖地巡礼(^^♪

京阪電車からアニメ「いなり、こんこん、恋いろは」のコラボ商品のフリーチケットが発売されたので、アニメの舞台となっている駅や神社を息子と回ってきました。
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わたし自身は、まったくアニメを見ていないのですが(^^)、中学生の息子が「面白いし、アニメの舞台もみてみたい。」というので、まずは出町柳駅で、切符を購入します。
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つづいて、伏見稲荷駅に移動。大阪方面ホームの臨時改札口付近に建ててある、ヒロインの「伏見いなり」のパネルを撮影。

当然ですが(笑) 切符のデザインとおなじ駅のホームの様子も見られます。ほかにも聖地巡礼らしいひとが何人も入れ替わりに写真を撮ってました。
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ちょうどやってきた、アニメのキャラのHM付きの5000系出、墨染駅まで移動します。
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この駅にも、パネルがあります。大阪方面改札をはいってホームに向う通路のブロックの壁に貼ってあります。
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丹波橋駅の改札内コンコースには、パネルになってる5人のなかで唯一の男子のパネルがあります。
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またまたHM付きが来たので、これに乗って伏見稲荷へ戻ります。
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お稲荷さんの神さま「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」のパネルは、楼門の前に置かれてます。

アニメを知らなくても、お参りに来たひとたちが交代で並んで写真を撮ったりしてました。
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千本鳥居をくぐって、奥宮へ。ここからお山へ至る入り口のところが、ポスターにもなってるシーンの場所だそうです。階段・歩道・狐・鳥居などなどそっくりですね。

ほかにも、境内やその周辺には息子が見せてくれる聖地巡礼のサイトに載ってるアニメのショットとおなじ場所がたくさんあり探しながら歩くのは面白いです。
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帰り道の、三条と神宮丸太町であとふたりのパネルを撮影して、この日のお散歩はお仕舞いにしました。
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2014.02.15

嵯峨芸大の漫画雑誌「嵯峨嵐漫+3」

前々回の記事の嵯峨芸大の卒展で申し込んでおいた、「嵯峨嵐漫+3」が届きました。
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今年のテーマは、「京の四季」です。京都の観光地やデートスポットや京都の文化・芸術のエッセンスを背景にして、
短編のストリートまんが、ひとコマ、四コマまんが、ちょっとしたエッセイと、なかなか盛りだくさんです。

一冊500円ですが、売り上げの一部が東日本大震災の義援金として寄付されます。マンガを楽しんで、ささやかですが、被災地へのサポートにもなって、一石二鳥です。

アニメ大好き、京都大好きのみなさん、ぜひ一冊お求めになって下さいませ。

申し込み、問い合わせは、京都嵯峨芸術大学マンガ分野
竹中らんこ先生まで
mail : ra-takenaka@kyoto-saga.ac.jp
hp   : http://sagageimanga.com
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2014.02.13

新京極の宝蔵寺で、若冲の鶏図・髑髏図を見てきました。

新京極裏寺町の宝蔵寺に、最近、伊藤若冲の直筆と鑑定されてニュースになった、「雄鶏図」などの寺宝の特別公開に行ってきました。
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河原町と新京極という繁華な通りにはさまれていながら、ここだけ寺院や墓地が並んでちょっと雰囲気の違う裏寺町の一角にお寺はあります。

このお寺は、錦市場で青物問屋を営んでいた伊藤家の菩提寺です。若冲自身のお墓は、伏見区深草の石峰寺にありますが、家族のお墓があります。

2月8日が若冲の誕生日に当たり、その生誕会にあわせて、寺宝の特別公開が開かれました。来年は生誕300年になるそうです。
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いただいたパンフレットをコピーしたものですが、右が 「竹に雄鶏図」です。若冲は、鶏の絵をたくさん描いてますので、ご覧になった方も多いと思います。

