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2017.10.02

「近世やまと絵の開花」展 in 大阪市立美術館

次は、天王寺公園の大阪市立美術館に回りました。
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みなさんは、「江戸時代の絵師」というと誰を思い浮かべますか。

狩野探幽をはじめとする狩野派ですか。それとも尾形光琳や俵屋宗達などの琳派ですか。円山派の円山応挙や四条派の呉春も有名ですね。

最近は、伊藤若冲が大ブレーク(^.^)ですね。

今回の展示は、どちらかというと中世公家社会で活躍して近世武家社会の江戸時代では、取り残された(失礼)流派のイメージが強い「土佐派」の中興の祖とされる、土佐光起生誕400年記念展です。

管理人も、土佐派は、宮中の絵所預を世襲して、有職故実に則った花鳥風月だけを書いてる遅れたグループだとばかり思ってました。

でも今回の展示をみて、それがまちがいと知りました。光起は皇室や公家・寺社の求めに応じて大和絵を描いていますが、昔からの絵をそのまま真似るのではなく、伝統を継承しつつも写生を重んじ、他の流派の良いところは取り入れて、時代にあった画風を打ち立てていきます。そして土佐派の再興に成功するのです。

展示には、本画だけでなく、下絵や見本画帳もたくさん展示してあります。なんども描きなおしたり、注釈を書き込んだりしながら作品を仕上げていく様子がリアル

それと平安や鎌倉時代にくらべてまだ時代が新しいので、作品の劣化が少なくて、色鮮やかな絵巻や屏風画が見れるのもうれしいですね。

あまり取り上げられない江戸時代の公家美術を鑑賞出来て、ためになる展示でした。
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(続く) (次回は、9月30日のギャラリー巡りです)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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