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2014.03.01

【本】陽だまりの彼女 越谷オサム

ベストセラーになった本ですが、やっと読んでみました
*
Hidamari01
:
昨年の秋に、映画化されたときに、なぜか叡山電車の一両を貸しきって、広告電車にして走らせたときに、記事にしてます。

その時は、原作本の「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No1!」という、セールストークや、映画のキャッチコピーの、「最初で最後の恋(うそ)だった。」に、ちょっと引かれましたが、やはり「おじさんが読む本じゃないよね」と、締めくくってました。

でも、「学年有数のバカの女の子が、10年後に再会したときはイケテル女子になって登場。」 とか、「初恋の人には、"不思議な秘密"があった。」とか、「最後に意外などんでん返しが!!」

なんても書かれると、「ちょっと読んでみようかな。」と、思い直して図書館に予約しました。でも予約殺到(笑)で、数ヶ月待たされて、忘れた頃に手に入りました。

最初は、やっぱり気恥ずかしくなるような 甘~い お話が続くんですけど、途中からだんだんとムードが変わってきて、 最後のどんでん返しには、かなり意表を突かれました

読んでから、思い返すと、推理小説のように、いろいろとラストに向けての伏線が仕掛けてあるんですね。題名の「陽だまり」にしても、ただ「明るい女の子」っていう単純な(失礼) イメージぢゃないのも判るし(^^♪

やっぱ、通勤電車の中でおじさんが読むには浮き上がりそうなので(笑)、カバーを掛けて持ち歩いてたけど、単行本の装丁にもヒントが.......

さすがに、泣きはしませんでしたけど、たまには、こんなのを読むのも良いかも
まだ、読んでない食わず嫌いのおじさん族に捧げます
*
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

こんにちは。

越谷オサムは、わがまちの作家ですよ~
でも、彼の本は、読んだことはありません。この爺には、無縁の世界ですが、
読後ご感想に惹かれて、昔を懐かしみながらでも、読んでみましょうかね

京都精華大学の作品も、なかなかついて行けないです。でも、そのような
感性が新しい時代を作ってくれるのでしょうね。

なかっちょさんは、”いつだって青春さ”のご様子、いいですね。
いろいろ、楽しく、拝読させていただいております。ありがとうございます。

>> しらこばと さんへ

こんにちは。

「越谷オサム」のペンネームは、作者のお住いの町の名前から付けた物
なのですね。
この作品は、甘いだけのチャラチャラしたシンデレラ物語ではなくて、
それなりに読ませどころもあって、映画になったのもさもありなん。と思わせる
ストーリー運びで、作者の力量を感じます。

50歳代も半ばになってきて(^^)、若い方と接するのに逆に衒いや戸惑いが
無くなりつつあります。ジェネレーションギャップを感じる以上の年代差に
なったからでしょうかねぇ。

こんばんは☽
昨年に載せてましたか…
私余り覚えが無いです。。。なんでだろう~(・。・;
コメントナンテしたかな
見たブログは大体覚えているのですけれど
歳のせいかな…
真ん中の丸は電車についている物ですね♪

ブログデザイン変更ですね♪
私も変えましたよ春なので~(#^.^#)

>> na nori さんへ

こんにちは。

昨秋の記事は、映画や文庫本の直接の紹介ではなくて、映画のPR電車の
紹介だったので、お目に留まらなかったのかもしれませんね。

ブログのデザインは、たまたま宝塚歌劇100周年の宣伝したので
春のスミレ色にしてみました

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