この絵は、極彩色の群鶏図とはちがって、墨絵にうすく彩色して落ち着いた作品になってます。
あるいは菩提寺に、親族の供養の品として納めたのかもしれませんね。

左は、売茶翁 高遊外(ばいさおう こうゆうがい)の賛のある髑髏図です。個人的にはニワトリよりは、こちらのほうに興味を惹かれました。

ほかには、涅槃図、牧谿の虎図、文晁の山水図、をはじめ十数点の掛け軸が展示してありました。

普段は非公開ですが、これからも2月の誕生会の前後に特別公開を続けていくようです。
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帰りに、木屋町二条の善導寺へ寄ってみました。

嵯峨の釈迦堂の釈迦三尊を写したといわれる石仏が冬の陽を浴びてたたずんでおられました。

お寺のとなりにはリッツ・カールトン京都ホテルが開業してました。「木屋町のひとの流れが変わる」とかいた新聞記事もありましたが、あまりに高級すぎて(1泊5万円クラスが最低価格とも)、お祭り騒ぎみたいなことは無いのでは


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2014.02.11

嵯峨芸大の卒業展示会を見てきました。

年度末、学年末を迎えて、各芸大・美大の卒業、進級制作展のシーズンになってきました。

昨年の今頃、ひょんなことから、嵯峨芸大のマンガ研究科からDMをもらって、展示会を見に行くようになって一年がたちました。

若い方のハツラツとした作品をみていると、下手の横好き(笑)で写してる写真にも、すこしは変化が現れて(^^ゞ なかなか効果がありまする

さて、先週末は、京都精華大のイラストレーションコース3回生のみなさんの展示会「ときめいてん」と嵯峨芸大の卒展を見てきました。続いては、嵯峨芸大のみなさんの作品を。
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作品は300点くらいありますので、とても全部載せられません(笑)、管理人がと思ったのをピックアップしてます。また、あえて作者名と作品名とキャプションは載せてません。

それと感想も、管理人の個人的なもので作者の思いとは違うかもしれませんが、ご容赦ください<m(__)m>
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楽しい作品です。奥にミラーがあって、作品と鑑賞者が一体となれるのも良いアイディアかと思いました。作者自身も、妖精のようなコスチュームを着て説明してくれてました。
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発泡スチロールで作ったかまくら(?) これも中に入れます。寝転ぶと癒しの空間でした。
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大小のクマさんのぬいぐるみのオブジェです。抱っこしたり、並び替えたりできます。いい年したおっさんが こんなお人形遊びできるチャンスはメッタにないので、楽しかったです。
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写真に撮るとわかりにくいですが、この着物はじつは無地で、柄はデジタル投影で、どんどん変化していきます。四季の花鳥風月が現れますが、ちょうど如月の柄になったときに、シャッターを切りました。
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これも、デジタルとアナログの融合作品です。写真に撮った風景をデジタル加工して、印刷してあります。非常に手の込んだ手法でその過程も説明してありますが、なかなか難しくて(笑) 素人には理解しにくいのでした。
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おいしそうな和菓子 と、思ったらソープや芳香剤でした。和の空間の洒落たディスプレイになりますね。ただし子供の誤飲に注意
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題名の通りですが、よく特徴が出ています。「花と鉄道」の参考に一冊分けていただきたい作品です。
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最初は、マネキンを寝かせてあるのだと思ったら、生身の女の子でびっくりしました

この発想と、会期中ずっとポーズを取っているという努力に拍手
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このソルジャーのフィギュアは、上の写真のほかに3個中隊くらい、もしかしたら千人を越す(?)大軍団で並んでます。

その広がりに圧倒されますが、ポスター展示の事務室や教室がミリタリーフィギュアに占領された絵をみると笑っちゃいます。
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ルーズリーフ・ノートに殴り書き(失礼)したような作品。各ページ毎にちがうデザインが現れます。これは、とくに気に入った1ページです。

なかなか若者らしい発想です。
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これも、ダンボールの落書き(またまた失礼)ではなくて、立派にアートですね。実作品は、この数倍の紙に細かく描かれています。面白い!!
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床に無造作に撒き散らされたプラの破片(?) 思わず踏みつけそうになって注意されてしまいました

最近、あちこちの展示会に行って、だいぶんアブストラクトの世界は分かってきましたが、まだまだ理解不足ですねぇ.....
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これもアナログ(本)とデジタル(映像)の融合作品です。造形は無限大∞ を表しているのでしょうか。
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「わたしには棺が死体を入れる箱ではなく、かわいい入れ物に見える」
と、いう作品です。

