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2018.09.23

堅田の町を歩いてきました(前編)

9月17日は、佐川美術館に「田中一村」展を見に行ってきました。帰りにびわ湖対岸の堅田の町を歩いてきました。
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JR堅田駅は、湖岸から1Kmちかく内陸にありますが、かつての堅田の中心街は、びわ湖沿いに南北に伸びていました。

美術館前から乗ったバスを、琵琶湖大橋の西詰に当たる、勾当内侍(こうとうないし)前という変わった名前のバス停で降ります。
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前からバス停の名前の由来が気になっていたのですが、近くの野上神社に勾当内侍の墓がありました。

説明書きには、「勾当内侍は南北朝時代の女性で、新田義貞の妻となります。足利尊氏に追われて北陸に落ちる義貞と堅田で別れ、のちに義貞戦士の報を聞いて、悲しみのあまり湖に入水して夫の後を追った。村人は憐れんで墓を作って弔った。」とありました。

別な伝承もあるそうですが、興味のある方は調べてみて(^.^)
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出島灯台です。木造の灯台で明治8年から点灯されています。今は灯台としての役目は終えてモニュメントとして残されていますが、今も点灯され続けているようです。

日が暮れて、点灯するところを見たいですね。
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堅田漁港にきました。小型ですが漁船が並び漁網が干してある情景が、なぜかびわ湖のイメージと一致しなくて違和感が一杯でした
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祝日で、漁協の事務所も閑散としてましたが、平日は魚のセリや仕分け加工が忙しく行なわれるそうです。
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旧街道に沿って古い街並みが続きます。

この白い土蔵造りの民家は、「居初邸」です。奥に名勝「居初氏庭園」が広がっています。

残念ながら予約が必要なようで見れませんでしたが、びわ湖や対岸の湖東の山並みを借景にした名園だそうです。園内の茶室「天然図画亭(てんねんずえてい)」も見ものだとか。
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この呉服屋さんの看板も年季が入ってそうですね(^.^)
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堅田港と堅田内湖をむすぶ水路に架かる港橋。ちょっとレトロなデザインです。

残念ながら、今は堅田港には定期船の寄港はないようですね。
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湖岸への通路
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居初氏庭園の前浜からのびわ湖のながめ。ときどき小雨のぱらつく曇り空でしたが、静かで風情がありました。

琵琶湖周航の歌を口ずさんでみたくなります。
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今津港に建つ琵琶湖周航の歌の歌碑。湖上の左手に浮かぶ竹生島まで右手の船で30分ほどです。(2017/04/01 撮影)

♪行方定めぬ 浪枕
 今日は今津か 長浜か♫ (3番の歌詞後半部)
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(続く) (次回は、浮御堂に参ります)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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