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2017.11.07

京の紅葉散歩2017 (その2) 早や見ごろの比叡山を歩く (2)

ようやく晴れの休日になった文化の日の11月3日、延び延びになってた歩こう会で、早くも紅葉が見ごろになってきた比叡山に登ってきました。
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東塔を後にして、西塔に向かいます。弁慶井戸の前にススキと紅葉がコラボする良い景色がありました。
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段差の高い石段を下ると浄土院です。ここは伝教大師最澄上人の御廟所。叡山でも一番神聖な場所とされています。
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ここにお参りするときは、やはり気が引き締まりますね。
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浄土院から釈迦堂に向かう参道でもススキと紅葉の取り合わせが(^^♪
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西塔の本堂に当たる釈迦堂に着きました。

回峰行の祖とされる相応和尚一千百年御遠忌で本尊の釈迦如来像の御開帳と内陣の特別拝観が行われています。(12月10日まで)

普段は立ち入れない聖域を拝むことができました。薄暗い堂内には、四天王や梵天・帝釈天像ほか多くの厨子が置かれ、ライトアップされて神秘的な雰囲気を漂わせています。多くの厨子は開かれており鎮座された神仏を拝んでいきます。

最後に本尊の釈迦如来像の御手に結ばれた五色の紐を引いてお釈迦様とご縁を結ばせていただきました。
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古い石柱の道しるべに従って、横川に向かいます。約5キロのハイキングコースです。

さすがに紅葉の季節で、ハイカーも多いです。その他の時期は、1時間以上歩いても、2,3組くらいしかすれ違わないですが
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杉の大木の間から、紅葉した木々が時々みられる、歩きやすい尾根道です。急な上り下りや、危険な崖っぷちもなくて、小さな子供連れのハイカーも見かけました。
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ほぼ中間の玉体杉からの京都市内の眺め。

千日回峰の行者さんが、ここから京都御所に向かって、玉体加持(皇室の安泰を祈る)をされるので、この名があります。

御所まで直線距離で10キロ、修学院駅から道なりに12,3キロでしょうか。行者さんにはかないませんが、よく歩いたものです(^.^)
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出発から4時間半、15キロほどをあるいてようやく横川中堂に着きました。

山奥の紅葉はちょうど見ごろを迎えています。
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(続く) (次回は、横川地区を一周して、帰路につきます)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

こんばんは。
紅葉とススキのお写真がが印象的ですね(^^)
横川中堂の黄葉も、朱塗りのお堂によく似合ってます。
比叡山は昔一度だけ行ったことがありますが、
残念ながら紅葉の時期ではなかったです。
なかっちょさん、健脚ですね。
私など、休日に1時間ウオーキングするのがせいぜいです(^^;

>> ナルコユリさんへ

こんにちは。

紅葉とススキの取り合わせは、里では紅葉する時期が遅いので
なかなか撮れないのですが、さすがに高原では良い場所がたくさん
ありました。

横川は、比叡山でもいちばん奥なので、今週末が一番見頃では
ないでしょうか

もともと「鉄」ちゃんですから、田舎道をあるいて撮影ポイントまで
行くのは、得意です

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