昨年も、仏壇をデコレーションした作品がありましたが、ユニークな発想をされる学生さんは毎年おられるようです。
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ここから、「Kwaii」系になります。

この作品は、写真では分かりにくいですがお家の中でキャンドルが灯って幻想的です。
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新聞の意見広告の形態を模した、家族のつながりを訴える作品です。2月号を写してますが、一年分の絵があります。
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嵐電ファンのみなさん、お待たせしました(笑)

おなじみの嵐電アートの原画です。とうとう電車は紫式部になってしまいました

去年までは、クリームのツートンで描いてくれてたんですけどねぇ(~_~)
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この嵐電グッズを買ったご縁で、嵯峨芸大のまんが研究科とつながりが出来て、毎年作品を見に来るようになりました。

また「嵯峨爛漫」の2013年号を注文しましたので、届いたら紹介しますね。
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ファンシーグッズの展示はたくさんありましたが、代表してこの作品を載せます。
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「うみ」をテーマにした作品。3枚の連作になってます。色使いが華やかですねぇ。
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これも「海」がテーマですが、非常に精緻に描きこまれています。
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細かいといえば、これが一番細かかったかも。

見所が、拡大して説明してありました。クスッと笑えるところ、シュールなところ、風刺を利かせたところ、リアルなところと見飽きません。
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ちょっとスネ男君 のオブジェと絵画のコラボです。絵はあと3枚ほどの連作になってます。可愛い系ばかり見慣れたあとに、ちょっと刺激になりました。
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見た目は、子供用のファンシー家具のようですが、引き出しの中にいろいろとオブジェが隠されていて、びっくり箱をあけるような楽しみがあります。

おなじような発想のロッカー型の作品もありましたが、こちらを載せます。
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すべてが富士山に見えてくる「富士の病」

みじかな品物の三角形が、みんな富士山が見えてくるから不思議ですね。よくこれだけ探し出したものだと感心します。

できれば36枚全部載せたいところですが、余裕がなくて(^^)
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こちらは、現代版の「百鬼夜行絵巻」です。

妖怪変化の姿も、現代のモンスターだったりします。それが純粋の日本画の筆致と意外と合うんですねぇ。
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最後は、菊の屏風で締めくくらせていただきます。

学生のみなさん、制作お疲れ様でした。そしてご卒業おめでとうございます。これからも頑張ってくださいね。
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2014.02.10

京都精華大イラスト展「ときめいてん」に行ってきました。

年度末、学年末を迎えて、各芸大・美大の卒業、進級制作展のシーズンになってきました。

昨年の今頃、ひょんなことから、嵯峨芸大のマンガ研究科からDMをもらって、展示会を見に行くようになって一年がたちました。

若い方のハツラツとした作品をみていると、下手の横好き(笑)で写してる写真にも、すこしは変化が現れて(^^ゞ なかなか効果がありまする

さて、先週末は、京都精華大のイラストレーションコース3回生のみなさんの展示会「ときめいてん」と嵯峨芸大の卒展を見てきました。まずは、精華大のみなさんから。
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ポストカードの説明のように、3年生全員34名が、「胸キュン」なテーマ曲をえらび、それをイラストで表現されてます。カード自体もCDをイメージしてかまん丸なんですね。

いまどきの女の子の作品ですから、やはりポップでキュートなデザインが多いですが、授業の一環として描いてるためか、ちょっと表現がおとなしいかも。もうちょっと過激な 表現があってもいいかも。
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会場では、テーマ曲がながれ、各自のえらんだ曲の歌詞カードを見ながら作品を鑑賞していくようになってます。

残念ながら知ってる曲は、ひとつかふたつ。おじさんには、ついていけない

会場は、倉庫を改造したようなバラックみたいな建物で、二階へあがる階段の壁は羽目板がむき出しでメチャ急階段。部屋自体がアートなんですねぇ。

予定は、今日までです。お近くで都合のつく方は見に行ってあげてください。

会場の様子は、精華大デザイン学部のブログでどうぞ。
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(続く) (次回は、嵯峨芸大の卒展です)
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2014.02.08

