« 京の春の散歩 桜・椿・石楠花・山吹etc... 咲き乱れる雨宝院 | トップページ | マハカラ個展「Karappo」& 貴絵個展「春の恋」 in ギャラリーそら »

2018.04.15

明治150年 明治の日本画と工芸展 in 京都近代美術館

この週末は、京都と大阪のミュージアム・ギャラリーを巡ってきました。
*
201804kyoto67
京都国立近代美術館で開催の、「明治150年展 明治の日本画と工芸」です。

展示は4部構成になっていて、第1部は「京都府画学校と同時代の日本画」です。

今の京都市立芸大の前身である京都画学校で活躍した、幸野楳嶺、竹内栖鳳、今尾景年らの作品がならんでいます。

第2部は、この展覧会のメインで「明治の工芸-博覧会の時代」です。

明治時代、殖産興業や輸出振興の国策のもと日本の美術工芸品が内国博覧会や海外での万国博覧会を通して、主に欧米に紹介され、いわゆる「ジャポニズム」を流行させます。

帝室技芸員に選ばれるような著名な作家から、名もない職人まで作者はいろいろですが、優れた日本の工芸品は世界で絶賛されました。

ただ個人的な美的感覚では、西洋人に好まれたい一心で、なにかバタ臭く悪趣味(失礼)に見えなくもないのですが(^^;

第3部は、ワグネルと旭焼です。ワグネルはドイツ出身のお雇い外国人技術者ですが、日本の陶磁器やガラス産業の発展に尽くして人です。そのワグネルが開発した陶器が旭焼です。外国にも多数輸出され愛好されました。

第4部は、「明治の名工」と題して、当時を代表する工芸家の作品が多数展示されています。
上のポスターの左側の安藤緑山の仏手柑牙彫置物などは、とても象牙を彫って彩色したとは思えない本物そっくりの仕上がりで、見る者を圧倒させてくれます。

日本の手わざに感心のあるかたは、ぜひご覧ください。5月20日(日)まで
*
201804kyoto68
京都文化博物館の京の至宝と文化コーナーで紹介される「加藤宗巌、忠雄金工展」です。

お二人は、親子で金属板を叩いたり伸ばしたりしながら形をつくる鍛金と金属を鏨や金槌で打って仕上げていく彫金の技術に秀でた金工作家です。

その作品は、精緻で優美で気品があって、とても堅い金属板を加工して作ったとは思えないくらいです。

卓越した職人技に感動を覚えます。
5月6日(日)まで、「洛陽三十三所3 – ゆかりの人と寺宝」展と併催です。
*
(次回は、大阪のギャラリー巡りです)
*
pinboke_entry
お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

« 京の春の散歩 桜・椿・石楠花・山吹etc... 咲き乱れる雨宝院 | トップページ | マハカラ個展「Karappo」& 貴絵個展「春の恋」 in ギャラリーそら »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 明治150年 明治の日本画と工芸展 in 京都近代美術館:

« 京の春の散歩 桜・椿・石楠花・山吹etc... 咲き乱れる雨宝院 | トップページ | マハカラ個展「Karappo」& 貴絵個展「春の恋」 in ギャラリーそら »

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