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2014.02.26

京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その2)

京都精華大の卒展・進級展を見てきました。非常に作品数が多くて、会場も何ヶ所かに別れているので、3回に分けてお届けします。2回目は、元・立誠小学校ギャラリーの立体造形コース3回生の進級展とkara-Sの人文学部の卒業展示とつくるビルの版画コース3回生の進級展です。

なお感想は、管理人の個人的なもので作者の思いとは違うかもしれませんが、ご容赦ください<m(__)m>
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立体造形3年の展示会は、「□ったまま眠っている」です。一文字目は「田」ではなく、「□」の中に点線の「十」がデザインされてます。

「たった(立った?)」と、読んでしまいそうですけど、受付の学生さんに聞くと、「なんでも好きな文字を入れてください。」とのこと。

作品を見ながら、考えて見ましょうconfident

それと、このギャラリーは、廃校になった小学校を転用しています。パンフレットもそれを意識したデザインになってます。
ただし、作品は、「図画・工作」の時間で作ったものとは駆けはなれてるのですがcoldsweats01
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机や戸棚が取り払われて、ガランとした教室にオブジェが並んでます。ちょっと、いや、かなりシュールですcoldsweats01
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元、図書室(いまでも本棚が一部残されて、本が並んでます)には、キノコのモチーフが生えています。
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閉め切った薄暗い教室に、真綿の塊のようなオブジェが....
異様な雰囲気です。白熱灯のような光源がより効果的でした。
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廊下を曲がると眼に飛び込んでくるのはcoldsweats02

刺激的な演出でした。
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階段にとぐろを巻く、消防ホースのお化けみたいなのは何に?
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「あの日」というタイトルです。

窓際の階段の踊り場にあります。階段もビーズ入りの水槽で飾られて、「階段を登って、想いだしてください。」というような案内が貼ってありました。

40年近く前を想いだしましたweep
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高さ10センチほどのフィギュアですが、精巧にできてます。これも「想」という題です。高校時代の思い出のひとコマなのでしょうか?
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この展示の中で、一番の圧巻はコレ。

岩倉の山から切り出して、洗って乾燥して手を入れて作品に仕上げたそうです。若いうちは、何でも出来ますねぇ。←おじさんの感想bleah

努力賞を差し上げましょうcrown
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最後は、コレ。戸棚はもともとの備品なのか、運び込んだものなのか聞き漏らしましたが、江戸川乱歩や横溝正史の作品にでてきそうな人形の館です。レトロな照明器具ともマッチします。
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もうひとつ、案内してくれた学生さんの「こころのかたち」という石の彫刻があります。大理石や石灰岩、御影石を磨いてオブジェに仕立ててます。タイトルに合わせたのか、原石の一部分だけを丸く球形に仕上げてあります。持ち上げることも出来る作品もあります。

これもキャンパスで作ってるところを見たような気がする(↑ 上の写真、立体造形コースのブログより) のでいろいろと話を聞いてるうちに写真を撮るのを忘れました。ゴメンナサイ<m(__)m>
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それから、四条烏丸の精華大の学外サテライトスペースのkara-Sへ移動して、人文学部の卒業展示を見ます。

人文学は、非常に間口の広い学問でこの大学では「人文学とは、「人間」についても総合的に学ぶ学問だ。」と定義づけています。

展示も「禁煙(論文)」、「かわいい(論文)」、「映画・テレビ(論文)」、「戦争体験(論文)」、「写真館の現状(論文)」、「あそべること(作品展示)」、「トマト(作品展示)」、「舞台公園(ビデオ上演)」、「りおの自由帖(画集)」、と多岐にわたってます。

その中から、いちばん面白かった「トマト」を紹介します。
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最初は、失礼ながら、「このテーマが大学で取り上げることかいなsmile」と思ったのですが、レポートの冊子を読んでみると、実際に育てて料理してみるという視点がなかなかユニークに感じましたし、リポートそのものも、ビジュアルに作られてて好感がもてます。201402seika206
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この日の最後は、五条新町のつくるビルの壁面を使って展示中の、版画コースのデジタルプリント展「Print to ______」へ回りました。

このビルは、その名の通り、アーチストさんやアート関係の会社が入居するアトリエビルです。素材が積んであったり、キャンバスが並んでたり、電気窯があったりと、こんなところに足を踏み入れたことがないので、興味しんしん。
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一室が、カフェになってて、お茶しながら、もらってきたパンフレットやカタログや写した写真に眼を通しながらのアート鑑賞。

デジプリは、即写真術に通じますから、実は真剣に技を盗んで(笑)きました。やっぱ、最近のデジタル加工技術は進んどる。うちの会社のソフトやプリンタも最新版に変えなアカンなぁ(^^)

で、回りのお客さんは、クリエーティブな顔した(笑)人ばかりです。が、そこはおっさんの図々しさで、判った様な涼しい顔して、カフェオレなんかいただいてきました。

さすがにアートなビルのカフェだけあって、机は古い事務机を転用したようなhappy01、引き出し付きの年代物。椅子やカップは、おそらくデザイナーズコレクションでしょう。居心地えぇわぁshine

普段の、アクセクした生活を忘れさせてくれる体験でした。

この日のお散歩は、叡電元田中駅を出発して→岡崎公園→河原町三条→四条烏丸→烏丸五条→京阪清水五条駅と歩いて、展示会場の移動も含めて23000歩でありましたdash
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途中の四条通りで見かけた、大丸京都店のイメージキャラ「デッチーくん」です。最近は、こんなイラストも気になるようになってきました(^^♪
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(続く) 次回は、会場でいいねgoodと思って、寄せてもらってきた作家さんの個展の紹介です。
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pinboke_entry
お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

すごいね~~
紙風船が 時代を演出してるみたいhappy01

こんにちは☽
PM2.5の影響で空気も霞んでいます(・。・;
制作展どれもが古き時代を演出している感じがします
見ててちょっと淋しく成る感じですね
木の根は父も乾燥させて磨いてニスを塗り
作るのが好きだった様で。いつかありました
私にはその魅力は分かりませんでしたけれど…
とても時間をかけて仕上げているのですよね
床の間に今も置いてあります
最後のカフェもアートだったのかな♫

いやー、バラエティに富んでいて、見ごたえありますね。
トイレかどこかでの刺激的な演出は、ほんと刺激的です。実際に出会ったら、声を出しちゃいそうですね!

>> 音姫さんへ

こんにちは。

紙風船なんて久しぶりに手に取りましたね。
よく、薬屋さんのおまけでもらったような記憶があります。

手にとって、ちょっと遊んでみました。
40数年前の小学生時代に戻れました。

>> na nori さんへ

こんにちは。
今日は、ちょっと薄曇りのような天候かなとおもったら、PM2.5の
来襲なんですね。困ったものですangry

イマドキの(笑)学生さんにしては、レトロなイメージでまとめてますね。
きっと、会場をこの元小学校に決めてから、作品のモチーフを決めて
いったのでしょう。

根っこや流木を磨いてオブジェを作る方はよくおられますね。
けっこう手間ひまが掛かりそう、気の短いひとには無理かも(笑)

ところで、ビーズの水槽に入ってる卒業証書の筒は、
「金勝小学校」と読めますね。どこかで聞いたような学校名だなぁcoldsweats01

>> キハ58さんへ

こんにちは。
モダーンアート系は、なかなか難解なのが多いですけど、
これは、面白かったです。

人形とわかっていても、ちょっとびっくりしますcoldsweats02

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