2018.06.29

石仏と剣豪の里、柳生街道を歩く(その3、滝坂の道)

6月22日は、振休がとれたので前から行きたかった柳生街道を歩いてきました。
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Yagyu21
大柳生の集落から忍辱山(にんにくせん)の集落に向かう急な上り坂を這い上がると、突然バス道路にでて戸惑いましたが、(^^) 道路の向こうの茂みに、忍辱山円成寺の山門をみつけてひと安心。

境内にはいると「こんな山の中にcoldsweats02」と驚くほど、豊かな水をたたえた池とその奥にたたずむ楼門が。

ここまでの峠越えの疲れが一気に吹き飛ぶ感じhappy01
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Yagyu22
本堂で、重文の阿弥陀様を、相応殿で、国宝の大日如来様を拝ませていただきます。

特に大日如来様は、運慶の初期作品(安永元年(1175))と知れる自筆の墨書き銘文が残され貴重な文化遺産です。金箔もすこし残り、とても800年以上前の平安時代最末期の仏さまとは思えません。

こんな山寺だからこそ、戦乱などに巻き込まれず、今に伝わったのでしょうthink
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Yagyu23
さて、ここで時間は1時半となりもうすぐやって来るバスで帰るか、このまま滝坂道を奈良市内まで歩くか、判断が必要になります。

このバスの次は、4時過ぎの便まで3時間ほどありません(^^; 歩くと12Kmでやはり3時間前後掛かります。

まだ足はそれほど疲れてなくて、歩けそうだったのと、夏至の直後で日が長いので歩くことにcoldsweats01
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Yagyu24
誓多林町(せたりんちょう)の峠の茶屋までゆるやかな上り坂が続きます。

最初は石畳の旧道ですがすぐに細いながら車道になり、時々車が通ります。

ようやく茶屋に着いたら、もう店じまいしてしまって無人でした。写真を一枚だけ撮って通過(^^;
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Yagyu25
春日山ドライブウェイと合流すると、また石畳の旧道です。

かなり急な下り坂で滑らないように慎重に歩きます。この付近も石仏がたくさんあるのですが、もう疲れてたまたま道沿いにあるもの以外、わざわざ見に行く気力がありませんcoldsweats01
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Yagyu26
「荒木又右衛門が試し切りをした」と伝えられる首切地蔵様です。

ここは休憩所があって、最後のトイレ休憩。
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Yagyu27
朝日観音です。朝日に映えるのでこの名のある磨崖仏です。真ん中が弥勒菩薩、左右は地蔵菩薩だそうです。

すこし下には夕日観音や寝仏と呼ばれる石仏もあるのですが、パス(^^;
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Yagyu28
ようやく、奈良市街のはずれの田んぼまで降りてきました。カルガモ君が迎えてくれます。
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Yagyu29
新薬師寺の横手から春日大社に到着、無事に柳生街道のハイキングは終えることができました。

所要時間は、ちょうど7時間(休憩・拝観含)、歩行距離25キロ余、歩数4万3000歩余でした)
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Nara02
さすがに剣豪の道だけあって、ハードでしたcoldsweats01 柳生街道をすこしナメてました。

次回は、秋口にでももう一度円成寺からゆっくりと石仏を堪能しながらゆっくりと歩きたいと思います。

お疲れさまでした←自分bleah
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(次回は、京都のギャラリー巡りです)
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2018.06.28

石仏と剣豪の里、柳生街道を歩く(その2、剣豪の里)

6月22日は、振休がとれたので前から行きたかった柳生街道を歩いてきました。
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Yagyu09
笠置から峠を越えて、柳生の集落に入ってきました。

まず目についたのが、お城のような民家。遠目には旅館か料亭のように見えましたが、普通の民家のようです(^-^)

もしかして、柳生藩の重臣の子孫のお家だったりして(^^;
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Yagyu10
十兵衛杉です。

「柳生十兵衛が諸国漫遊に旅立つ時、植えていった」と伝えられています。50年ほどまえに落雷をうけ枯れてますが、いまなお剣豪の凛々しさを彷彿させますね。
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Yagyu11
柳生藩家老屋敷です。村を見下ろす高台にあります。残念ながら非公開です。

