« 京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その2) | トップページ | 【本】陽だまりの彼女 越谷オサム »

2014.02.27

京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その3)

京都精華大の卒展・進級展を見てきました。非常に作品数が多くて、会場も何ヶ所かに別れているので、3回に分けてお届けします。最後は、立体造形コースとマンガコースの4回生の3人のグループ展と日本画コースの卒業生と4回生の二人展です。

なお感想は、管理人の個人的なもので作者の思いとは違うかもしれませんが、ご容赦ください<m(__)m>
*
201402seika303
まずは、烏丸御池のマンガミュージアムへいって、マンガコースの学生さんの作品を立ち読み。←混んでて座って読む余裕なしの大盛況です。写真は、マンガの原画です。

あとのお二人の作品は、前日に美術館でみてるので、だいたいの個性を見極めて(笑)、歩いて数分のギャラリーへ。
*
201402seika301
会場は、京町屋を改装したギャラリー兼ショップ兼カフェです。友禅の体験制作もできるようです。通り庭を奥に進んで、急な階段を2階へあがって、ギャラリーへ入ると、せまい空間に、オブジェが一杯。

家の中、もちろん板の間ですがそこに土を入れて、植物の芽を出させたようなオブジェとか、歌舞伎の役者さんを真似たような絵画とオブジェのコラボ作品とか、真ん中に三本の柱を立てたような作品とかが並んでて、一瞬ビビリ(笑)ます。

もちろんすぐに座は和んで、作者さん3名に、作品のコンセプトなどを質問。

写真がないので、説明しにくいのですが、新聞紙でサッカーボール大の玉を作って、それにいろんな顔を描いて団子のように串刺しにしたマンガコースの学生さんの作品と、焼いた木板を馬の形にくりぬいて木の棒に並べた造形の学生さんの作品と、木の棒に粘土か樹脂で形を作って、彩色した造形の学生さんの作品の3つが支え合って、天井に向って伸びてるのがメインの作品でした。

それぞれ、調和とか協調とか現状打破とか、作者の想いが込められているのだそうです。デザインも素材も大きさもぜんぜん違う(最初からデザインをほかの二人には教えずに大体の大きさだけ取り決めて、制作して最後に合わせたんだそうです)のに、違和感なく、合体してるんですね。いままでも仲良く制作してきた仲間らしく、息はぴったりに見えました。

ダイナミックな作品をありがとうございました。
*
201402seika302_2
つづいて、このブログでも良く紹介している、同志社大学新町校舎ちかくの、ギャラリーbe京都で開かれた、日本画コースOBと4回生の二人展に回りました。

筒井さんは、昨年のご卒業で、どこかの展示会に作品を出されているのを見たような記憶があります。

正統(と、いう表現が良いかどうかはわかりませんが)な、日本画の技法と画題をつかって、掛け軸や屏風の作品を出展されてます。

色使いも華やかで、見ていてホッとさせてくれます。絵そのものもすばらしいですが、表装も一見の価値ありです。

それでいて、わざとフェンス越しの花を描いてみたり、龍のような魚のような、下半身だけの動物(?) 人魚姫かも(笑) を描き出す遊び心も持ち合わされてて、感心いたしました。

槙野君は、今年の卒業予定です。島根県のご出身だそうで、卒展の作品ともに、地元の出雲の国の情景を重厚な筆致で表現されています。

男の子らしい力強い筆使いですが、金箔、銀箔を適所につかって、きらびやかさを表現するのも忘れていません。

「禅画の円相ですか?」と聞いた、○印に花を描きこんだ小作品は、譲っていただきたくなるような気品のある絵で、goodGood!

進路は、社会人とのこと。勤めがあるとなかなか創作もままならないと思いますが、頑張ってくださいね。

この展覧会は、会期が今日(2/27)の5時までですが、お近くの方で時間があれば、見に行ってあげてください。
詳しくは、be京都のHPまで
http://be-kyoto.jimdo.com/
*
201402seika304
帰り道は、相国寺を抜けて、しだれ桜で有名な本満寺を通って、出町へ戻りました。本満寺では、白梅が「一輪ほどの暖かさ 嵐雪」の風情になってました。

あぁ~、絵心があればさらさらと絵手紙にでも仕上げるところなんですがねぇ。写真に表現するのが精一杯(^^ゞ

どこかに、サルでもおじさんでも描ける絵画教室でもないですかねぇart
:
*
pinboke_entry
お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

« 京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その2) | トップページ | 【本】陽だまりの彼女 越谷オサム »

コメント

こんにちはrain
今日は一日傘が手放せないそうです
こうして一日ずつ春に成って行くのでしょうね(#^.^#)
作品展きっと楽しめるだろうなぁ~って思うけど
行けないなぁ…
サイトを見て見たら15,000円でプチ個展を開きませんかって書いてましたね
なかっちょさんの写真集良いと思うけれど(*^^)v
最後の梅の写真も絵を描く事も良いけれど
蕾の中の一輪の小さな花もちゃんと生きてるよ!って感じがして
暖かいですねcatface

>> na nori さんへ

こんにちは。

暦の上では、雪も融けて、雨にかわる「雨水」の季節なのだそうです。
今日は、暖かい雨でした。

帰り道は、雨もあがって、駅に着くともうコートの前をはだけないと
ちょっとムッとする感じでした。

ギャラリーでは、過去に個展を開かれた方のアルバムなども置いて
ありましたね。たしかに会場の借り賃は、安いほうかもしれませんが、
写真をパネル大に引き伸ばしたり、DMを作ったり、設営や撤去の
費用を考えると、やはりシロートには無理ですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69436/59180183

この記事へのトラックバック一覧です: 京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その3):

« 京都精華大の卒業・進級制作展を見てきました(その2) | トップページ | 【本】陽だまりの彼女 越谷オサム »

フォト

夏の終わり

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