京の冬の散歩 節分の話題を拾って

飛び入りで、展覧会のお知らせの記事を一本入れましたが、もうひとつお知らせ。

前々回の記事で紹介した、
梅小路公園の市電ひろばが、
3月8日(土)開園と、正式に決まりました。
(京都市の広報板より)
11時から、オープンセレモニーがあります

詳しくは、京都市情報館http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000162277.html へ


さて、2日は、梅小路の再訪のついでに、節分でにぎわう町の話題(やはり節分ならぬ鉄分関係が大半(笑)ですが) をひろってきました。
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まずは、今年も走った叡電の「おばけ電車」です。沿線の京都精華大の学生さんによるお化けの扮装したメンバーが乗客に福豆を配って歩きます。
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一瞬で、発車したので、鬼のお面をつけた男の子(?)だけしか写せませんでしたが、ほかにも仮装したメンバーが乗っているのがわかりました。
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京阪で七条まで行き、そこから歩きで梅小路をめざします。途中の七条堀川の交差点でこんな遊歩道を見つけました。

たぶん堀川を暗渠にしたところだと思うのですが、京都駅から徒歩数分、線路から数百メートルのところという場所柄から、この曲がり具合がビミョーなんですね。(←なぜか貨物線の廃線跡にみえてしまう(^^)v
*か
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無事に、梅小路公園で京都市電の保存車全車を確認して、壬生川通りを北上して、壬生寺に参ります。

日曜とあって、大勢のお参りです。残念ながら壬生狂言の焙烙(ほうろく)割りは、時間の都合で見れませんでしたが、山伏さんによる護摩供養は拝むことができました。
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お寺を出て、嵐電の線路を渡ります。その昔(昭和46年まで)この踏切付近に壬生駅がありました。

ふだんは静かな住宅街ですが、節分の日だけは参道に屋台が並んで賑わいます。
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交通整理の係員さんも出ています。年に2日か3日しか使わないのに、ちゃんと踏切番用のボックスもあります。
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四条大宮駅には、鬼の面も飾られていました。お多福のお面はありませんでしたが

3日には、嵐電でも「節分おばけ電車」が走るのですが、平日なので見れず残念(>_<)
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四条大宮交差点を渡る節分バス(臨特201号系統)です。 こちらも節分の日とその前日くらいしか走らない、レアなバスです。
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大宮通を三条商店街まで上がります。ここで「節分の福豆」ならぬ「ふくふくラスク」を購入。試食しましたが、あまり堅くなく甘くて美味しいです。 

4日にはこの商店街で、節分仮装パレードがあるのですが、こちらも今年は平日で見られず 
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御池通りまででると神泉苑の前に、菜の花が満開になってました。この日は、春のような陽気で、コートの前をはだけても暑く感じます。
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こんな看板もありました。足の健康専門店さんです。いちどのぞいてみようかな
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Setubun01_b足の向くままに、下京・中京をふらふらと歩きましたが、はじめて歩く通りもあり、なかなか楽しめました。

今さらながらに気が付いたのは、「京都はお地蔵さんの多い町」だということです。それこそ町内毎、100mおきくらいに祠があって、お地蔵さんが奉ってあります。それと、ちいさな寺社もまた多いです。こちらは数百mおきにある感覚ですね。狭いながらも節分のお飾りがされて、地元の方がお参りされてました。

ぜんぶ写真に撮って紹介すると、ページがいくらあっても足りないので止めときますが

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2014.02.07

田中誠人個展「空間と体感」inギャラリー亜蛮人を見てきました。

大阪日本橋のギャラリー亜蛮人で今日(2/7)から開催の、田中誠人さんの個展「空間と体感」を見てきました。
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ひと言でいうと、体験型のモダンアートです。作品にじかに触れて、載って、差し込んで、一体となってアートを体感できます。そしてそのアートは、室内展示なのに広~い空間に彷徨っているような感覚です。

