2017.04.10

あらかわの桃の産地、紀の川市桃山町の桃源郷へ

4月8日は、18きっぷの旅の3回目で、和歌山に行ってきました。まず、和歌山電鐵の貴志駅でたま駅長に会って、バスで次の目的地へ移動します。
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紀の川市のコミュニティバスです。広域合併で誕生した市域を巡回しています。

乗客は、なんと私ひとり(^^; 路線バスですが貸切状態です。貴志川にそって走るバスは、田舎道を集落を縫いながら進みます。まわりは果樹園が広がってピンク色。桃源郷への期待が膨らみます。
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そして降りたのは、その名も「桃源郷口」 バス停の後ろはもう桃畑。
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バス停前にはでっかい桃の看板。うしろの建物は選果場で直売所もあります。
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紀ノ川の堤防から見下ろした、ひと目千本の桃畑。 ピンクの林が遠くまで続いています。
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桃源郷の入り口ちかくには、菜の花畑も作られてピンクと黄色のコントラストが見事です。
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この桃畑のことは、いつもコメントをいただく音姫さんに教えていただきました。ありがとうございますm(__)m
音姫さんのブログはこちら→  http://mac-otohime.cocolog-nifty.com/blog/

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天気が悪くて花の色が映えないのが残念でした
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でも、花にちかづくと、雨でほこりが流されてキレイにみえます。
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朝方の雨しずくが残ってました。
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鑑賞用の花ももの咲いているのはよく見ますが、果樹桃の花をじっくりと見たのははじめてかも(^^)
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こんどは、桃の実のなる初夏に買い出しに来たいです
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天気があやしくなって、ぽつぽつ降り出してきたので、下井阪駅から戻りました。

今回の18きっぷは、ネットで3回分だけ入手して利用しましたが、そこそこ元は取れたかな(^^;
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(次回は、絵本の原画展です)
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2017.04.09

【和歌山電鐵】 いちご電車に乗ってたま駅長に会いに(^^)

4月8日は、春の18きっぷの旅の3回目で、和歌山へ行って来ました。

最初の目的地は、和歌山電鐵の貴志駅です。
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和歌山駅の貴志川線ホームにやってきたのは、いちご電車です。

他に、おもちゃ電車、たま電車、うめぼし電車などユニークな内外装にリニューアルされた電車が走っています。
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ドアの周りにも
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車内にも、いちごのイラストがいっぱい。 
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電車は、桜が満開の終点貴志駅に到着です。
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再び和歌山に戻っていく電車を見送って、
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駅構内に入って、たま駅長に会いましょう。
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駅舎自体がネコの顔になっている、たまステーション

中は、改札口のほか、喫茶コーナーや土産物売り場、そしてたま駅長室があります。
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二代目たま駅長「ニタマ」
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愛くるしい顔つきだった初代に比べて、精悍で貫禄十分(^.^) ですね。
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お客さんがいても、寝てしまったりと気まぐれ(^^; です。
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初代のたま駅長の人形や制服も飾ってあります。
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たま駅長のブロマイドで飾られた時刻表(^^)
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(続く) (次回は、紀の川市桃山町の桃源郷です)
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2016.12.30

18きっぷで大和・紀伊・和泉一宮の三社参り (その2)

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Miwa04 12月25日に、18きっぷを使って、大和・紀伊・和泉国一宮の三社参りをしてきました。

三輪駅で下車して、大神神社にお参りして、こんどは和歌山行きの電車で、日前神宮・國懸神宮を目指します。
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Takada01 途中、高田駅で和歌山線に乗入れるため方向転換と接続待ちのため5分ほど止まります。

左から、和歌山線和歌山行き、桜井線奈良行き、関西線快速環状線直通です。
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Takada02 待ち時間にホームをぶらついていると、こんな跨線橋の記念物がありました。

往時の和歌山線は、京都や白浜、さらには名古屋、東京まで直通する列車も走り、乗換客で賑わっていたんでしょうねぇ
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Kitauchi01 高田をでた電車は、御所、吉野口をすぎ山の中に入っていきます。

そして2008年までスイッチバック駅であった北宇智駅に止まります。

急勾配の途中にある駅なので、どんな山奥の秘境駅(笑)かと思ってましたが、意外と開けた町並みで拍子抜けした感じ。

旧ホームや駅舎は廃止後10年たってますが、まだそのまま残っています。
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Gojyou01 五条駅では、万葉集のラッピング電車が見れました。
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Suda01 和歌山線の駅では、路線活性化の手段として「駅舎ペインティング事業」が行われ、沿線の中高生による壁画が描かれている駅が多いです。

停車位置の関係から、撮影できた駅のを紹介します。

最初は、隅田駅です。
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Hasimoto01 南海高野線と接続する橋本駅です。
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Iwade01 すこしシリアスなタッチで描かれた岩出駅です。
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Tainose01 紀伊風土記の丘の最寄り駅の田井ノ瀬駅です。

