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祇園の大雅堂で開催の、「±複合の彫刻家たち展」を見てきました。 * |
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タイトルの+(プラス)は、素材を加えて造形する塑像などを、-(マイナス)は、彫ったり削ったりする彫像など表し、±で彫刻家すべてを表すそうです。 個人的には、プラスを斬新な型破りな表現を、マイナスをそのベースとなる基礎の手わざをも表すと解釈してみてきました。 6名の作家さんは、今春に社会人になったばかりの若手から管理人と同年配のベテランまで、ジャンルも年齢も大きく違う方ばかりです。 でも作品のもつ気迫というかオーラというか、訴えるものがビシビシと見るものに迫ってきますね。 先日見てきた日本伝統工芸展とはコンセプトがまた違いますが、作品にかける思いの深さは、変わらないように感じました。 * |
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この展示にお誘いいただいた黒沢理菜さんの作品です。「キツネの面」や球体関節人形の双子の「月子姉妹」など、いままでに当ブログでも紹介した旧作ですが、やっぱり良いものは何度見ても良いです(^^♪ * |
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高橋洋祐さんの作品。 阿修羅とか迦楼羅とか風神雷神とか、伝統的な仏像・神像のモチーフながらセクシーにしたりスポーティーにしたりと、皮肉とか風刺とか辛辣とかいう形容詞が似合う ![]() 最初は笑ってしまいそうになりますが、じっくり見ると現代社会にたいする警鐘が鳴らされているのかも。 * |
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かわさき まなみ さんのフェルト作品です。 犬をモチーフにされています。非常に愛くるしい表情に心が和みます。会場は黒をベースに照明も落としてシックなたたずまいなので、白い羊毛が一層映えますね。 フェルトというとお人形さんをイメージしますが、これは塑像の領域まで高められています。 ************************************************* 18日まで開催されています。見ごたえありです。お近くに方は是非。 詳しくはギャラリー大雅堂のHPへ。 https://www.g-taigado.com/ * |
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(次回は、京都の街歩きです) * |
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大阪高島屋で開催の、「日本伝統工芸展」を見てきました。 * |
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ここ数年、毎回見に行ってますが、やはり名人・名工と呼ばれる方の手わざは素晴らしいですね。 デザイン、材料、技法、仕上げとも最高のものが使われているのが見てとれます。 管理人の好みは、漆芸、金工、木竹工、七宝、ガラスなどですが、その他のジャンルの作品も本物のもつ良さが光ってます。 まあ超一流の作家さんの作品ばかりですから、お値段もそれなりにするようです(^^; 値札をチラッとみると、安くても給料一か月分くらい ![]() ![]() 到底、安サラリーマンには手が出ませんが、大いに目の保養になりました。 |
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作品の写真や解説は、日本工芸会のHPで見ることができます。 https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/65 * |
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(次回は、京都の街歩きです) * |
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