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6月12日に、奈良を散策してきました。
東大寺の北側から東側にきました。この付近は観光コースですが、さすがに月曜日は人が少ない(^.^)
「草をはむ鹿とお水取りの二月堂」という、典型的な(笑) 絵はがき写真が撮れました。 |
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お水取りに使われる若狭井とは違いますが、(若狭井のある閼伽井屋は非公開)春日山から湧き出る霊水です。
4月に、若狭神宮寺で奈良に送る霊水を汲む井戸を見ましたが、ようやく到着して組み上げる井戸にも来れました(*^_^*) |
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屋根が付き、足元の石組も美しい、登廊を下ります。
ひんやりした空気が昇ってきます。 |
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登廊を降りたところ。
いい雰囲気でした。三脚をたててじっくり撮影されてる方がおられました。
この日は、散歩メインでデジイチを持って来なかったのを悔やんだ場所でした(*_*) |
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続いて三月堂(法華堂)です。
ここは、国宝の不空羂索観音さまがおられるお堂です。
そんなに大きくないお堂ですが、観音さまを中心に、仁王さま、四天王さま、梵天・帝釈天さま、執金剛神(秘仏)の10体の仏像が安置してあります。 |
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上手い具合に観音さま真正面が空いていたので、そこに座ってじっと天平仏を眺めていました。
よいお姿をされています。 |
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坂を上って不動堂まで行ってみました。東大寺の境内でもここは初めてのお参りと思います。
本堂前に立たれた四体のお地蔵様。ふと思いついてうち二体を斜め後ろから写させていただきました。 |
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手向山八幡前から若草山の麓を通って、春日大社の森に入ります。
個人の観光客は少ないですが、外国からのお客様や遠足・修学旅行の子供たちと大勢すれ違います。 |
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鹿さんもたくさんいます。
こちらがエサを持ってないのを見透かして(笑)いるのか、見向きもしませんね。
さすがにお父さんシカは、こちらを注意しているようですが(^.^) |
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藁葺き屋根の茶店をバックにたたずむ鹿さん。
日本昔ばなしの世界です |
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春日大社のお参りも済んで、戻りは中の禰宜道とよばれる春日原生林のなかを抜ける小径をたどります。
いまでも遊歩道以外は禁足地として立ち入り禁止の森ですから、奈良市街から少ししか離れていないのに深山幽谷の雰囲気です。 |
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森をぬけると高畑町。
志賀直哉旧宅などがある、清閑な住宅地です。
柳生街道の出発点でもあります。柳生の里は一度もいったことが無いので、秋口にでも訪ねてみたいですね。
流石に夏場は無理でしょう |
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高畑町から、鷺池に浮かぶ浮御堂を通って、興福寺へ向かいます。 |
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この日の最終目的地の興福寺です。
仮講堂で「阿修羅と天平乾漆群像展」をやっているのを拝観します。
いつもは、国宝館に安置されている阿修羅像ですが、国宝館が工事で休館中のため、こちらに移されています。
どちらかといえば、博物館として「見せる」ことに重点が置かれている国宝館では、かなり間近に阿修羅像を見ることができました。
でも、「宗教空間をイメージ」してもらうがコンセプトの今回の展示では、仏さまは内陣の奥に納まられて、しかも重なりあってやや遠くて見づらい感じですね。 |
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まあ、立体曼荼羅というのか、仏典に基づいて収まるべきところに収まられた仏様はホッとされてるかも(^-^)
お寺本来のあり方としては、この方が正しんでしょうけどネ(^.^) |
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業平寺、不空羂索観音、阿修羅像と、なかなか見応えのあった奈良散策でした。
まんとくんに見送られて、近鉄奈良駅を後にしました。 |
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【おまけ-その1】
近鉄奈良駅では、30000系ビスタEXを使った修学旅行電車が見れました。
大阪か京都までなら特急車は使わないと思うので、名古屋か伊勢方面まで行くのかな。 |
【おまけ-その2】 |
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帰りは、ひさびさに音姫食堂さんに寄せてもらいました。 お昼だけの営業になって、平日に休める日くらいしか食べにいけないので(^^;
この日の日替わりは、焼き魚定食でした。 ご馳走様
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次回は、智積院のアジサイ苑です。 * |
 お帰りは、このバナーから「本館」へどうぞ。 |
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