春日色の105系らしき列車も描き込まれてます。
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Wakayama02 和歌山駅に着きました。

ここから和歌山電鐡貴志川線(通称たま電車)に乗換える予定でしたが、たまたま接続が悪く、日前宮まで歩いていくことにしました。
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201612_3wakayama01 15分歩ほどで、日前宮前に着きました。早歩きですが、電車を待つより早かった
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201612_3wakayama02 静かな参道を行くと道は左右に別れ、左が日前宮、右が國懸宮です。
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201612_3wakayama03 日前宮です。
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201612_3wakayama04 國懸宮です。

どちらも、同じような社殿ですね。
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Wakayama01 再び、徒歩で和歌山駅に戻って阪和線の快速で、鳳駅へ向かいます。
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Otori02 鳳駅の羽衣線が発着する西口をでて、北に数分歩くと、和泉国一宮の大鳥神社があります。
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201612_4otori01 千木・鰹木をあげた立派な社殿です。

拝殿前のビニールシートは、正月の混雑緩和のための仮歩道を養生しているようです。
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201612_4otori02 西日を浴びて輝く荘厳な社殿。

この日に回った三社の中で、いちばん好ましく感じました(^^)
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201612_4otori03 境内をひと回りして、北門から出るときに社殿の振り返ると、沈みかけの夕陽がきれいでした。
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Otori01 鳳駅に戻ると、ちょうど103系が出庫してくるところ。

JR西の103系もいよいよ終電車の発車案内が流れだしました。撮れるうちには、撮っておかないと(^^;
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Hankai0175 無事に三社参りを終え、日本橋のギャラリーのクリスマス展示を見るために、新今宮で下車しました。

この日の運賃は、3860円。2回目で18きっぷの元はほぼ取れました
* (次回は、五新線跡です)
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今回の記事で、2016年のUpをひとまず終了とさせていただきます。
年末年始のご挨拶をはさんで、新年は、1月3日より、18きっぷの旅の続きから
スタートさせていただきます。

ご愛読ありがとうございました。2017年もよろしくお願いしますm(..)m  (管理人)
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2016.12.29

18きっぷで大和・紀伊・和泉一宮の三社参り (その1)

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Kyoto_nara_sen01_2 12月25日に、18きっぷを使って、大和・紀伊・和泉国一宮の三社参りをしてきました。

出発は、京都駅の奈良線ホームから。今回のコースは、奈良線、桜井線、和歌山線、阪和線、環状線、東海道線と乗り継ぎます。大阪近郊区間内なので、途中下車しなければ、隣の駅までのきっぷでもOKです 

でも、寺社参りで駅から出ないという訳にもいかないので、18きっぷは有用ですね
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Nara02 奈良駅で、乗り換え時間があるので、駅前をひと回りして時間調整。

高架化されて、はじめてゆっくりと奈良駅を観察(^^)できました
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Nara03 乗り継ぎは、桜井線の桜井行き、105系の2両ワンマンです。

奈良・和歌山地区のローカル輸送を担当する吹田総合車両所日根野支所新在家派出所所属の電車は、ほとんどがスカイブルー一色に塗り替えられて、かつての春日色の電車は、見れませんでしたね。
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Miwa01 奈良市内を出ると、天理市街を除いて単調な田んぼと住宅が点在する農村風景が続きます。

奈良線も含め何度も乗っている区間なので、車内ではもっぱら新聞と新刊書の読書タイム

車窓に、大きな鳥居が現れると、最初の目的地三輪駅です。
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Miwa03 ホームから三輪山が望めます。

これから参る大神神社は、三輪山がご神体で、拝殿から神奈備山を伏し拝む古代信仰の名残を今に伝えています。
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201612_1miwa01 そして、三輪といえば「三輪そうめん」ですね。

お出汁のいい匂いの香る 参道(山の辺の道の一部でもあります)をぷらぷらと.....
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201612_1miwa02 二の鳥居の前には、早やおおきな門松が飾られて、新春準備が進んでいます。
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201612_1miwa03 拝殿前に着きました。

ここから今年一年の無事を感謝し、来たる年の活躍を祈念して、お山を拝みます。
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201612_1miwa04 主祭神の大物主大神は、蛇神だとされており、巳の神杉には、蛇の好物の玉子やお酒が供えられています。
 
201612_1miwa05_2 展望台に上って大和三山を見下ろしました。左から、天の香具山、畝傍山、耳成山です。

香具山は 畝傍ををしと 耳梨と 相あらそひき 神世より かくにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 嬬を あらそふらしき

万葉集 巻一(十三) 中大兄皇子(後の天智天皇)
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Miwa02 次の列車まで、あまり時間がないので、駅まで急ぎ足でもどります(^^;
(続く) 次回は、日前神宮・國懸神宮、大鳥神社に参ります
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2016.08.15

