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2019.05.21

「河鍋暁斎展」in 兵庫県立美術館 & 「呉春・四条派展」in 西宮市大谷記念美術館

 
  5月11日は、久しぶりに阪神電車に乗って、甲子園球場⚾....ではなく、美術館を二か所回ってきました。
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  一か所目は、阪神岩屋駅から海岸の方へ歩いて、兵庫県立美術館の「没後130年 河鍋暁斎展」へ

建物の屋上にカエル? の巨大なオブジェが迎えてくれます。
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  会場の入り口には、仮名垣魯文が依頼して暁斎が描いた「新富座妖怪引幕」のレプリカが。まずこのスケールに圧倒されます。

以下、河鍋暁斎記念美術館所蔵作品を中心に、海外からの里帰り作も含めて100点を超える作品が展示してあります。

暁斎というと、「幕末から明治にかけて活躍した風刺画をよくした浮世絵師」というイメージでしたが、正統派の伝統絵画も多く描いており、残された下絵や画帳から、何度も描きなおし構図を固めていった様子も見て取れました。
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  2か所目は、阪神香櫨園駅から夙川沿いの住宅地を歩いて、西宮市大谷記念美術館で開催の「四条派への道-呉春を中心に」を、見ました。

四条派は、円山派とともに長く京都画壇の中心的存在であり、明治以降も近代化要素を取り入れながらも近現代に活躍する日本画家まで系譜を伝えています。

中での、呉春は与謝野蕪村の弟子であり、円山応挙からも一目置かれる四条派の開祖的存在です。

江戸中期の京都の画家というと伊藤若冲が最近人気急上昇中(^.^)で、呉春はお酒の銘柄(^^) と思われている節がありますが、管理人的には、やっぱり京都の日本画は、応挙と呉春です!!
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  この阪神モダニズムを体現したような美術館は、お庭もすばらしいです。散策だけなら無料です。
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(続く) (次回は、西宮市内を散策します)
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