白壁にアジサイが似合います。
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Yagyu12
柳生家の菩提寺の芳徳寺。こちらも山の中腹にあって、家老屋敷から一旦、バス道路に降りて、また登ってお参りします。

さすがに剣豪の里だけあって、観光コースも起伏があって足腰に自信がないと大変です(^^;
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Yagyu13
柳生藩歴代の墓所。

柳生但馬守宗矩やその子、十兵衛三厳が眠っておられます。
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Yagyu14
芳徳寺の近くには、「剣豪で名高い柳生石舟斎宗厳が天狗と試合中に一刀両断に断ち切った」と伝えられる「一刀石」があります。
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Yagyu15
この付近は、巨石が林立し、天石立神社としてあがめられています。

「神話時代、手力男命が天岩戸を開いた時にその扉石が当地に飛来したもの」との言い伝えもあります。
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Yagyu16
柳生の里の見どころはほぼ回ったので、また峠を越えて円成寺に向けて歩きだします。

峠の登り口に疱瘡地蔵があります。1319年(元応元年)の銘があります。ちょうど700年前、鎌倉時代末期の作ですね。
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Yagyu17
お地蔵様の彫られた岩の横手にも何体かの仏さまが彫られています。
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Yagyu18
道が急坂になっているところは、有名な石畳が敷かれています。人馬の通行を楽にするために、江戸時代に敷かれたとも、それ以前から敷かれているともいわれます。

それにしても、このような山道に石畳を敷くには大変な労力がかかったことでしょう。

個人的な感想ですが、雨あがりの石畳は濡れて滑りやすく、ズック靴では歩きにくいです。昔はわらじ履きなので、石畳は足に馴染んだんでしょうか? 現代人には土道のほうがありがたいですbleah
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Yagyu20
昼食休憩させてもらった、夜支布山口神社。この付近の村の鎮守さまです。
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Yagyu19
休憩後は、また円成寺に向けて最後の峠を上ります。
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(続く) (次回は、円成寺から滝坂道を奈良市内へ下ります)
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2018.06.26

石仏と剣豪の里、柳生街道を歩く(その1、笠置から柳生へ)

6月22日は、振休がとれたので前から行きたかった柳生街道を歩いてきました。
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Kasagi03
出発は、関西線木津駅から。加茂からひと駅だけですがキハ120に乗り換えます。木津川の流れに沿ってディーゼルカーのエンジン音を楽しみながら(^^♪ 数分で笠置駅で下車。
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Kasagi04
亀山に向かう列車を見送って、目の前にそびえる笠置山に登ります。
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Yagyu01
柳生へ直接向かう道もありますが、やはり旧街道を歩かないとね(^^;
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Yagyu02
登山口から15分ほどで笠置寺の山門に到着。市街地ではアジサイは見ごろを過ぎましたが、山寺では今が見ごろです。
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Yagyu03
この付近一帯の山々は、古くから山岳信仰のメッカとして栄え、巨石や滝を廻る修行場が点在しています。
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Yagyu04
「平等石」から眺める木津川上流方面。ちょうど枯れ枝が伸びているあたりに関西線の線路が走っていて、SL時代の昔から名撮影地として知られるところです。
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Yagyu05
笠置寺をあとに、アジサイが咲き乱れる柳生街道を柳生の里に向かいます。

峠を越えると突然ゴルフ場のグリーンが広がって、現実に引き戻されます(笑)。坂をおりると京奈府県境、奈良市柳生町に入ります。
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Yagyu06
この辺は、国定公園なんですね。

倭建命(やまとたけるのみこと)の
「大和は 国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し美し

の和歌から名付けられているのでしょうか。
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Yagyu07
また旧道にもどってすぐのところにある「阿対(あたや)の石仏」。
阿弥陀様とお地蔵様が彫られています。
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Yagyu08
石仏を過ぎると道は開けて、柳生の集落に入ります。
町の中心部までは、もうすこし。
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(続く) (次回は、剣豪の里を散策します)
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2017.11.10

正倉院展と平城宮の「みつきうまし祭り」をみてきました。

3連休最終日の5日は、奈良国立博物館に正倉院展を見に行ってきました。
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201711nara01
今年は、目玉になる宝物の展示がすくなくて、ちょっと残念sad

