2009.06.06

【本】琵琶湖遊行 若一光司 文 横川元亮 写真 

Biwako_yugyo01 前々回の水津俊和さんの画集に続いて、京阪の文化事業部発行の写真集「琵琶湖遊行(びわこゆうぎょう)」の感想です。

この写真集は、1991年から96年にかけて、京阪の駅や車内に掲示されたポスター62枚をまとめたものです。副題に「近江の四季と歴史文化を訪ねて」とあるように、琵琶湖周辺の観光地を横川さんの写真と作家の若一光司さんの簡潔な紀行文で紹介しています。

さすがに、62箇所も紹介されると、まったく知らないところや、知ってるけど行ったことのないところもいくつかあります。もちろんよく知っている場所でも季節や時間帯によってその印象がガラリと変わるのは当然です。

写真の作風は、京阪好み(?)の落ち着いた仕上がりで、私の好みです。この若一さんの紀行文シリーズは、今も「洋風建築の粋を見る」から「京阪沿線に此の塔あり」と変わって現在も月代わりで継続中です。新作が出ると、撮影の参考にじっくりと見るようにしています。

ただ、残念なのは「電車」の写っているシーンが一枚しかないこと(笑) その貴重な一枚は、1997年の複線化新駅舎移設前の単線旧駅舎時代の坂本駅の貴重な映像です。まだ、260型、350型などが最後の活躍をしていた頃で、旧型車が使ったのであろう「回送」のサボも写りこんでいます。

こちらも、100周年記念事業で、ここ10年間に張り出されたポスターの書籍化を期待したいところです。
pinboke_entry

2008.05.05

【叡電】御神輿ときらら

5月5日は、修学院学区の氏神様、鷺森神社の春祭りです。
今年こそは、叡電とお神輿との出会いを写そうと踏み切りで待機していたのですが、その願いが叶って、きららとお神輿行列のツーショットをGetできました。

これも、祭神-素盞嗚命(すさのおのみこと)様のお導きでしょう(^^♪
*
903_18
901_22

神輿が踏み切りを通り過ぎるときに警報機が鳴り出したのですが、遮断機の棒を手で持ち上げて神輿を通すと言う、荒業も見られました。スサノオは荒らぶる神なので、手荒な巡幸も好まれるのかも(笑)
*

pinboke_entry

2007.05.13

下鴨神社の御蔭祭を見てきました。

五月晴れのもと、下鴨神社の「御蔭祭」を見に行ってきました。
このお祭りは、京都の三大祭りのひとつ「葵祭」の先駆けとなる行事で、比叡山の麓の八瀬にある御蔭神社から下鴨神社に神霊をお迎えするお祭りです
(詳しくは下鴨神社の公式ページへ)

朝9時に神社で儀式を終えたお迎えの一行は、八瀬へ向かいます。正午に神様に降臨していただく儀式が行われます。この時間が神様の力が一番強くなると信じられているので、この時間にお降りいただくのだそうです。また儀式は非公開で一般のひとは見物できません。

Mikage03_1 (自宅前を通過する神幸列)
神様をお迎えした一行は、八瀬から旧大原街道を自動車列で下鴨神社に向かいます。雅楽を奏する先導車以下、御神体をお祭りしたトラック、神職や奉仕者を乗せたタクシー・バスなど10台以上の車列が静々とお通りになります。
途中の赤の宮神社でご休憩と儀式のあと、神社近くの旧鞍馬街道の下鴨中通り商店街で一行は、車を降り、ここから徒歩行列になります。
Mikage11 (旧鞍馬街道を行く徒歩列)
数年前まで、全区間が自動車での移動だったのですが、徒歩列を再開したいとの神社と地元氏子の熱意が実って、神社手前の1キロほどですが、神馬を従えての神幸列が復活しました。
色あざやかな、平安装束をまとった神職や供奉者やきらびやかな装飾を付けた神馬が静かな住宅街を行く姿は、葵祭りの本祭りとはちょっと違った、祭礼の度に神様に天界から地上へお迎えしてお祀りするという、祭りの本質を見る思いがしました。
Mikage21 「東游(あづまあそび)の舞楽」
神社に到着した一行は、境内の糺の森に設けられた広場(切芝という)で、雅楽を奏し、舞踊を奉納して、神様をおもてなしします。

様子をデジカメのビデオ機能で写していますので、ご覧ください。
http://zoome.jp/pinboke/
Mikage22
このほか写真は、HPの我楽多館の写真散歩にアップしています。下のバナーより本館トップの「御蔭祭」のページでご覧ください。

p.s
今朝(5/13)の朝日新聞の関西版の社会面の御蔭祭の記事の写真に、見物人の管理人とJr.が写っています(^^♪
pinboke_entry

2007.04.19

【京都市交】東西線来年1月天神川延長

今朝の新聞に、京都市営地下鉄東西線の二条-天神川間が、来年1月に開業の見込みと報じられています。
新駅の名称も「西大路御池」と「太秦天神川」に決定したそうです。7月から試運転を開始し、嵐電の新駅の設置も予定されています。

新線の開業は嬉しいですが、気になるのは、工事費が当初の745億円から525億円と220億円低減したことです。工法の変更や物価上昇率が低く推移したことが理由に挙げられていますが、それにしてもディスカウントショップじゃあるまいし、一気に3割も安くなるとは信じられません。いったい最初の見積もりは何だったのでしょう?

