|
|
勤労感謝の日の3連休の中日も11月24日に、滋賀県甲賀市の「甲賀三大仏」を巡拝してきました。 * |
|
|
|
忍者に里で有名な甲賀市の東部、東海道や草津線に沿ったエリアに丈六(約5m前後)の大仏様がおられます。
薬師如来様をまつる櫟野寺の本尊十一面観音の御開帳に合わせて回ってきました。 * |
|
|
|
新名神の甲南SAまで来ると、もう「忍者」一色 * |
|
|
|
甲賀土山ICでおりて、R1を鈴鹿峠の方へ走ると峠の麓に十楽寺があります。 * |
|
|
|
元は茅葺だったような台形の屋根の本堂のなかに、阿弥陀如来坐像が鎮座されています。
本尊の阿弥陀様は3m近い長身です。珍しくもう一体御本尊の阿弥陀様(こちらは90cmと小柄)がおられ、ひとつのお寺に二体の本尊がおられるので、二尊院十楽寺と名乗っています。 * |
|
|
|
R1を少し草津の方に戻ると、道の駅あいの土山です。
鈴鹿馬子唄に〽坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る とうたわれた宿場町にある田村神社に寄ります。 * |
|
|
|
坂上田村麻呂が鈴鹿峠の悪鬼(おそらく山賊でしょう)を討った功績により時の嵯峨天皇が田村麻呂をこの地にまつらせたそうです。
国道の面した一の鳥居から長い参道を行くと、二の鳥居、三の鳥居と続き、社務所や拝殿をへて本殿に参ります。 * |
|
|
|
境内は、紅葉が見ごろでした。 * |
|
|
|
次は、JR油日駅にちかい櫟野寺(らくやじ)に参ります。
このお寺は「いちいの観音さま」として知られる十一面観音菩薩で有名です。秘仏として普段は拝顔できませんが、今年は33年に一度の御開帳にあたり、おおぜいの参拝者で賑わっていました。
宝物殿には、観音様をはじめ、丈六の薬師如来様など20体以上の仏様が安置されています。 御開帳にあわせて普段は博物館などに寄託している仏像もお帰りになられているそうです。 * |
|
|
|
臨時バスも運行されており、飲食や土産物のテントもならび駐車場の整理なども含めて山あいの村あげての(^^; 大イベントといった感じでした。 * |
|
|
|
櫟野寺からすぐのところに油日神社があります。白洲正子の『隠れ里』で紹介され有名になりましたが、ようやくお参りすることができました。 * |
|
|
|
失礼ながら「こんな田舎にこんな立派なお社が」というのが第一印象ですね。
少し古びてはいますが、立派な楼門や回廊があり本殿は室町時代の建立です。 * |
|
|
|
油日から草津線に沿って貴生川まで行き、野洲川を渡って水口市内の大池寺(だいちじ)に参ります。 * |
|
|
|
このお寺は、湖南地方の紅葉の名所として知られ、ツツジを刈り込んだ築山の枯山水のお庭に映える紅葉は、美しかったです。
京都の観光寺院などに比べればお参りも少なく、このお庭の景色を独り占め(笑)して写真を撮りまくることもできました。 * |
|
|
|
滋賀県は近いわりに、意外と訪れていないところも多いです。また機会を見つけていろいろ回ってみたいですね。 * |
|
|
(次回は、叡電ネタです) * |
|
 お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。 |
最近のコメント