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2014.07.12

生誕130周年「吉田初三郎の世界」展 in 府立総合資料館

10日は、台風の雨の中を、あちこち用事をこなしながら、趣味の展示会もふたつほど、回ってきました(^^ゞ

二つ目は、府立総合資料館で開催中の生誕130周年「吉田初三郎の世界」展です。
:
Hatsusaburo01
このブログを、見に来ていただける方は、初三郎をご存知の方が多いと思いますが、
吉田初三郎は、京都出身の画家で、大正から昭和前期に活躍しました。特に鳥瞰図を得意とし、大正の広重などとも呼ばれます。

上の絵は、地元叡山電車のパンフレットで、昭和3 (1928)年の発行です。

このように、非常にデフォルメしたいかにも観光地図らしい絵をたくさん残しています。

会場には、10数点の展示がありました。だいたいは見たことがある絵ばかりですが、この日は、学芸員の説明があるというので出かけていったのです。

まずは、「大正の広重」と呼ばれるようになった理由の説明がありました。それは、パンフレット類の表紙に、現地の風俗に合わせた人物画などを描いたからだそうです。

次に、おもに今は廃止になった鉄道路線の鳥瞰図をもとに、そこに描かれて今はなくなった風物によって、当時の地形が復元される貴重な資料であるとの説明もありました。

実際に、初三郎は現地を確認したり写生したりしてから制作にかかったようで、デフォルメされていても、けっして見てきたようなウソ(失礼)ではないようです。
ただし、やはり縮尺がメチャクチャなので、地理学的にはアウトとか。
Hatsusaburo02
あと、変わったところでは、京都の「梅小路駅を中心とせる京名所御案内」の説明がありました。(クリックで画像拡大)

梅小路駅(現:JR京都貨物駅)を中心に据えた京都市内の観光案内なのですが、なぜに地味な(またまた失礼)貨物駅を真ん中に持ってきたのか、前から疑問に思っていたのです。
その理由は、梅小路駅近くの運送店がスポンサーになって、お客の荷主に配るために作成したものだったのです。

それほど大きな展示ではありませんが、なかなか美品の現物は見られない初三郎の絵をじっくり研究(笑)する機会です。
8月半ばまでやってますので、ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

詳しくは、京都府立総合資料館のHP
http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/mini26.html

(次回は、祇園祭の鉾立・山立を見に行きます)
*
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

俯瞰図、そうだったんですね。雰囲気は、伝わってきます!

>> キハ58さんへ

こんにちは。

小さい画面で見づらくてゴメンナサイ。
ネットで探すともうすこし解像度のよい大きな画像もありますから
それを見てみて下さい。

それにしても、初三郎の絵は、よく見れば見るほど奥深いです。

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