もし最初の見積もり通りに支払うのなら、その負担は利用者や市民に跳ね返るわけですから、税金からの持ち出しや運賃が3割も高くなる勘定です。

逆に、安かろう悪かろうも困ります。安全やサービス投資が削られれば、JR西の二の舞にならないとも限りません。

LRTの導入の件でもそうですが、市は良いことばかり宣伝しているようにも見えます。市当局は、市の広報紙などでその辺の事情を明らかにして欲しいものです。
*
Tozai_sen01
pinboke_entry

2007.04.09

西の鯖街道

最近、毎週のように嵐電の沿線に出没しているのですが、四条大宮駅で、「西の鯖街道を新しい観光資源として売り出したい。」という話を聞きました。
調べると新聞にも出ていたようです。(京都新聞2007.02.20

鯖街道は小浜から熊川、朽木、大原と通って京都の出町柳に至る、R303~367号線ルートが有名ですが、R162号線に沿いのルートを開拓しようという試みです。

国道番号からもわかるように、京都と若狭の往来は、周山街道がメインでしたが、近年、大原街道のコースも道路改良が進み、観光ルートとしても脚光を浴びています。

反面、周山街道側は距離的には、そんなに変わりませんが、丹波山地を越える峠がいつくもあり、時間的なハンディがあり、燃費もかさみます。そのため、トラック輸送も高速道路やバイパスの使える、国道27~9号線や161号線回りにとられ沿線は過疎化が進んでいます。

沿線の観光地が手をつないで、観光客を誘致し、地域おこしの起爆剤になることを鯖街道沿いの住民のひとりとして願っています。

四条大宮から周山に向かうJRバスも、その昔は京都駅から若狭小浜まで直通する便もあったと聞きます。定期便では無理でも、チャーター便で、京都から丹波山地を越えて小浜へ向かうバスが復活すると面白いのですが。
**

Jr_bus01
JRバス周山線 (千本三条にて)
pinboke_entry

2006.06.28

出町商店街のパンフレット

京都バスのパンフと同じく、叡電出町柳駅で手に入れたもの。
スクラップ帖の替わりに。

Demachi01

表面

Demachi02_1

裏面

Demachi03

中面見開き

Toden26

夜の出町柳駅ホーム

2006.02.11

四半世紀前の九州鉄旅編(予告)

最近はサイト更新の予告編を書かなくなりましたが、久しぶりに旅日記館に連載ものをUPする予定なので、お知らせを・・・・・・

seisyun18 なぜHPを作ろうと考えたか? という動機にも係わっているのですけれど、「青春18きっぷの旅」2005年冬版を書店の本棚で見つけたのは、一昨年の初冬でした。
豪快に雪を跳ね飛ばすラッセル機関車の写真をバックに、「青春18きっぷで廃線跡を歩く」「昭和53年10月号復刻:時刻表&鉄道地図帳」etc.....  の大活字が躍っています。

ひと目みたとき「HPのテーマは、これだ!! なくなった筑豊のローカル線巡りを書いてやろう! 」と思って、この本とHPの入門書の2冊を買って家に飛んで帰りました。

でも、いざページを作ろうとするとコンテンツが少ないというか、整理されていません。本棚にあるのは当時のアルバムと切符類をとじたスクラップ帖だけ。でもパソコンに載せようとするとデジタル化しないといけないし、HTMLや画像データの知識も要ります。当時を知るメモやパンフレット類はとうの昔に処分して何もありませんし・・・・・

まずはデジタル化に必要な機器を揃えようと、ネットオークションでフィルムをスキャン出来る上等の(笑)スキャナーをゲットして、何駒かスキャンしてみました。が、所詮素人仕事ではきれいに仕上がるはずがありません。それに機器の場所もとります。で、もう一度小型のスキャナーをゲットし、写真は近くのDP店にスキャンニングをお願いすることにしました。

kippu01 そのあとも、当時の時刻表を集めたり、地図をコピーしに図書館へ出かけたり、ネットで資料を漁り、オークションで資料をゲットしと、瞬く間に一年以上が過ぎました。

下手くそピンぼけ写真集もぼちぼちと見ていただける人も増え、やっと、最初の構想の「九州のりつぶし」をUP出来る目処が立ってきました。

資料は金と時間があればなんとか集められますが、記憶は忘れると思い出すのが大変です。どんな仕上がりになるか分かりませんが、今月下旬には、第一篇、「修学旅行の想い出 in 1975」 をUPしますのでご観覧よろしくお願いします。

link_01 link_02 link_03link_05

2006.01.21

叡電全車ワンマン化2周年

今日から、JRのイコカスルッとのピタパが相互乗り入れできるようになりました。そのスルッとの参加の見返りに、叡山電車が全面ワンマン化されてこの一月で2年になりました。毎日乗っているのに、いまだに、連結車が来ると、車掌さんが乗っていないのに違和感を感じます。

kippu01 ワンマン化で消えたものに、手売りの乗車券があります。最近は火祭りのようなイベント時でも、手売りの乗車券は、磁気化券になっています。

 無くなる時にコレクションしておけば良かったのですが、あまりにも身近で、「記念にするから一枚売ってくれ。」と、ついに言い出せずに(笑)、お別れになってしまいました。

 誰か、コレクションの余っている人、譲ってくれませんか?奇特な方はご連絡を。

20060120
←こちらも、だれか応募されませんか?

フォト
2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