そのためか、日曜にも関わらず観客は少な目。早起きして並んだのに損したcoldsweats01

とはいうものの、ろうけつ染めの羊や熊鷹をデザインした屏風や、瑠璃や玻璃の杯や椀、サイの角杯、ロウ石を削って竹製に似せた尺八、伎楽面の酔胡従、鼈甲や螺鈿細工が施された机や小箱などなどが目につきました。
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201711nara02
特にいいなと思ったのは、刃渡り数センチ、床屋さんで使うカミソリくらいの小刀なんですけど、鞘をべっ甲や金銀で仕上げ、ガラス玉や宝石を飾りにつけてるの。

天平貴族のオシャレのセンスが光ります。
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201711nara03
奈良博をでて、平城宮の「みつきうまし祭り」に回りました。

広い宮城跡はススキが原になってます。風に揺れる穂が白波のようで、その奥にそそり立つ朱雀門や大極殿が幻想的ですねぇー(^^)
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201711nara04
個人的には、イベントのマイクの絶叫があまり好きくないのでbleah イベント会場にはいかず、周辺の草むらになった遺跡をひと回りしてきました。
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201711nara05
管理人的には、この踏切が一番の見ものやねhappy02
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201711nara06
将来的には、地下化されて大極殿と電車と取り合わせは見られなくなるから、今のうちに(^^)
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201711nara07
気づくのが遅くて、よい場所で写真撮れなかったけど、「楽」も通過していきました。
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(次回は、大阪のギャラリー巡りです)
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2017.08.13

竹内街道を歩いてきました。(その2:二上山に登る)

山の日の8月11日に、竹内街道を歩いてきました。

恵心僧都ゆかりの阿日寺にお参りして、いよいよ二上山に登ります。
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登山口にある加守神社。正しくは「葛木倭文座天羽雷命神社(かつらきしとりにいますあめのはいかづちのみことじんじゃ)」という大和の古社らしい(^^) 長い名前をお持ちの神さまです。
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201708_1nijyozan06
ここから急な山道を登ります。標準タイム1時間ほど。

やはり真夏のハイキングが疲れますね。気候の良い時期の倍は疲れるといっても大げさではない感じ(^^; 

途中で何度も休憩し、最後の急登では足が攣りそうになりながらwobblyも、なんとか1時間弱で登り切れましたhappy01
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201708_1nijyozan07
雄岳山頂です。

残念ながら、木々が生茂って展望はききませんでした。
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201708_1nijyozan08
山頂には、葛木二上神社と
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201708_1nijyozan09
悲劇のプリンス、大津皇子の墓があります。

(辞世の和歌)
ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ

(大来皇女の挽歌)
うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む

この和歌を高校の古典の時間に習ってから、いつかは二上山のお墓に参ろうと思いながら40年以上も経ってしまいました。
当時の純粋なcoldsweats01 気持ちも薄れたのか、あまり感動は湧きませんでしたね。
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雄岳山頂をあとに、一旦、鞍部の馬の背まで降り、再び登り返して雌岳山頂を目指します。

こちらの方は、山頂付近が公園のように整備され、ゆっくりできました。
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東側の展望、橿原市から明日香村方面
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南側の展望、葛城山、金剛山が望めます。
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201708_1nijyozan13
西側の展望、大阪平野を一望できます。空気が澄んでいると大阪湾を通して、淡路島や六甲山も望めるそうです。
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201708_1nijyozan14
帰りは、大阪方面下りました。竹内街道の別道で当麻寺方面に出る岩屋峠です。

上がると二上山、右手は当麻寺方面、手前が竹内街道に下ります。
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201708_1nijyozan15
ここからは、急坂ですが舗装道路となりドンドン下っていきます。
麓近くは石畳で舗装され、旧道らしい雰囲気を出しています。

竹内街道側の二上山登山口まで降りてきました。右手にいくと竹内峠の旧道です。
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201708_2takenouchi01
ここからしばらく国道166号線を歩きます。

振り返ると高圧電線の向こうに二上山が見送ってくれてました(^.^)
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(続く) (次回は、近つ飛鳥を歩きます)
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2017.08.12

竹内街道を歩いてきました。(その1:阿日寺から二上山登山口へ)

