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2018.03.06

下鴨神社の流し雛 (十二単の着付け)

3月3日はひな祭り、今年は土曜になったので、下鴨神社の流し雛を見に行ってきました。
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この日は、午前中に気温が10℃を越えるポカポカ陽気(最高気温は17℃) 冬用コートに厚手のコール天のズボンのいで立ちはではちと暑かったです(^^;
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流し雛の会場の、御手洗川です。先週末はぜんぜん咲いていなかった光琳の梅も一気に満開です。
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儀式に先立って、お雛様役のご婦人に十二単を着付けるイベントがあります。

有職雛人形の前に畳まれた着物が用意されています。
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袴姿のお雛さまが登場されました。両側に控えるのは衣紋師と呼ばれる、日本の伝統的装束である十二単や衣冠束帯を扱う専門の着付師さんです。
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一枚目は、若草色の袿(うちき)です。
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二枚目は、白の袿、純白ではなくほんのりと紅を含んだ薄桜色です。
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三枚目は、もうすこし濃いピンクの紅梅色です。

お庭の梅の花とお揃いですね(^^♪
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四枚目は、濃い紫色。

嵐電の車体色になってる京紫ですかね。
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五枚目は、目の覚めるような赤紅色

重ね袿を5枚重ねるのを、「「五衣(いつつぎぬ)」と呼びます。
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一番上の袿は、青緑の地に模様を散らした華やかな衣装です。
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最後に、唐衣(からぎぬ)を羽織ります。桜色が映えますね。
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裳(も)という後ろに長く引きずる巻きスカートをつけて出来上がりです
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懐紙・帖紙(たとう)を襟元に入れ、桧扇を持ちます。

これで重さは14-15㎏と説明してました。けっこう重い
作業時間は、20分ほどで意外と早いです。普通の和服のように紐や帯をあまり使わずにゆったりと重ね着していくだけだからでしょうか。
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お雛様は、別室で衣冠束帯姿に着かえた男雛役の男性とともに式場に向かわれました。
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(続く) (流し雛の様子に続く)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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