京の早春の散歩 清水寺へ

	３月も中旬となり、ようやく春めいてきました。清水寺の随求堂（ずいぐどう）で秘仏の大随求菩薩（だいずいぐぼさつ）がなんと２２２年ぶりに公開されるので、１７日にお参りに行ってきました。 *
	清水道のバス停から八坂道を上ります。おなじみの八坂の塔の前の茶店の梅が満開になって春らしい風情です。 *
	二年坂、三年坂、清水坂と進むうちに観光客は増えてきて、門前の数百メートルは、まっすぐ歩けないくらい(^^; *
	仁王門前にも紅梅が咲き誇っています。清水寺といえば、桜や紅葉が有名ですが、梅もたくさん植えてあります。 *
	門をくぐり、三重塔の横を過ぎると、随求堂です。このお堂は地下の真っ暗闇を進む胎内めぐりで有名です。 普段は、秘仏のご本尊さまのおられる内陣に頭をさげて直ぐに階段を下りますが、特別公開期間中は、間近で拝むことができます。如意輪をもって座っておられるお姿が印象的でした。 *
	参拝を終えて、ちゃわん坂の方へ下りる出口付近のしだれ桜。高台で春の日差しを受けて、もう数日で咲きそうです。 *
	人ごみを避けて、なるべく裏道を通って建仁寺の南大門前まできました。 骨董屋さんの塀越しに咲き誇る白梅です。複製ですが名画の前に自転車が止められて、生活感だしてますね（笑） *
	門の前には、客待ちしてるのか空の人力車が一台。 *
	塔頭の摩利支天堂で休憩です。 お使いのイノシシの口から流れ出るお水をいただいてホッとひと息 *
	人力車のお客さんも帰ってきたようです。 私も、腰を上げましょう(^^) *
(続く)	(次回は、建仁寺境内に咲く花を見て歩きます) *
お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。