夏の18きっぷの旅 道成寺参拝

夏の18きっぷの旅の2回目は、紀勢線の御坊駅に向かうことにしました。御坊といえば「紀州鉄道」、そして「日高御坊と寺内町」、「道成寺」、「煙樹ヶ浜」などが頭に浮かびますね。

今回も日帰りなので、紀鉄と道成寺に絞って回りました。
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家をででちょうど4時間かかって御坊に着きました。

前回の豊橋までは同じ4時間前後で220Km移動しましたが、こちらは170Kmほど、熊取以南が各駅停車なのが、響いているのでしょう
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道成寺までもうひと駅あるのですが、接続が悪いので旧熊野古道を少し歩いていきます。

回りの田んぼは、すでに稲穂が出て初秋の気配。海からの風も心地よくて、足が進みます
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熊野九十九王子のひとつ九海女王子がありました。ほんの少しの距離ですが、大阪市内以外の熊野街道を意識して(笑)歩いたのは初めてなので、ちょっとうれしい(^O^)
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20分ほど歩くと、道成寺の門前に着きました。 石段の上に朱塗りの楼門がそびえています。
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仁王門をくぐり、境内に入ると舞い踊るような雲のしたに、本堂と三重塔ほかの伽藍があります。

お盆もちかく祝日でもあり、暑い盛なか大勢のお参りです。
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本堂にお参りしてから、宝物殿で国宝の千手観音さまと脇侍の日光・月光両菩薩さまを、お坊様の解説付きで参拝します。

縁起に依れば、その昔この地の出身の宮子姫が藤原不比等の養女となり、文武天皇の后となり、やがては聖武天皇を生みます。文武天皇は、国母となった宮子姫の願いによりこの寺を創建したとされます。
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縁起堂に移って、いよいよ道成寺縁起絵巻の絵解きを見物します。 安珍清姫のお話は皆さんご存知でしょうけど、詳しい解説(それもユーモアたっぷりに)聴くのは初めてです。

安珍が奥州の出身だというプロローグとか、二人は蛇道に落ちたが、法華供養を営むと成仏した。そして二人は熊野権現と観音菩薩の化身であった、というエピローグが絵巻に書かれているなど知らないこともありました。

そのほか、能や歌舞伎・浄瑠璃の道成寺物の舞台衣装や写真、それに安珍清姫を題材にした絵画が展示されています。

なかでも御正伸画伯の恋に狂い蛇身に変わっていく半裸の清姫を描いた作品は、ぞっとするほど生々しくドキッとさせてくれますネ(^^)
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御正伸「道成寺抄」
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*Gobou_stn01
帰りは、ひと駅だけですが電車に乗りました。食パン電車(笑) こと、113系2000番台ワンマン改造車です。

いくらリーズナブルに改造したかったにしろ、もう少しデザインに気を配れなかったかと(^^;
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(続く) (次回は、紀州鉄道に乗ります)
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2016.08.14

【阪和・紀勢線】夏の18きっぷの旅 きのくに線で御坊へ

夏の18きっぷの旅の2回目は、紀勢線の御坊駅に向かうことにしました。御坊といえば「紀州鉄道」、そして「日高御坊と寺内町」、「道成寺」、「煙樹ヶ浜」などが頭に浮かびますね。

今回も日帰りなので、紀鉄と道成寺に絞って回りました。
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いつもは、103系の出入りを眺めるだけの(^^; 天王寺駅阪和線ホームですが、今回は紀州路快速に乗車、和歌山を目指します。
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日根野を出たあたりから、運転席の後ろに立ってやってくる対向列車をチェック(^^)

紀伊駅で、103系とすれ違い。103系の和歌山直通の運用はだいぶん減ったと聞きますが、まだ残ってるんですね。
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紀伊中ノ島駅付近でも、今度は低窓車の103系とすれ違い。
きれいなカーブでうまく編成を切り取れました。
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和歌山駅では、わずか2分の連絡で御坊行きに接続。しかも階段を昇り降りして隣のホームに行くので、ひと汗かきます

やはり先頭車で、沿線のチェックを続けます。グッと列車本数が減って複線の施設がもったいないくらい

黒江―海南間のトンネルを抜けていると、下り線をブルーの117系(通称海坊主) が通過したので、無理やり(笑)シャッターを
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海南駅を出ると、海岸線が見え隠れします。

広川ビーチ-紀伊由良間では、湾内に浮かぶ鷹島が、「ひょっこりひょうたん島」を思わせる形で浮かんでました。

沖に霞むのは淡路島です。
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車窓からでっかい風車を見るまで知らなかったのですが、広川町・由良町は、風力発電のメッカでもあります。

小高い丘のてっぺんに真っ白な風車が回っている景色は、なんかシュールな世界にもみえますネ(^^;
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紀伊由良駅の改札風景。

ベンチやごみ箱は今風(笑)ですが、どうみてもSLが走っていた頃から、進化してないですよね。

由良をでると、次は終点の御坊です。4時間に渡る(^^; 長らくのご乗車お疲れさまでした(笑)
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(続く) (道成寺へつづく)
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