お盆休みの初日は山の日にちなんで(^^♪ 奈良・大阪の県境にまたがる二上山に登り、竹内街道を歩いてきました。
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201708_1nijyozan01
出発は、JR和歌山線の香芝駅から。奈良県南西部は近鉄のイメージがありますが、京阪で京橋まで移動すると、JRのほうが便利なんですね(^^)
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201708_1nijyozan02
最初の目的地は、奈良国立博物館でみた「源信展」で紹介されていた、恵心僧都源信の生誕地とされる阿日寺です。

香芝駅から隣接する近鉄下田駅を通って、国道168号線沿いに20分ほど歩きます。
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201708_1nijyozan03
「恵心僧都誕生院」の扁額のかかる本堂です。

言い伝えでは今から千年ほど前の天慶五年(942年)にこの地でお生まれになったとされています。

拝観は予約制なので、境内だけを見て引き上げるつもりでしたが、たまたまお寺の檀家総代さんがおられ、「奈良博の展示を見て来た。」というと、お寺のかたに取り次いで下さいました。
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201708_1nijyozan17
本堂に入れて頂くと、まず欄間の二十五菩薩来迎図の素晴らしさに驚きます。

来迎図は、絵ではよく見ますが彫刻で立体的に見られるのは珍しいのでは。

内陣に鎮座される阿弥陀三尊像は、恵心僧都みずから彫られたと伝えられています。

内陣右手には、重文の大日如来さまと蓮華座を足で踏み付けるようなユニークな(笑)お姿のお地蔵さまもおられます。

(画像をクリックすると拡大します)
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201708_1nijyozan04
お盆前の忙しいさなかに対応していただいたお寺の方にお礼を言って、二上山の登山口に向かいます。

手前が雄岳(517m)、奥が雌岳(474m)です。
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Nijyoujinjya01
途中、二上神社口駅前を通ります。たまたま電車が通過するところだったので、駅名票を入れて写真を撮りました。

ん! 後ろの黄色い電車はなんや?
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Nijyoujinjya02
なんと、検測車「はかるくん」ク25号でした。

あわててカメラを向けましたが、見事にcoldsweats01 標柱がお顔を遮ってくれましたwobbly

まあ、走っているところは滅多に見られない検測車をナマで見れただけ良しとしましょう(^.^)

駅から5分ほどで登山口です。
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(続く) (次回は、二上山に登ります)
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2017.06.21

奈良を散策してきました。佐保路から春日野へ (後編)

201706nara13 6月12日に、奈良を散策してきました。

東大寺の北側から東側にきました。この付近は観光コースですが、さすがに月曜日は人が少ない(^.^)

「草をはむ鹿とお水取りの二月堂」という、典型的な(笑) 絵はがき写真が撮れました。
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201706nara14 お水取りに使われる若狭井とは違いますが、(若狭井のある閼伽井屋は非公開)春日山から湧き出る霊水です。

4月に、若狭神宮寺で奈良に送る霊水を汲む井戸を見ましたが、ようやく到着して組み上げる井戸にも来れました(*^_^*)
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201706nara15 屋根が付き、足元の石組も美しい、登廊を下ります。

ひんやりした空気が昇ってきます。
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201706nara16 登廊を降りたところ。

いい雰囲気でした。三脚をたててじっくり撮影されてる方がおられました。

この日は、散歩メインでデジイチを持って来なかったのを悔やんだ場所でした(*_*)
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201706nara17 続いて三月堂(法華堂)です。

ここは、国宝の不空羂索観音さまがおられるお堂です。

そんなに大きくないお堂ですが、観音さまを中心に、仁王さま、四天王さま、梵天・帝釈天さま、執金剛神(秘仏)の10体の仏像が安置してあります。
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201706nara18 上手い具合に観音さま真正面が空いていたので、そこに座ってじっと天平仏を眺めていました。

よいお姿をされています。
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201706nara19 坂を上って不動堂まで行ってみました。東大寺の境内でもここは初めてのお参りと思います。

本堂前に立たれた四体のお地蔵様。ふと思いついてうち二体を斜め後ろから写させていただきました。
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201706nara20 手向山八幡前から若草山の麓を通って、春日大社の森に入ります。

個人の観光客は少ないですが、外国からのお客様や遠足・修学旅行の子供たちと大勢すれ違います。
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201706nara22 鹿さんもたくさんいます。

