2015.10.15

旧中山道と近江商人の街 五箇荘町へ行ってきました。(その4)

ブログの読者のひとり、木工房ポニーの健さんが、ご友人と「焼き物と流木の細工物」の二人展を開催されると聞いて、夏の暑い盛りに、滋賀県東近江市五個荘町の近江商人屋敷へ見学に行って来ました。
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近江商人の屋敷をあとにして、帰宅の途に就きます。

昼間は一時間に一本しか電車がこないので、八日市側へ分岐する貨物線の跡を見てきました。
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新幹線の高架下に夏草に埋もれて、赤錆びた線路が分かれていきます。
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今は、夏草に埋もれてますが、数年くらい前まではバラストの積み込み線として使われていましたし、その昔は愛知川の川原で採取した砂利を積み出す貨物線だったそうです。
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夏場は、雑草が生い茂って歩くのも困難です。電車の時間も近づいたので、探索は打ち切り、秋冬の枯れ草の時期にまた来ましょう(^^♪
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帰りの電車は、ダイドー・ドリンコの広告電車の802Fです。

夏休みに入って祖父母の田舎へ遊びに来て、家へ帰る子供たちが名残惜しそうにしているのが印象的でした。
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帰りは、貴生川回りにしました。

八日市で大半の乗客が降りて、車内はガラガラ。マイクロバス一台で足るほどの輸送量です。 この区間はレールバスや一両で走れる220形電車を運行して、経費節減に努めてきましたが、実際に乗ってみてその厳しさを実感しました。

具体的に、廃線の話は聞きませんが、水面下では交渉が進められていてもおかしくない感じです。
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日野駅の出札口。 一枚ずつ硬券の切符を売ってくれます。
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貴生川駅に着きました。

2013年秋の台風で鉄橋が流されて、一年以上運休しましたが、廃線の危機を乗り越えて復活した、信楽高原鐵道のタヌキのイラスト電車が迎えてくれました
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五個荘の町には、他にも紹介しきれなっかた、近江商人の活躍の偉大さを今に伝えてくれる見どころが一杯あります。

読者の皆様も、ぜひ近江鉄道の利用客Upを兼ねて(笑)、東近江を訪ねてください。これから晩秋にかけて、鈴鹿の麓は、湖東三山・永源寺をはじめ錦秋に包まれますので.....Momiji_03
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(次回は、京都の街歩きです)
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2015.10.11

旧中山道と近江商人の街 五箇荘町へ行ってきました。(その1)

  ブログの読者のひとり、木工房ポニーの健さんが、ご友人と「焼き物と流木の細工物」の二人展を開催されると聞いて、夏の暑い盛りに、滋賀県東近江市五個荘町の近江商人屋敷へ見学に行って来ました。

ポニーの健さんの記事はこちら

もう3か月近く前の話題なのですが、お蔵入りさせる前に(笑)Upします。
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京都駅からJR琵琶湖線の新快速に乗り、近江八幡で近江鉄道に乗り換えます。
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やって来たのは、この電車。元西武鉄道の101系を譲り受けた100形101+1101の編成です。
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一日乗車券を買いました。880円で乗り放題、金土日祝限定ですが、近江八幡~八日市往復(900円)で元が取れ、かなりお得です

冷房車ながら窓には、懐かしいアイテムが。最近は窓が固定でツマミを見なくなりましたね。

ちなみに近江鉄道では、硬券の切符や改札鋏が現役だったりします。
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近江八幡をでた電車は、旧中山道の宿場町の武佐駅や、岩山の中腹に社殿のある太郎坊がよくみえる太郎坊宮前駅、旧湖南鉄道本社を兼ねた木造洋風建築の駅舎の残る新八日市駅をすぎ、八日市駅に到着です。

この駅は、本線と八日市線の接続駅で、一度に電車が集まることが多いです。
この日も、左から、近江八幡行き102F,高宮行き101F,留置の821F,貴生川行きの103Fが並びました。
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元101系は、ブルーの湖風号になりましたが、モノクロにすると、ひと昔前の西武線の乗換駅を思い出しますね。

東京勤務時代は、中央線の101系、201系がメインでしたが、時々西武の101系や401系にお世話になりました。
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八日市をでると、近江平野を駆け抜けます。

田んぼのなかにポツンと建つ河辺の森駅を発車すると、まもなく五箇荘駅に到着です。
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この駅で、801Fの「がん検診」のイラスト電車と行き違います。
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駅の貴生川寄りを新幹線がクロスしています。ここから高宮駅近くまで10キロほど新幹線と並走します。

昭和30年代半ば頃、当時の国鉄が「新幹線の建設に伴って近江鉄道の車窓から鈴鹿山脈の景色が見られなくなるのに対する景観補償費2億5千万円余りを支払った」として、新聞に大きく取り上げられたことがあったそうです。

当時の政財界の大物であった堤 康次郎の息のかかった会社である近江鉄道に便宜を図ったというウワサです。
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駅舎もホームも改修されて、立派なものになってますが、乗り降りした人は数人でちょっとさみしかったです。

ここから、旧中山道を近江商人の館へ向かいます。
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(続く) (次回は、近江商人の町を散策します)
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