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2015.01.15

ギャラリーそらで「こまつゆみこ展」を見てきました。

大阪谷町六丁目のギャラリーそらで開催中の、こまつゆみこ展 
ちょっと谷六まで、を見てきました。
*
201501komatu01
こまつゆみこさんは、画業20数年のベテランの作家さんです。

昨年の秋の「151人展」の人気投票で、みごとに1位を獲得され、そのご褒美として、今年のギャラリーの年頭をかざる展示会が開催されることになりました。

失礼ながら、151人展の作品は、あまり記憶に残っていないのですが、HPで作品を拝見して、これはぜひ行かなくては、会社帰りに見せてもらってきました。

会場には、作家さんも在廊されておられて、いろいろと作品の解説や創作の手順などをお聞きすることができました。

展示は、1.卯田町日記シリーズ、
2.1997~2000年の作品、
3.2001年~現在までの作品、
4.その他に分かれています。

卯田町シリーズは、写真のDMの作品のように、昭和50年代くらいの雰囲気の町並みに擬人化された動物たちが生活しているひとコマを連作で描いてあります。

町並みは、ギャラリーのある空堀商店街や天神橋筋商店街の雰囲気がぴったりきます。なつかしく、ほのぼのとした気分になれて見飽きません。

その他の作品も、どれも力作ぞろいです。大阪近辺のかたは、ぜひ足を運んで作品を見てあげてください。

詳しい内容や、作家さんの在廊予定などは、作家さんのHP
http://www.ys-illust.com/index.html 

アクセス方法などは、ギャラリーのHPをご覧ください。
http://sora.swee.to/
*
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

さすがに1位を獲得したとあって
いい味出している作品ですね☆
擬人化されたにゃんこがユニーク。

>> ホシノさんへ

こんばんは。

DMの絵は、ネコちゃんばっかりですけど、犬さんも、うさぎさんも、ぶたさん
も出てきます。

登場する動物たちの、表情といい、しぐさといい、いっぺんでファンになってしまいました。
関西人の作家さんで、わたしと年も近いので、共通の話題で盛り上がれました(笑)

>なかっちょさんへ
こんばんは。

いやいや、こちらこそありがとうございます!
なかっちょさん、優しい~!

「こまつゆみこ」さんお初にお目にかかります!
ん~ん。
さすが、大阪ですね!
串カツを頬張るなにわ人をユーモラスに、生き生きと。
しかも動物にすると、どうしても愛着が生まれますね~。
さしずめ、「鳥獣人物戯画」の後輩にあたるのですか?
日本の誇る「アニメ」の元ですよね。

優しさ、愛らしさ、かわいらしさ、面白さ。
日本人の感性そのものですよね。
ぐっど!ぶらぼー!ぐれいと!

>> 播州太郎さんへ

こんばんは。

お返事が遅れてすみません。

なるほど、鳥獣戯画の後輩ですか。うまい表現ですね。
作家さんがそこまで意識されてるかは、聞きもらしましたが、
その通りですね。

「アニメ」も、もはや日本の誇る文化のひとつになりましたね。
マンガ=子供のもの、という図式は昔の考えになりました(笑)

>なかっちょさんへ
こんばんは。

アニメ=子どものもの、という図式は、
なかっちょさんの言われる通りですね。
というか、最近のテレビドラマを良く見て見ると、
何と、アニメが原作の作品の多いこと。
あなどることなかれ、おそるべしアニメ。
いやいや、変な表現をしてしまいました。
文章で表現する、小説よりも、
画があり、セリフがあり、
しかも内容があると来てますから、
人気が出るのも必定という事ですか。
いよいよ日本人の底力なんですかね。
偉い、文学者が言われた言葉なんですが、
日本人の文学力向上には、
皆さんが自分の気持ちで、自分の言葉で、
文章を書く事です。と言われたのが印象に残ってます。
スマホ、携帯、ブログ、ライン、いや~日本人がんばってますよ!

>なかっちょさんへ
こんばんは。

何度もすいません。
日本人つながりなんですが、
日本人は物事を抽象的にとらえる特徴があると思っています。
具象的なところもありますが、抽象的なとらえ方がすごいと思います!
また、リアルな生っぽいものはあまり好きでないようにも感じています。

「鳥獣人物戯画」のうさぎや蛙の抽象的な描き方。友達の様な親しさ。
漢字を抽象的にくずして生み出した「ひらがな」。
「能」の面。人間の生の顔を出さずに、象徴的な人物をイメージさせる面で表現。
「狂言」は生顔を出していますが、今度は動きがなんか機械的な超人間的な動きで、人間っぽさを消している。
「歌舞伎」は、白塗り隈取の化粧を施し、まるで自由に動く人形の様な様相で表現している。
「文楽」は、世界の人形の中でも、最も抽象的でありながら、最も象徴的な人間の顔に見えるかしらを用いた芸能。
「浮世絵」は抽象的でありながら、訴えたい、最も主張したい事柄を最も印象的に描く手法を選択している絵画。
新劇が明治以降輸入され、リアル人間劇が広まりましたが、歴史的には、ヨーロッパの求めた具象的な表現を追求した歴史とは反対に、日本は象徴的に抽象的に物事を表現する文化を追求し続けた千年の歴史を持つ大国ではないでしょうか?なので、アニメ大国なのだと思っています。
これは、全く播州太郎私論です!
学術的な裏付け等一切ありませんが、そう感じているところです。
「こまつゆみこ」さんからそれを感じました!
スイマセン、また、悪い癖で長くなってしまいました!
何卒、お許しを!

>> 播州太郎さんへ

こんばんは。

すばらしいお話をありがとうございます。
なるほど、日本の文化のよいところは「抽象的」ですか。
そういわれれば、そうですね。

芸能にかぎらず、茶道も華道も、和歌も俳句も、表現をぎりぎり
まで切り詰めて、曖昧模糊のようで、ビシッと、芯のとおった
所作や作品に仕上げています。

アニメも、その流れの中で発展しているのですね。
たぶん、若い作家さんは、あまり意識されていない、というよりは
「俺は、そんな古臭い伝統芸能なんかにゃ興味はない。
 未来志向なんだ!」
などと、反論されそうですけど、じつは知らず知らずのうちに、日本的な
なにかを作品に反映されているんでしょうねぇ。


こんな、すばらしいお説をパソコンの中に留めておくのはもったいないです。
うちの近くの大学で、美術系学部の講師を募集してます。播州太郎さんも
日本伝統芸能論を学生の前で講義されてはいかがですか

>なかっちょさんへ
こんばんは。

ありがたいお話どうもです~
すいませんね!
どうも、ツボにはまってしまうと、
文章が長くなってしまって!
本当にご迷惑をおかけいたします!
平に、平に、ご容赦を!

こんばんは♫
肩寄せ合う小さなお店の楽しい雰囲気が観ていても
ニッコリさせてもらえますね(^-^)
こちらから、観させていただいたのですが
プロフで仰られている通りの
一枚の絵だけてストーリーが見える温かな絵が沢山でした(^-^)
いつもたのしく観させて頂いてます♫
ありがとう〜ございます

>> na nori さんへ

こんばんは。

まさに、大阪の立ち飲みの串カツ屋さんはこんな感じですね。
こんな楽しい絵ばかりで、わたしもいっぺんでファンになって
しまいました。1位当選もナットクです。

もう今週末までになってしまいましたが、もし都合がつけば
見に行ってあげてくださいな。

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