フワフワしたり、クラクラしたり、ワクワクしたり、触るとちょっと冷たかったり、暖かかったりもします。

楽しいです。子供に帰れます。また子供さんを連れて行くと、喜びそうです。
*
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作品は、ふたつあって、DMの作品と上の写真の作品です。
見るだけでなく、体感できるのがいいですね

作成者の田中さんが在廊されてましたので、お話もうかがってきました。大津の成安造形大学を卒業されて、いまは東京で活躍されているそうです。

この作品は、発想から、準備、制作まで約半年は掛かった大作だそうです。

期間は、2月7日から16日まで、12,13日は定休日です。
作家在廊日は、7(金)、8(土)、9(日)、15(土)、16(日)です。
お近くの方は、ぜひお立ち寄り下さい。

詳しくは、ギャラリー亜蛮人のHP
556-0005
大阪市浪速区日本橋4-17-15
090-8209-7868
13:00~20:00
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2014.02.06

【京都市電】梅小路公園に搬入された京都市電の保存車 (2/2)

計画発表から1年、N電の運転休止と保存車の修理のために竹田車庫へ搬出されてからでも5ヶ月をへて、いよいよ京都市電の保存車が梅小路公園に搬入されてきました。

2月1日、2日と続けて梅小路に通って撮影してきました。
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前日は、広軌29号がいた所に、N27号が据えつけられ、なんと足場と仮囲いまでされています。シートを通してですが、チンチン電車のシルエットが浮かんでいます。

どうやら、1日の午後か2日の朝がたに作業が進んだようです。
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広軌29号のほうは、車庫の建物内に収容されていました。前日に外に出ているところを撮れて良かったです。
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2001号は、七条通り側の北口から入る通路に据えられていました。こちらは、仮囲いが離れているので、写真は撮りやすいです。
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山陰線の列車とのツーショットも撮れます。

この車が廃車になった頃は、山陰線はまだ単線未電化で保津峡付近も旧経路(現トロッコ線) だったことを思うと、30数年の月日の流れは長いですねぇ。当時の大学生も、もう熟年世代になってしまいました
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もともとN電の線路と芝生広場のあったところは、京都鉄道博物館の用地となって、仮囲いがされ、なかでは準備工事が進んでいます。
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最後に、梅小路駅付近を市電が走っていた頃の写真を。

すでに山陰線は非電化ですが高架化されてます。まだ京都市場駅への引込み線が地上線で残っているため、市電は掘割りで下をくぐっています。機関区にはDD51がならび貨物ヤードには、多数の貨車がおり、職員さんもたくさん働いています。

(S52.7.3 撮影)

まだ、正式開園のお知らせは出てませんが、工事の進み具合から見て、早くて今月末、遅ければ春休み頃かもしれません。
オープンすると、人出が多くて写真が撮りにくいでしょうから、開園直前にまた行ってみたいと思います。

(追記) 2014/02/07
梅小路公園の市電ひろばの開園は、3月8日(土)に決まりました。
11時からオープニングセレモニーがあります。
詳しくは、京都市の広報をご覧下さい
http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000162277.html
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(次回は、節分の京都市内をあるきます)
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2014.02.04

【京都市電】梅小路公園に搬入された京都市電の保存車 (2/1)

計画発表から1年、N電の運転休止と保存車が修理のために竹田車庫へ搬出されてからでも5ヶ月をへて、いよいよ京都市電の保存車が梅小路公園に搬入されてきました。

2月1日、2日と続けて梅小路に通って撮影してきました。
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大宮通り側の東口から公園に入ると、一両だけ少し離れて、京都水族館前に据付けられた935号が目に付きます。

計画では、公園の案内所になるそうです。
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水族館の前を通り過ぎて、市電広場までくると、4両が並べて据え付けてあります。この4両は、物販・飲食施設になるそうです。