こちらがエサを持ってないのを見透かして(笑)いるのか、見向きもしませんね。

さすがにお父さんシカは、こちらを注意しているようですが(^.^)
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201706nara21 藁葺き屋根の茶店をバックにたたずむ鹿さん。

日本昔ばなしの世界ですhappy01
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201706nara23 春日大社のお参りも済んで、戻りは中の禰宜道とよばれる春日原生林のなかを抜ける小径をたどります。

いまでも遊歩道以外は禁足地として立ち入り禁止の森ですから、奈良市街から少ししか離れていないのに深山幽谷の雰囲気です。
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201706nara24 森をぬけると高畑町。

志賀直哉旧宅などがある、清閑な住宅地です。

柳生街道の出発点でもあります。柳生の里は一度もいったことが無いので、秋口にでも訪ねてみたいですね。

流石に夏場は無理でしょうsweat01
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201706nara25 高畑町から、鷺池に浮かぶ浮御堂を通って、興福寺へ向かいます。
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201706nara26 この日の最終目的地の興福寺です。

仮講堂で「阿修羅と天平乾漆群像展」をやっているのを拝観します。

いつもは、国宝館に安置されている阿修羅像ですが、国宝館が工事で休館中のため、こちらに移されています。

どちらかといえば、博物館として「見せる」ことに重点が置かれている国宝館では、かなり間近に阿修羅像を見ることができました。

でも、「宗教空間をイメージ」してもらうがコンセプトの今回の展示では、仏さまは内陣の奥に納まられて、しかも重なりあってやや遠くて見づらい感じですね。
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201706nara27_2 まあ、立体曼荼羅というのか、仏典に基づいて収まるべきところに収まられた仏様はホッとされてるかも(^-^)

お寺本来のあり方としては、この方が正しんでしょうけどネ(^.^)
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201706nara28 業平寺、不空羂索観音、阿修羅像と、なかなか見応えのあった奈良散策でした。

まんとくんに見送られて、近鉄奈良駅を後にしました。
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Nara01 【おまけ-その1】

近鉄奈良駅では、30000系ビスタEXを使った修学旅行電車が見れました。

大阪か京都までなら特急車は使わないと思うので、名古屋か伊勢方面まで行くのかな。
【おまけ-その2】
201706nara30
帰りは、ひさびさに音姫食堂さんに寄せてもらいました。
お昼だけの営業になって、平日に休める日くらいしか食べにいけないので(^^;

この日の日替わりは、焼き魚定食でした。
ご馳走様japanesetea

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次回は、智積院のアジサイ苑です。
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2017.06.20

奈良を散策してきました。佐保路から春日野へ (前編)

201706nara08 前に、西山の業平寺に行ったときに、奈良にも業平寺があると聞いて、6月12日に振休が取れたので、行ってみました。

近鉄新大宮駅を降りました。まんとくんに出迎えてくれます。

平城宮跡を左に見て、北に数分歩きます。一条通を越え、関西線の踏切を渡った佐保山の麓に、お寺はひっそりとありました。

*
201706nara01_3 言い伝えでは、在原業平の祖父にあたる平城天皇の萱御所跡に、父阿保親王の菩提を弔うため、業平自身が聖観音像を刻んで、創建したのだそうです。


伊勢物語の初段でも、業平らしい男が、奈良の都、春日野の里に所領を持ち、そこに狩りに行く話が出てきます。

男はそこで、美しい姉妹をみつけて、懸想の歌を詠みかけます。

春日野の若紫のすりごろもしのぶの乱れ かぎりしられず
*
201706nara02 実は、最近まで奈良にも業平寺があることを知らず(^^; 

「なんで伊勢物語は、奈良から始まるんやろなぁ?」

って、思ってたんですが、若き日の業平は奈良に住み暮らしていたこともあったようなんですね。

そういえば、筒井筒の話(23段)など、奈良とその近郊が舞台の段も多いのもがてんがいきますね(^^)

筒井筒井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹見ざるまに
おんな返し
比べ来こし振り分け髪も肩過ぎぬ君ならずして誰たれか上ぐべき
*
*
201706nara03 業平寺をでて、歴史の散歩道にそって、東大寺の方に向かいます。

