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2015.04.12

洛中洛外図展、夜になるまえに展ほかを見てきました。

さくらの話題が続いてますが、ちょっとコーヒーブレイクcafe で、最近見てきたアートの展示会の感想などを。

なお、作品の撮影の可否にかかわらず実物の写真は、「アートは鑑賞者が実際にみて感じるもの。写真に撮ると管理人の受け止め方が入ってしまうので。」というポリシーを持ってますので、載せておりません。
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201504gallery01
京都精華大の写真ゼミの女の子5人組のグループ展「ポトフラグ」です。

写真展なんですけど、オーソドックスな風景写真や人物写真が並んでいると思いきや、写真を素材にしたアート作品展でしたcoldsweats01

モデルさんを写した写真を、花柄などで装飾してみたり、コラージュ風の作品があったり、写真を使った立体造形がぶら下がってたり、キャラクターを風景の中に置いたり、そのキャラのシールをごく普通の町なかの写真に、見る人が貼り付けて作品を完成させていったり......

と、若い感性のユニークな発想に、最初はびっくりしましたが、クスクス・ニヤニヤと笑いながら見て回ってきました。

写真の可能性を改めて認識させられてきました。(4/5訪問)
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「俺だめ。展」  大阪長堀橋のpadGALLERYで開催中のグループ展です。(4/9~18)

写真のキャラが、立体作家のkatawokaさんの「だめを」という作品です。紙粘土で作られています。

このキャラクターのインスピレーションを受けて、10数人の作家さんが競作されてます。表現方法は、絵画・造形・写真etc....

作家毎に受け止め方も表現の仕方も当然ちがって、それぞれ個性あふれる展示会になってます。

私は会社が終わって、午後7時前頃にいったのですが、場所柄、近くのスナックやクラブのママさんとおぼしき女性がおおぜい見に来られてて、会場は華やいでおりましたhappy01 (4/7訪問)

詳しくは、ギャラリーのHPへ http://www.pad-gallery.com/
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残念ながら、昨日で終わってしまってますが、京都文化博物館の春の特別展「京を描く-洛中洛外図の時代」を11日に見てきました。

洛中洛外図展そのものは、あちこちの博物館や美術館でときどきやってるので見られた方も多いと思いますが、この展覧会はやはり地元京都での開催とあって、なかなか充実しております。

最終日一日前で、それなりには混雑してましたが、空いているところから見ていけばストレスなしに鑑賞できました。

個人的には、おおきな屏風よりは絵巻や冊子仕立ての洛中洛外図のほうに興味がわきました。そのほか職人尽絵巻や風流屏風などの当時の服装や風俗や町並みのようすがわかる絵がたくさん出ていたのが良かったです。

あと、江戸後期から明治時代にかけての今でいう京都ガイドブックとか京みやげとして作られた京都名所図会がいいですね。この頃の建物は現存しているものが多くて、現在との定点観測的にみられて便利(笑)です。

ただ、もう歳なので(^^ゞ 屏風の細密な描写を見るのは目が疲れますね。帰ってから、美術品鑑賞専用の双眼鏡をネットで注文しました。次回の京博の「狩野派展」では活躍してくれそうです。
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洛中洛外図と同時開催の「聖護院門跡の名宝」展です。

これも初出展の美術品がたくさんでております。とくに目を引いたのは、大島本の源氏物語ですね。この有名な写本は、一時は聖護院門跡の手元にあったこともあるようですね。知りませんでした。

その他、修験道の大本山らしい山伏の修行のありさまの展示などが目をひきました。
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文化博物館の次は、河原町三条のART ZONE で開催中の、
「夜になるまえに Before Night Falls」を見てきました。

この展覧会は、簡単にいうと、現代アートのグループ展なんですけど、そのコンセプト≒見せ方、会場そして作品が一体化しててすごいんです。

まず会場は、繁華街のど真ん中の雑居ビル、テナントにはギャラリーのほかに飲食店やライブハウスが入居してて、しかも増改築を重ねて迷路のような造りになってます。そしてギャラリーの運営者は京都造形芸術大学のアートプロデュース学科、ここでアートと社会を結ぶ授業の一環として運営されているのです。

そのビル内のギャラリースペースはもちろんですが、倉庫や厨房や裏階段や屋上など、通常は関係者以外立入禁止のところも使って展示がなされてます。

次にコンセプト≒見せ方ですけど、キュレーターのおふたりが展示場所をあらかじめ設定して、そこに合うように作家さんに作品を作ってもらう。あるいは作品をキュレーターが再構成して展示してしまう。という、あまり例をみない演出になってます。

そして肝心の作品ですが、もちろん凄いのばかりです。写真を素材にしたアートや、ネットで拾ってきた画像を無造作に貼り付けたようなの、やはりネットで拾ってきた文章をスピーカーで延々と流したり、3本の外国映画を同時にディスプレイに流して、その字幕が会話しているように見せたり、工業用ダクトを使ったり、ビニール袋を使ったり、紙粘土を使ったりした造形作品、そして抽象と具象の入り混じった絵画の数々 etc........

こう書くとハチャメチャのアンデパンダン展みたいですけど、ひとつのコンセプトに沿って作られているので奇妙な統一感があります。

たまたま当日の3時からキュレーターさんによる展示会と作品の解説が予定されており、それに参加して見て回ることができましたので、かなり理解することができました。参加者からも質問や疑問が飛んで非常に濃い90分近い鑑賞会になりました。

まったく飛び込み(笑)では、作品のコンセプトを理解するのは難しいかもしれません。受付のスタッフさんに解説をお願いしてみるのも良いかもしれませんね。ただし説明してくれるかどうかは保証の限りではありませんので、念のためcoldsweats01

詳しくは、ギャラリーのHPへ http://artzone.jp/
(次回は、また京阪沿線の花見撮影会に戻ります)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

洛中洛外図は素晴らしいですよね。
細部を見ていくと本当に面白い。
何度見ても発見があります。

なかっちょさん

こんばんは。
「夜になるまえに Before Night Falls」 
なかなか面白そうですね。
時間があれば、ちょっと覗いてみたくなりました。。。happy01 

 

>> ホシノさん へ

おはようございます。

洛中洛外図は、よくもこれだけ細かく描いたなあ(^^)
と、感心しますね。

写真のなかった時代に、上はお殿様から、名もない庶民まで、
これらの絵を見てみやこの風俗を楽しんでたんでしょうねえ。

>> ナンシーさん へ

おはようございます。

「夜になるまえに」は、なにも考えずに、素直に見る方が面白いかも
しれませんね。
河原町でのショッピングのついでに、ぶらっと立ち寄ってみてください。

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