向って右が、703号と890号、左が505号と1605号です。

3両がツーマン車ですが、わたしが本格的に鉄道写真を撮り始めた高校生のころ(1970年代後半) には、すでに市電はほぼワンマン化されて、ツーマンの車はあまり印象には残ってませんね。
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この大型3扉(のちに2扉化)の500形は、なぜか1系統の電車に乗って千本今出川の交差点を曲がるシーンを記憶しているような気がします。廃車になった時期から考えて、小学校低学年時代かと?
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このスマートな車体の700形は、烏丸三条付近から北上する電車に乗ったような記憶があります。やはり小学校時代でしょうか?
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この小型ワンマンカーの1600形は、オレンジのワンマン帯の塗装とともに、いちばんなじみのある電車です。高校3年間は、通学でもお世話になりました。今出川・白川・丸太町線の廃線に伴って全車廃車になるときは、深夜の京都駅までお別れ乗車に行ったのもなつかしい思い出です。
*
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系統板が入っていないのが残念ですが、朝のラッシュ時などは団子運転になって、上下線に4両の電車が顔をそろえる一瞬もあったのかもしれません。
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顔が映るほど、ピカピカに再塗装されて模型か何かを見てるみたいです。現役時代は風雨にさらされて、薄汚れた(失礼)電車が多かったですからね

あと、ツーマン車の窓下の黄帯が気になります。たしかワンマン車でもツーマン運用する車には、このような黄帯があった記憶がありますが、ワンマン化される前の車ははっきり覚えてませんね。
(諸先輩方の写真集などを拝見すると、たしかに前面に黄帯を巻いてますからまちがいないようですが)
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市電広場からN電の狭軌の線路がS字形に伸びています。
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線路の反対側の終点には、N電の停留所と車庫があり、停まっているのはN27号だと思って近づいてみると.....
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何と、いたのは広軌I形29号でした。工事中で近づけないのですが線路は1067mmのようだけど、駅だけは1435mmとの3線軌道なのか?

狭軌のN27号と2001号は、どこに据えられたのでしょう、それともまだ運送中か?**

一日目は、探索不足(笑)で、ここまでしか見つけられず、一旦、出直すことにしました。
*
(翌日へ続く)
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2014.02.02

「京都府美術工芸新鋭展」と「佐藤太清展」を見る

京都文化博物館で開催中の「京都府美術工芸新鋭展」と「生誕百年、佐藤太清展」を見てきました。
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ヤノベ ケンジさんの女の子のオブジェ「Sun Sister」を鑑賞した後、本館へ移って、まずは「新鋭展」を鑑賞します。

この展覧会は、40歳以下の若手の推薦作家43名による力作が展示されています。

モダンアートは、わかりにくい(失礼)のが多いですが、コメントがあって比較的理解しやすかったです。さいきん、この手のアートに触れる機会が増えて来て、すこしは慣れて来たのかもしれませんが

ただ、コメントが作家の生の声なのか、学芸員が勝手(またまた失礼)に書いたのかがちょっと気になります。

いちばんすごい!! と、思ったのは、石田真也さんの「移動祭壇」という作品。写真を載せられないのが残念ですが、ラーメン屋さんの屋台を南米かアフリカの原住民のお祭りで飾り立てた

っていう表現が当たってるかどうかわかりませんが、そんな代物です。

これを京都の西のほうの桂から国道9号線を引っ張って、四条まで搬入したそうです。くわしくは、作家のツイッターへ(写真もあり)
https://twitter.com/ishidashinya

ほかにも、絵画、彫刻、工芸、映像、etc. 見飽きません。
*
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最後は、佐藤太清展です。

この方は、失礼ながら文化勲章受賞作家で京都のご出身という以外、ほとんどその画業を存じ上げなかったのですが、会場に入って作品をひとめ見るなり、ファンになってしまいました。

自然を描きつづけられたという作品の数々、朦朧としたなにか紗がかかったような作風に、非常に共感するところがあります。

絵画と写真のちがいはありますが、できればこのような作風で作品が作れればいいなぁ。と、望外なことを考えながら、会場を後にしてきました。
*
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帰ってから、ギャラリーショップで買ってきた、太清の孫の安田晴美さんの、画文集を読んでいます。

作品の生まれる背景や作家の絵に込めた想いなどが家族ならではの視線で書かれていて、作品を鑑賞する上で、参考になります。

京都展は、今週いっぱいですが、お近くの方には足を運ばれることをお勧めします。
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(次回は、梅小路公園に搬入された京都市電です)
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