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2016.08.30

【天浜線】浜名湖と天竜川を廻る列車の旅(その3)

18きっぷの旅の4回目は、再び東へ向かいました。今回の目的地は遠州地方。天竜川と浜名湖をめぐる列車の旅です。
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西鹿島駅は天浜線の乗換駅ですが、天浜線は1時間に1本程度しか来ないので(^^; 徒歩で撮影ポイントへ。

ほんの数分歩くと天竜川の流れにでます。夏の渇水期ですがそれでもかなりの水量です。橋を渡るときに下を見ると足がすくむ(笑)感じでした。

写真の上が、国道の鹿島橋(220m)、下が天浜線の天竜川鉄橋(402m)、ほぼ同じ位置に100mほどはなれて架かっていますが、線路橋のほうが倍近くも長いのですね。
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列車が来るまで、付近を散策してると「筏問屋 田代家住宅」がありました。
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残念ながら夏季休館で中へは入れませんでしたが、江戸時代から続く旧家で往時はこの付近の村の庄屋を務め、天竜の流れを行き来する渡し船や川筏の元締も行っていたそうです。
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ようやく列車の通過時間がきました。

でも長~い鉄橋に1両だけの可愛いディーゼルカー(^^)
なんか、アンバランスなんですよねぇ~
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真横から撮っても、イマイチ迫力がありません

朝日や夕日に照らされる時間帯やあえて雨の日に写した写真をよく見るのも、少しでもドラマティックに見せようという、カメラマンさんの努力の結晶(笑) なんですね。
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でも、トラス橋を渡る列車の写真は、この定番の構図が一番いいのかも
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鹿島から二俣の町に向かいます。国道のトンネルに沿って旧道のトンネルもあるので、こちらを歩きます。

なんと煉瓦造の古い鉄道トンネルを流用したようなレトロな隧道でした。
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トンネルを抜けると二俣本町駅があります。

こじんまりした無人駅で、元駅事務所はお蕎麦屋さんになってます。この駅に限らず天浜線では駅事務所や待合室を店舗(喫茶や食堂が多い)に貸し出しているところが多いです。
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これは、帰りの列車から写したものですが、使われていない長いホームが苔むしていい味を出してました(^^)
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(続く) (次回は、叡電ネタをいれて、その次に二俣駅構内を見学です)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

おはようございます。

鉄橋を走る、1両の列車の構図は、自分も最後の写真が良いと思いました。

あの「ゆる鉄」のカメラマンの方なら、どうな写真になるのか、一度見てみたい・・・。
ふと、そう思いました・・・。

>> 京阪快急3000さんへ

おはようございます。

3枚目の写真は定番(笑) ですが、必ず押さえておきたい一枚ですね。

「ゆる鉄」さん ですかぁ(^^)
真ん中の真横から写した構図を選ばれるような気がしますね。

〉なかっちょさんへ
歴史の移り変わり、
人々の生活の移り変わりを
感じさせて頂きました。
当たり前なんでしょうが、
産業の変遷から、
人々の生活、風俗まで、
変化していくもの
なんですよね。
ちょっとした苦しみと趣?
そしてちょっとした胸キュン。

二股本町、味のある駅ですよね!
天竜川橋梁、単行列車にはスケールありすぎます。

>> 花こまさんへ

こんにちは。

今回の天竜川訪問は、普通列車の乗継で行って、現地は歩きという
安上がり(笑) の旅でしたが、現地のかたの日常を垣間見れて、
良かったです。

とくに旧街道沿いにある昔ながらの情景は、新幹線や車の旅では
なかなか見つけられませんもんね(^^)

>> キハ58さんへ

おはようございます。

二股本町駅は、大通りから少し入ったところにあっておそらく地元のひと
しか利用しないような駅に見えました。

「昭和が残る町」にぴったりのたたずまいです。

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