しばらく行くと、狭岡神社がありました。

藤原不比等が、国家鎮護と藤原氏の発展を祈って、自分の邸宅の裏山に天神八座を奉ったのが始まりとされています。
*
201706nara04 小さな村の鎮守さまといった風情のお宮ですが、由緒正しいんですねぇー(^◇^)
*
201706nara05 また東に歩くと、興福院という尼寺がありました。

拝観は許可制のようで、門は堅く閉まっておりました。

門前のマツヨイグサの黄色が白壁に映えます。
*
201706nara06 さらに数分歩くと、聖武天皇と光明皇后の眠られる佐保山南・東陵にでました。

奈良時代を代表するお二人は、今も仲良く同じ丘陵にお休みです。
*
201706nara29 光明皇后のお墓に参ると、二匹の鹿さんが出迎えてくれました。

奈良にシカは珍しくもありませんが、こちらを警戒しながらも興味深々おそらくエサをくれないかbreadとみている姿は、ほほえましかったです。
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201706nara07 御陵から500mくらい一条通を進むと、東大寺の転害門です。

門前に無料休憩所があるので、一休みcafe
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201706nara09 転害門から東大寺の広い境内を進みます。

この付近は観光客も少なく、緑あふれる散歩道をゆっくりと歩けます。

正倉院に寄ってみました。ここも正倉院展のとき以外は、閑散としてますね(^.^)
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201706nara10 大仏殿の裏側が見えてくると、塔頭寺院がならぶ一角です。
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201706nara11 瓦を積んだ土塀にレトロな消火栓

奈良らしくて、思わずパチリcamera
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201706nara12 塔頭の塀越しに伸びる夾竹桃

夏らしいですねぇー
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(続く) 長くなるので、後半の春日野へ(^^♪
}
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2016.12.30

18きっぷで大和・紀伊・和泉一宮の三社参り (その2)

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Miwa04 12月25日に、18きっぷを使って、大和・紀伊・和泉国一宮の三社参りをしてきました。

三輪駅で下車して、大神神社にお参りして、こんどは和歌山行きの電車で、日前神宮・國懸神宮を目指します。
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Takada01 途中、高田駅で和歌山線に乗入れるため方向転換と接続待ちのため5分ほど止まります。

左から、和歌山線和歌山行き、桜井線奈良行き、関西線快速環状線直通です。
*
Takada02 待ち時間にホームをぶらついていると、こんな跨線橋の記念物がありました。

往時の和歌山線は、京都や白浜、さらには名古屋、東京まで直通する列車も走り、乗換客で賑わっていたんでしょうねぇthink
*
Kitauchi01 高田をでた電車は、御所、吉野口をすぎ山の中に入っていきます。

そして2008年までスイッチバック駅であった北宇智駅に止まります。

急勾配の途中にある駅なので、どんな山奥の秘境駅(笑)かと思ってましたが、意外と開けた町並みで拍子抜けした感じ。

旧ホームや駅舎は廃止後10年たってますが、まだそのまま残っています。
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Gojyou01 五条駅では、万葉集のラッピング電車が見れました。
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Suda01 和歌山線の駅では、路線活性化の手段として「駅舎ペインティング事業」が行われ、沿線の中高生による壁画が描かれている駅が多いです。

停車位置の関係から、撮影できた駅のを紹介します。

最初は、隅田駅です。
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Hasimoto01 南海高野線と接続する橋本駅です。
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Iwade01 すこしシリアスなタッチで描かれた岩出駅です。
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Tainose01 紀伊風土記の丘の最寄り駅の田井ノ瀬駅です。

春日色の105系らしき列車も描き込まれてます。
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Wakayama02 和歌山駅に着きました。

ここから和歌山電鐡貴志川線(通称たま電車)に乗換える予定でしたが、たまたま接続が悪く、日前宮まで歩いていくことにしました。
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201612_3wakayama01 15分歩ほどで、日前宮前に着きました。早歩きですが、電車を待つより早かったcoldsweats01
*
201612_3wakayama02 静かな参道を行くと道は左右に別れ、左が日前宮、右が國懸宮です。
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201612_3wakayama03 日前宮です。
*
201612_3wakayama04 國懸宮です。

