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2019.02.15

「天皇の即位図」 & 「斉白石展」 in 京都国立博物館

2月11日は、上賀茂神社の次に京都国立博物館に行きました。今は大きな特別展はなく、「天皇の即位図」と「斉白石展」がメインです。
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「天皇の即位図」は最近発見されたもので、狩野永納の筆で、江戸時代寛文三年(1663年)の後西天皇の譲位と霊元天皇の即位の様子が描かれています。
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これは、右隻の即位図です。天皇はまだ10歳の幼帝でした。即位された帝を隠していた団扇のような覆いが取り払われて、新帝のお姿があらわになった瞬間を描いているそうです。

供奉の文武百官のほかに、お供の下級役人、さらに見物の武士や町人までが描かれているのが興味を引きます。
当時の即位式は、広く公開されていたようで、都びとには楽しいイベントのひとつだったんでしょうね(^^♪

(画像をクリックすると拡大します)
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こちらは、左隻の譲位式の様子です。譲位にともなう儀式のうち、主な4つを描き込んであります。

前天皇の身辺を警護し、譲位の文書を読み上げ、三種の神器のうち神璽と宝剣を新天皇の元に移し、新天皇が即位を告げる。

といった流れだそうです。

今上陛下と皇太子殿下の御退位と御即位はどのような儀式が行われるんでしょうね(^^)

(画像をクリックすると拡大します)
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斉白石(1864-1957)は、近代中国水墨画の大家で、現代の中国でも、もっとも親しまれている作家のひとりなのだそうです。
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水墨画ときくと、元代・明代・清代といった数百年前を思い起しましが、さすがに近代の作家だけあって、カラフルな色使いや正確な写生、デッサンに基づいを描かれた作品を残しています。

モチーフも山水図といった古典的なものだけでなく、草木・鳥獣・魚介・昆虫といった自然物や身の回りの品々など、親しみやすい画題が多いです。

中国で人気なのもわかりますね(^^)
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(次回は、叡電ネタです)
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お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。

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コメント

玉、剣、鏡。
見たいですね。
ホンモノ?は壇ノ浦に沈んだはずなのに、南朝が維持し、ゆえに北朝は認められず…。

伊勢神宮も皇居も御陵も、歴史研究にもっと寄与するべく公開すべきですね。
そうした方が、「伝統」もきちんと維持されると私は思います。

>> 笠井君へ

こんにちは。

三種の神器の正当性については、昔から議論のあるところですね。
レプリカ説とか、代替品があるとかないとか(^^)

天皇陵にしても、江戸時代から明治維新にかけて言葉は悪いですが
「テキトー」に、その辺の古い塚を、○○天皇陵などと割り当てたのが
実情みたいですから、考古資料の一つとして、公開すべきでしょうね。

ただ単に宮内庁の判断だけでなく、「政治」が絡んでくると思われるところが
メンドーになりそうですが........

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