どちらも、同じような社殿ですね。
*
Wakayama01 再び、徒歩で和歌山駅に戻って阪和線の快速で、鳳駅へ向かいます。
*
Otori02 鳳駅の羽衣線が発着する西口をでて、北に数分歩くと、和泉国一宮の大鳥神社があります。
*
201612_4otori01 千木・鰹木をあげた立派な社殿です。

拝殿前のビニールシートは、正月の混雑緩和のための仮歩道を養生しているようです。
*
201612_4otori02 西日を浴びて輝く荘厳な社殿。

この日に回った三社の中で、いちばん好ましく感じました(^^)
*
201612_4otori03 境内をひと回りして、北門から出るときに社殿の振り返ると、沈みかけの夕陽がきれいでした。
*
Otori01 鳳駅に戻ると、ちょうど103系が出庫してくるところ。

JR西の103系もいよいよ終電車の発車案内が流れだしました。撮れるうちには、撮っておかないと(^^;
*
Hankai0175 無事に三社参りを終え、日本橋のギャラリーのクリスマス展示を見るために、新今宮で下車しました。

この日の運賃は、3860円。2回目で18きっぷの元はほぼ取れましたhappy01
* (次回は、五新線跡です)
*
*
今回の記事で、2016年のUpをひとまず終了とさせていただきます。
年末年始のご挨拶をはさんで、新年は、1月3日より、18きっぷの旅の続きから
スタートさせていただきます。

ご愛読ありがとうございました。2017年もよろしくお願いしますm(..)m  (管理人)
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2016.12.29

18きっぷで大和・紀伊・和泉一宮の三社参り (その1)

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Kyoto_nara_sen01_2 12月25日に、18きっぷを使って、大和・紀伊・和泉国一宮の三社参りをしてきました。

出発は、京都駅の奈良線ホームから。今回のコースは、奈良線、桜井線、和歌山線、阪和線、環状線、東海道線と乗り継ぎます。大阪近郊区間内なので、途中下車しなければ、隣の駅までのきっぷでもOKですhappy01 

でも、寺社参りで駅から出ないという訳にもいかないので、18きっぷは有用ですねcoldsweats01
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Nara02 奈良駅で、乗り換え時間があるので、駅前をひと回りして時間調整。

高架化されて、はじめてゆっくりと奈良駅を観察(^^)できました
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Nara03 乗り継ぎは、桜井線の桜井行き、105系の2両ワンマンです。

奈良・和歌山地区のローカル輸送を担当する吹田総合車両所日根野支所新在家派出所所属の電車は、ほとんどがスカイブルー一色に塗り替えられて、かつての春日色の電車は、見れませんでしたね。
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Miwa01 奈良市内を出ると、天理市街を除いて単調な田んぼと住宅が点在する農村風景が続きます。

奈良線も含め何度も乗っている区間なので、車内ではもっぱら新聞と新刊書の読書タイムbook

車窓に、大きな鳥居が現れると、最初の目的地三輪駅です。
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Miwa03 ホームから三輪山が望めます。

これから参る大神神社は、三輪山がご神体で、拝殿から神奈備山を伏し拝む古代信仰の名残を今に伝えています。
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201612_1miwa01 そして、三輪といえば「三輪そうめん」ですね。

お出汁のいい匂いの香るnoodle 参道(山の辺の道の一部でもあります)をぷらぷらと.....
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201612_1miwa02 二の鳥居の前には、早やおおきな門松が飾られて、新春準備が進んでいます。
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201612_1miwa03 拝殿前に着きました。

ここから今年一年の無事を感謝し、来たる年の活躍を祈念して、お山を拝みます。
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201612_1miwa04 主祭神の大物主大神は、蛇神だとされており、巳の神杉には、蛇の好物の玉子やお酒が供えられています。
 
201612_1miwa05_2 展望台に上って大和三山を見下ろしました。左から、天の香具山、畝傍山、耳成山です。

香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相あらそひき 神世より かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 嬬を あらそふらしき

万葉集 巻一(十三) 中大兄皇子(後の天智天皇)
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Miwa02 次の列車まで、あまり時間がないので、駅まで急ぎ足でもどります(^^;
(続く) 次回は、日前神宮・國懸神宮、大鳥神社に参ります
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